夏祭りが目前とのこともあり鬼灯くんが食べ荒らすと祭りは成り立たなくなってしまいます。龍次くん達は祭りの準備物を守れるのでしょうか?
三吉鬼宅 鬼界
霊夢「三吉さん大丈夫なのかしら?かれこれ4日も出てきてないみたいだし…。」
慧音「子供達の見守りをずっとしていくれたこともある。案外体調を崩しやすいのかもしれないな。」
魔理沙「でもまあ鬼なんだろ?二日酔いとかじゃねーの?」
優曇華「私の事連れてきたの魔理沙さんですよね?」
霊夢「アンタが1番心配してるんじゃないの?」
魔理沙「べ、別にいいだろ!?ほら、さっさと行こうぜ!」
霊夢「三吉さ〜ん?居る?大丈夫?」
慧音「返事がないな…。」
魔理沙「なんだか…錆びたような臭いが…。」
優曇華「これは……血の臭い?」
三吉「おや、みんないらっしゃい。」
慧音「三吉!?どうしたんだその腕!」
優曇華「直ぐに治さないと!」
三吉「ああ、大丈夫。生えるからね。それよりも何か用かい?」
霊夢「三吉さんが姿を見せないから心配して来たのよ。一体いつの間に右腕を無くしちゃったの?」
三吉?「そりゃ、おなかすいちゃったからね。」
霊夢「大丈夫なの?そんなことして…。」
三吉?「いつもと変わらないよ。」
魔理沙「霊夢、ここは帰ろう。萃香達も言ってたろ?昔は自分の手を食べたりして人とかを食べないように食べれる量を抑えてたって。鬼が嘘を嫌ってるのはお前も知ってるだろ?私達が踏み込んじゃいけないんだよ。」
慧音「そうだな。済まない。邪魔をした。だがそのやり方、だいぶ荒療治だ。」
優曇華「そうです。今度師匠に言って調べてもらいます!」
鬼灯「ありがとう。でも、しばらくはいいかな。自分でどうにかするよ。今日はみんな帰りな?」
霊夢「本当に大丈夫なのよね?」
鬼灯「大丈夫だよ。二日酔いとかじゃない。いつも通りの食事だよ。」
霊夢「ごめんなさい。何も役に立てなくて…。」
鬼灯「来てくれるだけでありがたいよ。またね。」
鬼灯「ふぅ、何とか帰ってくれたか。」
鬼灯?「あんまり人が近くにいるとさらにおなかすいちゃうからね。」
メキッ…ボキボキ…グジャ…
灯鬼「久しぶりに……別のもの食べたいな……。」
妖怪の山 龍次宅
龍次「本当か?本当にアイツは自分の腕を食ってるだけだったのか?」
霊夢「だけって……。」
勇儀「アイツなら割と普通のことだろうが、念の為私ら鬼全員で行った方がいいだろう。」
華扇「宴会などで食べたものは彼にとってはほぼ意味がありません。4日前の宴会で少し体調が悪そうだったのは空腹に耐えかねていたのでしょう。おそらくは霊夢、貴女の身を案じていた可能性が高いでしょう。彼は今なお当時の巫女に討伐された妖魔の力が残っています。なにかの反動で貴女を狙うとも限りませんから。」
勇儀「三吉のことだから物にしてそうではあるけど、物にした結果「引き裂鬼」、もとい「灯鬼(ともしおに)」だったからな〜。」
魔理沙「灯鬼?鬼灯を逆から読んだだけじゃないのか?」
萃香「そう。安直に逆から読んで灯鬼。そう呼ばれてた。」
勇儀「ああなると人を遠ざけるために鬼のクセに嘘をつくんだよな〜。全く、危ないから離れてろって言えばいいのにさ…。」
慧音「鬼灯……ごまかし、か。」
妖夢「この前言ってたやつですよね?」
龍次「何となく分かってたのかもな。俺の叔父さん。」
華扇「恐らく彼はかつての悪鬼と呼ばれた頃に近づきつつあるでしょう。ですが悪鬼に戻る前に止めればまだ灯鬼の状態で留めれます。」
霊夢「ねぇ、灯鬼の時点でなんで「引き裂鬼」なんて呼ばれてるの?」
