東方淫戯録〜幻想郷イチャイチャ生活〜   作:如月 愁

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今回は日常回(いちゃいちゃ)です。
イチャイチャしまくります。
それでは、どうぞ。


第八話 日常を平和に過ごします

幻想郷、博麗神社——

 

翌朝。

 

レミィ「愁~おはようのキスして~♡」

 

愁「……ん、おはよ……んっ」

 

レミィ「ふふ♪ おはよう」

 

霊夢「ねえ、朝からイチャイチャするの本当にやめてくれない?」

 

愁「おはよう、霊夢」

 

霊夢「はぁ……おはよう。で、今日は何するつもり?」

 

愁「何もしない」

 

霊夢「え?」

 

愁「何もしない」

 

霊夢「……珍しいわね」

 

愁「せっかくだからのんびりしようかと思って」

 

レミィ「やった♡ じゃあ今日は愁を独占ね♡」

 

霊夢「はいはい……まあ、たまにはいいんじゃない」

 

────────────────────────────────────────────

 

 

縁側にて——

 

愁はのんびり空を見ながら、お茶を飲んでいた。

 

レミィが隣にぴったりくっついて座っている。

 

レミィ「……ねえ、愁」

 

愁「うん?」

 

レミィ「本当に全部終わったのよね?」

 

愁「うん。全部終わった」

 

レミィ「……そっか」

 

少し間があった。

 

レミィ「じゃあ、今日は私に甘えていいからね?」

 

愁「……なんで上から目線なんだよ」

 

レミィ「私はいつも上から目線よ」

 

愁「そうでした」

 

レミィ「(ふふっ)」

 

愁「(レミィの肩に頭をのせる)……でも、まあ、今日ぐらいはそれでもいいか」

 

レミィ「(顔が真っ赤になりながら)……っ! 急にそういうことするのやめなさいよ!」

 

愁「上から目線はどこいったんだよ」

 

レミィ「うっ……」

 

────────────────────────────────────────────

 

霊夢「(遠くから見て)……うわ、あいつら朝から全開じゃないの」

 

フラン「霊夢~!おはよう!」

 

霊夢「おはよう、フラン」

 

フラン「お兄様たちは?」

 

霊夢「縁側でイチャイチャしてるわよ」

 

フラン「え! 私も混ざりた——」

 

霊夢「やめておきなさい。般若が来るわよ」

 

フラン「……般若って何?」

 

霊夢「あとで教えるわ」

 

────────────────────────────────────────────

縁側——

 

愁「……お茶、飲む?」

 

レミィ「飲む♪」

 

愁「(レミィのカップにお茶を注いで渡す)」

 

レミィ「ありがと……(ちょっと考えてから)ねえ」

 

愁「なに?」

 

レミィ「飲ませて」

 

愁「え?」

 

レミィ「飲ませて、って言ったのよ」

 

愁「……(自分のカップを差し出す)」

 

レミィ「(愁のカップをゆっくり飲んで)……ふふ♪」

 

愁「……なんで自分のカップじゃなくて僕のを飲むんだよ」

 

レミィ「意味があるじゃない」

 

愁「…………」

 

霊夢「(遠くから)あんたら本当に朝からやめてくれない!?」

 

────────────────────────────────────────────

~少し時間が経って~

 

居間にて——

 

妖夢「愁さーん!ご飯ですよ~!」

 

愁「はーい」

 

レミィ「(愁の腕にくっついたまま)愁、離れたくない」

 

愁「ご飯食べないの?」

 

レミィ「愁と一緒なら食べる」

 

愁「……一緒に食べるよ」

 

レミィ「(ぱっと顔が明るくなって)やった♡」

 

妖夢「(廊下から)……愁さん、早くしてください。霊夢さんがそろそろ怒ります」

 

愁「今行く今行く」

 

────────────────────────────────────────────

食卓——

 

全員が揃ってご飯を食べている。

 

霊夢「いただきます」

 

全員「いただきます」

 

少し間が空いた。

 

フラン「……ねえ、お兄様」

 

愁「うん?」

 

フラン「今日は本当に何もしないの?」

 

愁「うん」

 

フラン「じゃあ私と遊んでよ!」

 

愁「いいよ。何して遊ぶ?」

 

フラン「外! 外に行こう!」

 

霊夢「……まあ、今日は天気がいいしね」

 

レミィ「私も行く」

 

