東方淫戯録〜幻想郷イチャイチャ生活〜   作:如月 愁

84 / 84
今回は日常回(いちゃいちゃ)です。
イチャイチャしまくります。
それでは、どうぞ。


第八話 日常を平和に過ごします

幻想郷、博麗神社——

 

翌朝。

 

レミィ「愁~おはようのキスして~♡」

 

愁「……ん、おはよ……んっ」

 

レミィ「ふふ♪ おはよう」

 

霊夢「ねえ、朝からイチャイチャするの本当にやめてくれない?」

 

愁「おはよう、霊夢」

 

霊夢「はぁ……おはよう。で、今日は何するつもり?」

 

愁「何もしない」

 

霊夢「え?」

 

愁「何もしない」

 

霊夢「……珍しいわね」

 

愁「せっかくだからのんびりしようかと思って」

 

レミィ「やった♡ じゃあ今日は愁を独占ね♡」

 

霊夢「はいはい……まあ、たまにはいいんじゃない」

 

────────────────────────────────────────────

 

 

縁側にて——

 

愁はのんびり空を見ながら、お茶を飲んでいた。

 

レミィが隣にぴったりくっついて座っている。

 

レミィ「……ねえ、愁」

 

愁「うん?」

 

レミィ「本当に全部終わったのよね?」

 

愁「うん。全部終わった」

 

レミィ「……そっか」

 

少し間があった。

 

レミィ「じゃあ、今日は私に甘えていいからね?」

 

愁「……なんで上から目線なんだよ」

 

レミィ「私はいつも上から目線よ」

 

愁「そうでした」

 

レミィ「(ふふっ)」

 

愁「(レミィの肩に頭をのせる)……でも、まあ、今日ぐらいはそれでもいいか」

 

レミィ「(顔が真っ赤になりながら)……っ! 急にそういうことするのやめなさいよ!」

 

愁「上から目線はどこいったんだよ」

 

レミィ「うっ……」

 

────────────────────────────────────────────

 

霊夢「(遠くから見て)……うわ、あいつら朝から全開じゃないの」

 

フラン「霊夢~!おはよう!」

 

霊夢「おはよう、フラン」

 

フラン「お兄様たちは?」

 

霊夢「縁側でイチャイチャしてるわよ」

 

フラン「え! 私も混ざりた——」

 

霊夢「やめておきなさい。般若が来るわよ」

 

フラン「……般若って何?」

 

霊夢「あとで教えるわ」

 

────────────────────────────────────────────

縁側——

 

愁「……お茶、飲む?」

 

レミィ「飲む♪」

 

愁「(レミィのカップにお茶を注いで渡す)」

 

レミィ「ありがと……(ちょっと考えてから)ねえ」

 

愁「なに?」

 

レミィ「飲ませて」

 

愁「え?」

 

レミィ「飲ませて、って言ったのよ」

 

愁「……(自分のカップを差し出す)」

 

レミィ「(愁のカップをゆっくり飲んで)……ふふ♪」

 

愁「……なんで自分のカップじゃなくて僕のを飲むんだよ」

 

レミィ「意味があるじゃない」

 

愁「…………」

 

霊夢「(遠くから)あんたら本当に朝からやめてくれない!?」

 

────────────────────────────────────────────

~少し時間が経って~

 

居間にて——

 

妖夢「愁さーん!ご飯ですよ~!」

 

愁「はーい」

 

レミィ「(愁の腕にくっついたまま)愁、離れたくない」

 

愁「ご飯食べないの?」

 

レミィ「愁と一緒なら食べる」

 

愁「……一緒に食べるよ」

 

レミィ「(ぱっと顔が明るくなって)やった♡」

 

妖夢「(廊下から)……愁さん、早くしてください。霊夢さんがそろそろ怒ります」

 

愁「今行く今行く」

 

────────────────────────────────────────────

食卓——

 

全員が揃ってご飯を食べている。

 

霊夢「いただきます」

 

全員「いただきます」

 

少し間が空いた。

 

フラン「……ねえ、お兄様」

 

愁「うん?」

 

フラン「今日は本当に何もしないの?」

 

愁「うん」

 

フラン「じゃあ私と遊んでよ!」

 

愁「いいよ。何して遊ぶ?」

 

フラン「外! 外に行こう!」

 

霊夢「……まあ、今日は天気がいいしね」

 

レミィ「私も行く」

 

妖夢「私もご一緒しますね」

 

愁「じゃあみんなで行くか」

 

霊夢「……まあ、いいわよ」

 

────────────────────────────────────────────

 

~外(幻想郷の野原)~

 

フラン「わ~! 広い!」

 

愁「ここ来るの久しぶりだね」

 

レミィ「そうね。……(愁の腕をつかんで)愁、あっちに花が咲いてるわよ」

 

愁「ほんとだ。見に行こうか」

 