龍次「それは名のある妖魔を片っ端から引き裂いて食ってたから。俺だって「斬り裂鬼」って呼ばれた時とあったから、勇儀が「鬼神」って呼ばれてたようなものだよ。」
霊夢「つまり、「引き裂鬼」自体は人間に対するものから生まれたわけじゃないのね?」
萃香「正確には人を妖魔から護る時の戦い方から人が畏敬の念を込めてつけた名前だ。さすがにその場で消費するのはどうかと思うけどさ…。」
魔理沙「妖魔食べるのか…。」
華扇「家のペットにも彼に大百足を退けて貰えなければ産まれなかった子もいますからね。」
勇儀「ただ、アイツはそうなると嘘をついてでも人を避けるんよ。あんまし近くにいると腹が空いてくるからね。今頃両角同じぐらいに伸びてるんてる頃だろうね。」
萃香「そうだな。そろそろ見に行こう。」
三吉鬼宅 鬼界
龍次「鬼灯?大丈夫か?」
灯鬼「よう。かれこれ4日ずっと腕食い続けててな。でもなかなか貯まらんよ。過剰に妖力使って、角伸びる所まで行ったのにね…。」
勇儀「大丈夫なんだよな?治るよな?」
華扇「勇儀、落ち着きなさい。彼の努力は本物なのは分かってるでしょう?彼自身誤魔化してでも人間を守ろうとする優しさもある。そう簡単に負けたりはしないでしょう。」
萃香「そうだよ。コイツならどうってことないさ。な?三吉。」
灯鬼「辛くないっていえばまあ嘘にはなるが、耐えれんことはないさ。ただ、こうなった原因がね〜。」
華扇「それなら何となく分かるわ。」
勇儀「おっ、それで原因は!?」
華扇「飽きね。」
萃香「飽き?」
華扇「貴方、恐らく片手で出来る味付けはあらかたやり終えたのじゃないかしら?この状況を打破するにはやはり味変が必要よ。」
灯鬼「だが、味変なんざどうするんだ?幻想郷で手に入るものもあらかた使ったし。」
龍次「外の世界のものとか?」
灯鬼「味変のためだけに外に行くのか!?」
龍次「灯鬼まで戻ってるっていえば紫も許可してくれるだろう。それに、前に来たあの二人、あの子らに手伝ってもらうつもりだ。」
華扇「問題はそれまでどうやって持ちこたえるか。」
勇儀「夏祭りの準備物を食わす訳にも行かないからな〜。」
萃香「かと言って食べさせなきゃやばいんでしょ?」
灯鬼「やっぱり自分でできる限りの料理をして耐えるべきか…。」
妖夢「それは…。」
咲夜「私達に…。」
ミスティア「任せてちょうだい!」
龍次「いつの間に!?」
ミスティア「鬼灯さんお腹すいてるらしいからねー。いつもご贔屓にさせてもらってるし、大事な常連さんは守らないと!」
咲夜「妹様のお相手に美鈴、小悪魔のやる気の向上。パチュリー様も貴方様の書物の貸し出しに感謝しておられます。この場をお借りしてお返ししようかと。」
妖夢「私は幽々子様からの頼みもありますけど、個人的な恩もありますから!」
龍次「幽々子、さすがに早いな…。3人とも。ありがとう。」
灯鬼「まずは食材の確保なんだが…見てて気持ちのいいものでは無いぞ?」
咲夜「下準備は私が。血には慣れております。」
ミスティア「なら私と妖夢さんで調理だね!」
華扇「調理は私も手伝います。」
萃香「私らは酒の準備だ!」
勇儀「ありったけもってくるよ!」
龍次「なら俺は許可を取ってくる。」
八雲家
紫&隠岐奈「「許可しましょう。」」
藍「いいんですか!?そんなことして!?」
紫「紫、背に腹はかえられないわ。特に彼の腹にはね。」
藍「上手いこと言わないでください!それに迷い込んだ外の世界の人間を戻したと思ったら次はその人たちにこちらから接触するなんて!」