妖夢「私もご一緒しますね」

 

愁「じゃあみんなで行くか」

 

霊夢「……まあ、いいわよ」

 

────────────────────────────────────────────

 

~外(幻想郷の野原)~

 

フラン「わ~! 広い!」

 

愁「ここ来るの久しぶりだね」

 

レミィ「そうね。……(愁の腕をつかんで)愁、あっちに花が咲いてるわよ」

 

愁「ほんとだ。見に行こうか」

 

霊夢「(付いてきながら)……見に行こうかじゃなくてフランを見ててあげなさいよ」

 

フラン「私は大丈夫だよ! こいしちゃんもいるし!」

 

こいし「一緒に遊ぼ~!」

 

フラン「うん!」

 

妖夢「(二人を追いかけながら)待ってください、お二人ともーっ!」

 

 

花が咲いている場所——

 

レミィ「きれいね」

 

愁「うん……」

 

レミィ「何の花かしら」

 

愁「れんげかな」

 

レミィ「詳しいのね」

 

愁「少しね。……(一輪摘んで)」

 

レミィ「え? 何してるの」

 

愁「(レミィの髪に花を挿して)……似合う」

 

レミィ「っ……(耳まで赤くなって)……も、もうっ! 急にそういうことしないでくれる!!」

 

愁「(笑って)かわいい」

 

レミィ「うるさい!!!」

 

霊夢「(遠くから見て)……朝から夕方まで全部それなの、あの二人」

 

────────────────────────────────────────────

 

しばらくして——

 

フラン「お兄様~! こいしちゃんとおにごっこしよう!」

 

愁「いいよ」

 

フラン「やった! じゃあ最初は妖夢が鬼ね!」

 

妖夢「え、なんで私が——」

 

フラン「スタート!」

 

妖夢「ちょっと待ってください——!」

 

────────────────────────────────────────────

 

愁「(走りながら)霊夢も来なよ」

 

霊夢「私は巫女よ。こんなことで走れると思ってんの」

 

愁「……じゃあ巫女も走れるよね」

 

霊夢「そういう理屈はおかしいわ」

 

愁「(霊夢の手を引っ張る)来なよ」

 

霊夢「ちょっ、引っ張らないでくれる——!」

 

レミィ「(横から)私の方が先よ!(愁の反対側の手を掴む)」

 

愁「(両腕を二人に引っ張られながら)……え、引っ張りっこになってるんだけど」

 

霊夢・レミィ「「うるさい」」

 

愁「……揃うとこ揃うのね」

 

────────────────────────────────────────────

 

~夕方~

 

博麗神社に戻ってきた一行——

 

妖夢「(へとへとになりながら)……今日はよく動きましたね……」

 

こいし「楽しかった~!」

 

フラン「もう一回行こう!」

 

妖夢「いつかにしてください……」

 

愁「(縁側に座って)……久しぶりにこんなに遊んだな」

 

レミィ「(隣にぴったりくっついて)ふふ、楽しかった♪」

 

愁「うん」

 

レミィ「……ねえ、愁」

 

愁「うん?」

 

レミィ「今日みたいな日、また作りましょ」

 

愁「そうだね。また作ろう」

 

レミィ「約束よ?」

 

愁「約束」

 

レミィ「(ふわっと抱きついて)やった♡」

 

霊夢「ねえ、夕ご飯の準備するんだけど手伝ってくれる?」

 

愁「あ、はーい」

 

レミィ「……(愁から離れたくなさそうな顔)」

 

愁「一緒に作る?」

 

レミィ「(ぱっと笑顔になって)行く!」

 

霊夢「(ため息)……まあ、人数多い方がいいか」

 

────────────────────────────────────────────

夕食の準備中——

 

愁「霊夢、次は何切ればいい?」

 

霊夢「人参を切って。薄切りで」

 

愁「はーい」

 

レミィ「私は?」

 

霊夢「……玉ねぎ」

 

レミィ「玉ねぎ! わかった!」

 

しばらくして——

 

レミィ「(目から涙をぼろぼろ流しながら)……っ、っ……」

 

愁「大丈夫?」

 

レミィ「(泣きながら)……大丈夫よ! これは泣いてるんじゃなくて目が——」

 

愁「(そっとレミィの目元を拭いてやって)……玉ねぎは僕がやるよ」

 

レミィ「(一瞬固まって)……っ!!」

 