霊夢「(付いてきながら)……見に行こうかじゃなくてフランを見ててあげなさいよ」

 

フラン「私は大丈夫だよ! こいしちゃんもいるし!」

 

こいし「一緒に遊ぼ~!」

 

フラン「うん!」

 

妖夢「(二人を追いかけながら)待ってください、お二人ともーっ!」

 

 

花が咲いている場所——

 

レミィ「きれいね」

 

愁「うん……」

 

レミィ「何の花かしら」

 

愁「れんげかな」

 

レミィ「詳しいのね」

 

愁「少しね。……(一輪摘んで)」

 

レミィ「え? 何してるの」

 

愁「(レミィの髪に花を挿して)……似合う」

 

レミィ「っ……(耳まで赤くなって)……も、もうっ! 急にそういうことしないでくれる!!」

 

愁「(笑って)かわいい」

 

レミィ「うるさい!!!」

 

霊夢「(遠くから見て)……朝から夕方まで全部それなの、あの二人」

 

────────────────────────────────────────────

 

しばらくして——

 

フラン「お兄様~! こいしちゃんとおにごっこしよう!」

 

愁「いいよ」

 

フラン「やった! じゃあ最初は妖夢が鬼ね!」

 

妖夢「え、なんで私が——」

 

フラン「スタート!」

 

妖夢「ちょっと待ってください——!」

 

────────────────────────────────────────────

 

愁「(走りながら)霊夢も来なよ」

 

霊夢「私は巫女よ。こんなことで走れると思ってんの」

 

愁「……じゃあ巫女も走れるよね」

 

霊夢「そういう理屈はおかしいわ」

 

愁「(霊夢の手を引っ張る)来なよ」

 

霊夢「ちょっ、引っ張らないでくれる——!」

 

レミィ「(横から)私の方が先よ!(愁の反対側の手を掴む)」

 

愁「(両腕を二人に引っ張られながら)……え、引っ張りっこになってるんだけど」

 

霊夢・レミィ「「うるさい」」

 

愁「……揃うとこ揃うのね」

 

────────────────────────────────────────────

 

~夕方~

 

博麗神社に戻ってきた一行——

 

妖夢「(へとへとになりながら)……今日はよく動きましたね……」

 

こいし「楽しかった~!」

 

フラン「もう一回行こう!」

 

妖夢「いつかにしてください……」

 

愁「(縁側に座って)……久しぶりにこんなに遊んだな」

 

レミィ「(隣にぴったりくっついて)ふふ、楽しかった♪」

 

愁「うん」

 

レミィ「……ねえ、愁」

 

愁「うん?」

 

レミィ「今日みたいな日、また作りましょ」

 

愁「そうだね。また作ろう」

 

レミィ「約束よ?」

 

愁「約束」

 

レミィ「(ふわっと抱きついて)やった♡」

 

霊夢「ねえ、夕ご飯の準備するんだけど手伝ってくれる?」

 

愁「あ、はーい」

 

レミィ「……(愁から離れたくなさそうな顔)」

 

愁「一緒に作る?」

 

レミィ「(ぱっと笑顔になって)行く!」

 

霊夢「(ため息)……まあ、人数多い方がいいか」

 

────────────────────────────────────────────

夕食の準備中——

 

愁「霊夢、次は何切ればいい?」

 

霊夢「人参を切って。薄切りで」

 

愁「はーい」

 

レミィ「私は?」

 

霊夢「……玉ねぎ」

 

レミィ「玉ねぎ! わかった!」

 

しばらくして——

 

レミィ「(目から涙をぼろぼろ流しながら)……っ、っ……」

 

愁「大丈夫?」

 

レミィ「(泣きながら)……大丈夫よ! これは泣いてるんじゃなくて目が——」

 

愁「(そっとレミィの目元を拭いてやって)……玉ねぎは僕がやるよ」

 

レミィ「(一瞬固まって)……っ!!」

 

霊夢「(遠くから)あんたら料理中もイチャイチャするの?!」

 

愁「ごめんって」

 

────────────────────────────────────────────

夕食——

 

妖夢「……今日も賑やかでしたね」

 

愁「毎日賑やかだけどね」

 

フラン「ご飯おいしい!」

 

こいし「うん!」

 

霊夢「そりゃ愁が作ったんだから当然でしょ」

 

愁「霊夢と一緒に作ったんだけどね」

 

霊夢「……まあ、そうね」

 

レミィ「(愁の隣でちょこんと座って)ねえ、愁。あーんして?」

 

愁「え」

 

レミィ「あーんして」

 

愁「……(レミィの口にご飯を運ぶ)」

 

レミィ「ふふ♡ おいしい♪」

 

霊夢「やめてくれる? ご飯が喉を通らないんだけど」

 

フラン「私もあーんして!」

 

愁「フランも? はい、あーん」

 