隠岐奈「しかし、彼の自制が限界を迎え悪鬼、いや夜叉に成れば間違いなく幻想郷を食らい尽くす。」
藍「……はあ、分かりましたよ…。」
紫「というかわけで行ってらっしゃい☆」
龍次「あ、どうも。」
紫「やばいやばいやばいわよ!」
隠岐奈「困ったぞ…。」
紫「幻想郷外の世界の物で味変するぐらいで済むのなら安いものよね…。」
隠岐奈「とりあえずあの鬼人が心配だ。耐えてくれるといいのだが…。」
外の世界
蓮子「なるほど。それで私達に連絡を。」
メリー「鬼灯さん、大丈夫なんでしょうか…。」
龍次「わからんがこのままだとヤバイのは事実だ。頼めるか?」
蓮子「任せて!でも、こっちからも頼みたいことがあって…。」
龍次「一体なんだ?」
メリー「私達の学校の中に、心霊スポットに行って、そこから怪奇現象が起きちゃうようになった子達がいるんです。その子達の現象の原因を探るのを手伝ってくれませんか?」
龍次「怪奇現象か…たぶんなんとか出来ると思う。」
メリー「ありがとうございます!集合は今日の夜11時になってるんです。大丈夫ですか?」
龍次「それまでにあっちに必要なもの送れば大丈夫だよ。」
幻想郷 三吉鬼宅 鬼界
龍次「つーわけであの二人に付き合うことになったから俺はまた向こう行ってくるぞ。」
灯鬼「わかった。あっちは任せたぞ。」
華扇「なんとか間に合って良かった……。」
勇儀「こっちは任せときな!そっちはまあなんとかなるだろ。」
龍次「じゃ、あとは頼んだ!」
外の世界
龍次「じゃあ、自己紹介からしてもらおうか。」
メリー「この子か、佳奈ちゃん。そしてこっちが亜美ちゃん。最後に美穂ちゃんです。」
佳奈「私達動画配信サイトで動画をあげてるんですけどこの前夏の心霊スポット企画に行ったあと、それ以降の動画で変なことが起こるようになってしまって…。しかも、それが私達自身でも自覚できるほどなんです。」
美穂「最初はコメントでチラホラ触れられる程度だったんですけど最近は本当に酷くて…。この前は車に手形がつけられていたりしたんです。」
蓮子「龍次さん、どう?」
龍次「ひとつ言えるのはこの手のタイプのやつは鬼灯の方が解決早いパターンってことだな。俺でも出来んことはないが、鬼灯ならアイツだけ現場に放り込んどきゃ終わらせれるんだが…。」
蓮子「確かにいけそう…。」
龍次「ここはやっぱり現地に行くしかないか。」
メリー「分かりました。美穂ちゃん、運転頼める?」
亜美「美穂、気をつけてね?」
龍次「現地に行くまでは大丈夫だと思うんだけど…。」
幻想郷
灯鬼「ふむ、これで最後か。」
咲夜「あれだけの量をわずか2分で…。」
灯鬼「正直、足りないかな。」
妖夢「嘘でしょ……。」
ミスティア「もう材料がないよ〜。」
灯鬼「そんなこと言ったってさ…。」
華扇「しかし変ですね。かなり進行しているのに未だ安定しています…。」
勇儀「ああ、それならさっき巫女と魔法使いが「これ食わせてみろ」ってへんな果物みたいなのと薬みたいなの持ってきたから食わせてみたぞ。」
華扇「それって、不安定な状態の鬼が食べていいの?」
灯鬼「何かは知らんが安定はしてる。ただ、足りない分はどっかで補わないとな〜。」
萃香「だ、ダメだよ?幻想郷食べちゃダメだからな!」
灯鬼「いや、いいものみっけた。龍次の近くに食べ応えのある妖気がある。」
華扇「外の世界に行くつもり!?」
灯鬼「そうした方がいい気がしてね。悪いけど行くよ。」
華扇「待ちなさい!一体どうやって…。」
ベリベリッ!