霊夢「(遠くから)あんたら料理中もイチャイチャするの?!」

 

愁「ごめんって」

 

────────────────────────────────────────────

夕食——

 

妖夢「……今日も賑やかでしたね」

 

愁「毎日賑やかだけどね」

 

フラン「ご飯おいしい!」

 

こいし「うん!」

 

霊夢「そりゃ愁が作ったんだから当然でしょ」

 

愁「霊夢と一緒に作ったんだけどね」

 

霊夢「……まあ、そうね」

 

レミィ「(愁の隣でちょこんと座って)ねえ、愁。あーんして?」

 

愁「え」

 

レミィ「あーんして」

 

愁「……(レミィの口にご飯を運ぶ)」

 

レミィ「ふふ♡ おいしい♪」

 

霊夢「やめてくれる? ご飯が喉を通らないんだけど」

 

フラン「私もあーんして!」

 

愁「フランも? はい、あーん」

 

フラン「あーん♪ おいしい!」

 

妖夢「……(ほほえましいような、なんとも言えないような顔で)」

 

────────────────────────────────────────────

食後——

 

縁側にて。

 

日が暮れて、空が薄紫になってきた。

 

レミィ「きれいな夕焼けね」

 

愁「そうだね」

 

レミィ「……ねえ、愁」

 

愁「うん?」

 

レミィ「今日楽しかった?」

 

愁「うん。楽しかった」

 

レミィ「……本当に?」

 

愁「本当に」

 

レミィ「……よかった」

 

愁「(笑って)なんでそんなに確認するんだよ」

 

レミィ「だって……ずっと大変だったじゃない。あなた、表には出さないけど」

 

愁「……」

 

レミィ「だから……本当に楽しそうにしてるあなたを見ると、こっちも嬉しくなるのよ」

 

愁「……レミィ」

 

レミィ「(ふいっと横を向いて)何よ」

 

愁「ありがとう」

 

レミィ「……(耳が赤くなって)……当たり前のことよ」

 

愁「(そっと手を握って)……ほんとにありがとう」

 

レミィ「……(ぎゅっと握り返して)……もう」

 

────────────────────────────────────────────

 

しばらくして——

 

霊夢「(縁側から顔を出して)……あんたら、そろそろお風呂入りなさい。フランが先に入ってるから」

 

愁「はーい」

 

霊夢「(二人の手が繋がってるのを見て)……まあ、今日ぐらいはいいか」

 

愁「霊夢も何かいいことあった?」

 

霊夢「別に。……ただ、今日はあなたがのんびりしてるのが見れて悪くなかっただけよ」

 

愁「……ありがとう、霊夢も」

 

霊夢「(顔を赤くして)……な、何よ、急に! さっさとお風呂入りなさい!」

 

愁「はいはい」

 

────────────────────────────────────────────

 

夜——

 

寝室にて。

 

フラン「(ころりと布団に転がって)……今日、楽しかったね」

 

こいし「うん!」

 

妖夢「二人とも、早く寝てくださいよ……」

 

フラン「妖夢ー、おやすみー」

 

妖夢「はい、おやすみなさい……(小声で)……今日はいい日でしたね」

 

────────────────────────────────────────────

別の部屋——

 

愁「(布団に横になって)……ふぅ」

 

レミィ「(隣にいそいそと入ってきて)愁~♡」

 

愁「もう来てたんだ」

 

レミィ「当たり前じゃない。(愁の腕に頭を乗せて)ねえ、今日みたいな日が続くのね?」

 

愁「続くよ」

 

レミィ「……ずっと?」

 

愁「ずっと」

 

レミィ「(ふわっと笑って)……やった」

 

愁「おやすみ、レミィ」

 

レミィ「……おやすみなさい、愁♡」

 

────────────────────────────────────────────

 

廊下を通りかかった霊夢「……まあ、ようやく落ち着いたわね」

 

天照「霊夢もよく頑張ったわね♪」

 

霊夢「アンタはどこから出てきたのよ!」

 

天照「ふふ♪」

 

霊夢「(ため息)……神様って本当に好き勝手よね……」

 

 

 

 

 

幻想郷の夜は、今日も静かで平和だった。

 

 

 




どうでしたか?

七武将編のあとの一息つく感じを書いてみました。
レミィと愁のイチャイチャはしばらく続くと思います!

誤字があれば教えてください。

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