フラン「あーん♪ おいしい!」

 

妖夢「……(ほほえましいような、なんとも言えないような顔で)」

 

────────────────────────────────────────────

食後——

 

縁側にて。

 

日が暮れて、空が薄紫になってきた。

 

レミィ「きれいな夕焼けね」

 

愁「そうだね」

 

レミィ「……ねえ、愁」

 

愁「うん?」

 

レミィ「今日楽しかった?」

 

愁「うん。楽しかった」

 

レミィ「……本当に?」

 

愁「本当に」

 

レミィ「……よかった」

 

愁「(笑って)なんでそんなに確認するんだよ」

 

レミィ「だって……ずっと大変だったじゃない。あなた、表には出さないけど」

 

愁「……」

 

レミィ「だから……本当に楽しそうにしてるあなたを見ると、こっちも嬉しくなるのよ」

 

愁「……レミィ」

 

レミィ「(ふいっと横を向いて)何よ」

 

愁「ありがとう」

 

レミィ「……(耳が赤くなって)……当たり前のことよ」

 

愁「(そっと手を握って)……ほんとにありがとう」

 

レミィ「……(ぎゅっと握り返して)……もう」

 

────────────────────────────────────────────

 

しばらくして——

 

霊夢「(縁側から顔を出して)……あんたら、そろそろお風呂入りなさい。フランが先に入ってるから」

 

愁「はーい」

 

霊夢「(二人の手が繋がってるのを見て)……まあ、今日ぐらいはいいか」

 

愁「霊夢も何かいいことあった?」

 

霊夢「別に。……ただ、今日はあなたがのんびりしてるのが見れて悪くなかっただけよ」

 

愁「……ありがとう、霊夢も」

 

霊夢「(顔を赤くして)……な、何よ、急に! さっさとお風呂入りなさい!」

 

愁「はいはい」

 

────────────────────────────────────────────

 

夜——

 

寝室にて。

 

フラン「(ころりと布団に転がって)……今日、楽しかったね」

 

こいし「うん!」

 

妖夢「二人とも、早く寝てくださいよ……」

 

フラン「妖夢ー、おやすみー」

 

妖夢「はい、おやすみなさい……(小声で)……今日はいい日でしたね」

 

────────────────────────────────────────────

別の部屋——

 

愁「(布団に横になって)……ふぅ」

 

レミィ「(隣にいそいそと入ってきて)愁~♡」

 

愁「もう来てたんだ」

 

レミィ「当たり前じゃない。(愁の腕に頭を乗せて)ねえ、今日みたいな日が続くのね?」

 

愁「続くよ」

 

レミィ「……ずっと?」

 

愁「ずっと」

 

レミィ「(ふわっと笑って)……やった」

 

愁「おやすみ、レミィ」

 

レミィ「……おやすみなさい、愁♡」

 

────────────────────────────────────────────

 

廊下を通りかかった霊夢「……まあ、ようやく落ち着いたわね」

 

天照「霊夢もよく頑張ったわね♪」

 

霊夢「アンタはどこから出てきたのよ!」

 

天照「ふふ♪」

 

霊夢「(ため息)……神様って本当に好き勝手よね……」

 

 

 

 

 

幻想郷の夜は、今日も静かで平和だった。

 

 

 




どうでしたか?

七武将編のあとの一息つく感じを書いてみました。
レミィと愁のイチャイチャはしばらく続くと思います!

誤字があれば教えてください。

感想・評価してくださると作者のモチベーションが上がります。どんどん書いてください!
絶対送ってきてください!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

受け入れ先は幻想郷(作者:無意識倶楽部)(原作:東方Project)

「幻想郷は全てを受け入れます」▼「じゃあ行こう!すぐ行こう!」(即決)▼遥か昔に作成した僅かなシリアスと適度なシリアルを極力詰め込んだ物語です。▼多大に修正し加筆しましたが誤字や文脈の手直しですので本文の内容は変動致しません。安心してお読み下さい。▼心の吐露↓▼http://twitter.com/@eduard_5_14▼


総合評価:169/評価:8/連載:49話/更新日時:2026年06月05日(金) 21:01 小説情報

忘れ去られたい青年の幻想入り(作者:ohagi57)(原作:東方Project)

完璧に生き、親の言う事を聞く。それ以外は認められなかった青年『上妻 天津(あがづま あまつ)』。▼彼は大学生で卒業を控えている中、雪が降る夜に荷物をまとめて家を出る。▼そんな中、彼はある神社につく。▼やがて、親に追いつかれ家に戻されそうになるが彼の願いが、叫びが何処かの世界が、偶然にも流れ着き…彼をヒビの中に迎え入れた。▼そうして忘れ去られたい青年は忘れ去ら…


総合評価:43/評価:-.--/連載:15話/更新日時:2026年03月02日(月) 12:19 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>