灯鬼「じゃ、いってきまーす。」
紫「遅かったわね…まさか自力で外に行くなんて…。効果あるといいのだけれど…。」
萃香「紫!それよりも大丈夫なのかい?」
紫「恐らく龍次がいるから大丈夫でしょうけど、それでも戻ってきたあとどうなるか…。」
外の世界
龍次「ここか。トンネルなんだな。」
蓮子「なんかもうヤバそう…。」
佳奈「私達、1度車で向こうまで行って、引き返してこっちまで戻ってきてその後帰ったんです。」
龍次「なるほど。その時にか。」
亜美「大丈夫なんでしょうか?車降りちゃって…。」
龍次「多分乗ってると閉じ込められる。ただ、問題は車有り無し関係なくこっちに手を出せるような奴が複数いる可能性があるってこと。」
メリー「龍次さん、あれ…。」
蓮子「メリー!それ近づいちゃだめ!」
ヌラリ…
妖怪?「カロロロロロ……」
龍次「こいつ…怨霊か?いや、怨念が妖魔になったものか!」
妖魔1「クヒャヒャ…。」
妖魔2「ケラケラケラ…。」
妖魔3「グヒャ…ケヒャ…。」
蓮子「こいつら…三体も…。」
亜美「ごめんなさい…ごめんなさい…。」
龍次「謝ってる暇あったら車まで走れ!」
佳奈「亜美立てる?」
美穂「車のエンジンはかけっぱだから乗れば大丈夫。みんな、走ろう!」
妖魔2「ゲロァァァァ!」
龍次「あぶねっ!」
メリー「龍次さん、こっちにも!」
妖魔4「アハハハハ……。」
妖魔5「クカカ…カロロロ…。」
蓮子「龍次さん除いて1匹につき1人って訳!?」
龍次「ったく…邪魔だァ!」
ドッッッゴン!!
妖魔4「グゲギャ!」
佳奈「うっそ…すっご…。」
美穂「佳奈、早く!」
龍次「待て!今離れると…。」
妖魔6「クキャキャキャ……。」
ドスン!
メリー「3人とも大丈夫!?」
佳奈「なんとか…。」
龍次「さすがに多いだろって…うおっ!」
ゴガァン!!!
龍次「痛ってぇ……。んの野郎〜!」
メリー「龍次さん!?大丈夫ですか!?」
龍次「大丈夫だから周り気をつけて!」
蓮子「メリー、上、上!」
メリー「え?」
妖魔3「ケヒャヒャァ!」
蓮子「メリー!」
グボッ…メキメキメキッ!
メリー「え?」
???「ありゃりゃ、悪いねぇ〜。出口と被っちゃったか。まあ、ドンマイ。」
蓮子「鬼灯さん!」
佳奈「え?誰?というか素手で…。それに…鬼?」
龍次「3人とも、とりあえず固まってくれ!」
亜美「…!分かりました!2人とも、今のうちに合流しよう。」
龍次「大丈夫か?鬼灯。」
灯鬼「もちろんね。さて、デザートといきますか。」
蓮子「よっし!鬼灯さんも来てくれたなら後は帰るだけ!」
灯鬼「ほらそこ気を抜かない。巻き込まれても知らないよ?」
蓮子「はぁ〜い。」
灯鬼「んじゃ、頑張って護ってくれよ?龍次。」
龍次「分かってるけど…お前はもう大丈夫なのか?」
灯鬼「それはまあ、こいつら食い終わってからのお楽しみで。」
メリー「やっぱり食べちゃうんですね…。」
妖魔1「カロァァァァ!」
灯鬼「うるさいなぁ〜。」
ザリッ…ボキボキッ!
妖魔1「グガギャア!」
妖魔3「ゲギギャヒャア!」
灯鬼「ほらよ。」
グチャリ……
灯鬼「よし、まず2匹。」
龍次「おい、食うのは後にしてくれよ?」
亜美「食べちゃうの…あれを?」
妖魔2.4.5.6「「「「カロロロロロ……!!」」」」
灯鬼「威嚇してる感じか。」
妖魔2「ゲロロロァァァ!」
妖魔5「クカカゲギャア!」
灯鬼「そらよっと。片方任せたぞ〜。」
龍次「あいよ!オラァ!!」
グジュッ……ボタボタ!!
サクッ……ドチャァ……
龍次「ラスト、任せていいか?」
灯鬼「おう。さっさと車に乗りな。」
美穂「誰だか分かりませんがありがとうございます!えっと…鬼さん?」
龍次「説明は後でするからはやく行こう!」
灯鬼「そうそう。早く行きな。じゃないと。」
妖魔7「キシャシャヒャ……」
妖魔8「ゲラゲラゲラ…」
蓮子「また増えた!」
灯鬼「あいつらは人間の恐怖を吸ったり魂食ったりして増えたりでかくなったりする奴らさ。根絶やしにするにはちょいと時間かかるね。」
龍次「つーわけだ。みんな、戻るぞ!」
トンネル入口
亜美「助かったぁ〜…。」
佳奈「でも、これで怪奇現象収まるんですか?」
龍次「多分あいつならここを心霊スポットじゃなくすることできるだろうからな。」
美穂「こっわ…。」
ゲギャャャャァァァ!!
ガロァァァァァ!!
クヒャヒィ……
蓮子「うわ…あいつらが可哀想になってくる…。」
龍次「うん。運が悪かったな。…さて、こっちのは俺がやりますか!」
大妖魔1.2.3「「「ゴギャャャャァァァァァ!!!!!!」」」
メリー「三体も!?しかも大きい…。」
美穂「龍次さん、大丈夫なんですか?」
龍次「馬鹿言え。俺だってアイツと同じぐらい強いからな。」
蓮子「なんでもいいから早く退くわよ!龍次さん、鬼灯さんと合流したら通ってきたとこのコンビニで!」
スパァァン!
龍次「りょーかい。」
美穂「手刀で真っ二つ…。」
トンネル内
妖魔12「グリャァ……。」
メリメリメリ!バキボキッ!……ゴックン…
灯鬼「いや〜食った食った。大丈夫そうだね。身体は。」
ズドン!
妖魔13「ゲリャロロロ……!」
灯鬼「帰らせてよ〜そろそろ。」
トンネル外
スパァン!
大妖魔2「…………」
大妖魔1「ゴァァ!」
龍次「ソリャ!」
ドパァァァン!」
龍次「ん?新手か?」
親玉妖魔「ゲロロロロロ…!」
龍次「なるほど、親玉か!」
トンネル内
灯鬼?「いやはや。困ったね。いっそ全部殺るか。」
妖魔18〜24「グロロロ………」
引き裂鬼「悪鬼奥義「世裂鬼」。」
グチャッ!
引き裂鬼「國一呑」
ゴキゴキゴキッ!
灯鬼「さて、行くか〜。」
トンネル外
龍次「キッツ〜。取り巻きが邪魔くせぇ!」
親玉妖魔「ギャロロロラァ!」
龍次「鬼舐めんじゃねぇよ!」
灯鬼「だな。舐めて済むもんじゃねぇし。」
龍次「やってみるか?久々に。」
灯鬼「やるか。」
龍次「行くぞっ!散花「桔梗の裂花弁」!」
灯鬼「開花「風船華灯」。」
大妖魔3「グガゴァ…。」
大妖魔4「ゲギャグィギァ……。」
親玉妖魔「グロゲガァァァァァ!!!」
龍次「いっちょ前に怒こりやがって。」
灯鬼「悪いがそれはそっちのセリフだぞ?出来損ない。」
龍次&灯鬼「「酒宴「怪異眠る宴後」。」」
スッ…………グチャァ…
蓮子「いや〜本当にありがとう2人とも!」
メリー「これ、あの3人から預かってたんです。」
鬼灯「ちゃんと口止めしといてくれた?あの娘達食べたくないんだけど。」
龍次「それについては大丈夫。元々俺が言ってたから。」
鬼灯「俺の事は言ってたのか?」
メリー「言ってませんでしたね…。」
蓮子「でも、あの3人、口外しないって言ってたから大丈夫!」
鬼灯「だといいんだけどね〜…。んで、何この人だかり?」
龍次「そりゃお前、今どき和服に下駄の人間がレストランで山積みの皿に囲まれてりゃ目を引くだろ…。金あるんだよな?」
鬼灯「そりゃあるさ。ちゃんと現金でな。」
蓮子「やっぱり、鬼灯さんの胃袋ってどうなってるの…。」
翌日 幻想郷 博麗神社
霊夢「なんやかんや解決はしたのね〜。」
紫「ヒヤヒヤしたわよ…。」
魔理沙「びっくりしたぜ。急に「天界に行け!」って言われるんだから。」
霊夢「そうよ。月に行けって優曇華辺りに言えばいいじゃない?」
紫「永遠亭の人たちには別のことしてもらう必要があったの。あれらがなければ今頃幻想郷は大騒ぎよ。」
魔理沙「でもいいのか?聞いた所によると、あの果物、黄泉竈食とやらになるかもしれないって言ってたぞ?」
霊夢「こっちのも本来霊体の奴に飲ませるものじゃないって言ってたわよ?」
紫「そうね。種明かししておきましょう。貴女達に用意してもらったのは肉体を元に戻す効果と不死になる効果を持つもの。それを幽鬼だった彼に取り込ませた。」
魔理沙「そんなことしたらむしろ戻っちゃうんじゃないのか?」
紫「大丈夫よ。元々彼のあの症状は霊体であるにも関わらず肉体を維持してそれを食べ続けたから。本当は何も食べてないのに思い込みでここまで抑えれてるのは流石としか言いようがないわ。」
霊夢「でも、それなら尚更なんで肉体を戻したの?」
紫「簡単よ。霊体のままじゃ自分で食べる身体も満たす胃袋もないからよ。幽々子と似たようなものかしらね。元々が幽々子より大食らいだったから満たすための物がなくなって悪化したのよ。」
霊夢「じゃあ、今は限界があるのね?」
紫「そうね。大食らいなのは変わらないけれど幻想郷を飲む混むことは無理でしょうね。幸運なことに彼が妖魔になることもなかった。」
魔理沙「外の世界で妖魔の入れ食いしてたんだろ?大丈夫なのか?」
紫「もちろんそれも大丈夫よ。これで「亜鬼 鬼灯」が出てくる事はないでしょう。」
霊夢「紫ひとついいかしら?」
紫「何かしら?」
霊夢「三吉さん、角が同じぐらいになって、しかも前より覇気みたいなの強くなってるんだけど…。」
紫「元気にしすぎちゃった☆」
霊夢「元気にしすぎちゃった☆じゃないわよ!あれこそヤバいでしょ!」
鬼灯「まあ、俺は大丈夫だから大丈夫だろ?」
魔理沙「えぇ……なんだろ、これが元々だったと考えると確かに紫達も警戒するよな…。」
龍次「鬼灯〜。いつまで妖魔の肉食ってんだよ〜。祭りの準備手伝ってくれよ〜。」
鬼灯「(ゴックン!)プハァ〜。そんぐらいやれよ〜。」
龍次「なんでだよ!俺達手伝いだろ!?」
紫「まあ、これで鬼灯は幽鬼ではなく普通の鬼に戻ったわ。代わりに鬼界から無理やり鬼道繋げたり壁透過の能力はそのままみたいだけど…。」
霊夢「まあ、無事で良かったわ。」
魔理沙「それにしてもよく食うな〜。」
鬼灯「そろそろ霊体だった分含めて満腹になるからそれ以降は他の鬼と同程度でも満足できるようになるぞ。」
霊夢「それでも大分じゃない…。」
鬼灯「アハハッ!そんなもんか!」
龍次「いいから手伝ってくれ〜!!」
今回で鬼灯くんが1度「引き裂鬼」まで戻りトンネル外にて灯鬼として完全復活致しました。トンネル外での合体技(スペルカードに後々なるかも)はあの従兄弟の専用技です。
設定的な話
妖魔達の鳴き声は「クヒャヒャ」のような笑い声のような鳴き方にしました。これは蓮子ちゃん達を追い詰めて楽しんだ上で食べることを想像しているからですね。
なお、鬼灯くんも戦闘中めっちゃニタァってしてます。ヨダレはギリ垂れてません。
外の世界では2人とも普通は和服着てないのですが今回は鬼灯着替えずに来てフードファイタードン引きの量を食べたので目立ってます。
さて、次回はいよいよ夏祭り編!そして命蓮寺組などの妖怪達が出る予定です!
幻想郷で人里で行われる夏祭り。食べ物に関してはセーフだったみたいですが、もうひとつ、やることはあるようです。