とは言っても主な準備をするのは妖怪達。人里の中は人がしますが命蓮寺はやはり妖怪が準備をするようです。
幻想郷 妖怪の山
椛「お、おおお、王手です!!」
鬼灯「ふむ…参りました。」
椛「ふぅ〜。やっと勝てた…(終わった、終わった!やっと開放される!鬼の顔真正面から見ながらの将棋はやっぱりするもんじゃない!)」
鬼灯「飛車角落ちとはいえ負けるとはね〜。すごいじゃん。」
椛「あ、ありがたき幸せでございます!!!」
鬼灯「そんなに硬くならなくてもいいのに。」
椛「いえ、鬼様にそのようなことは…」
白狼天狗「お〜い椛?呼ばれてる………」
鬼灯「ども。」
白狼天狗「お取り込み中失礼しましたぁぁぁぁぁぁ!!!!まさか対局中だとは思わず…。」
鬼灯「いや、終わったあとだから…。」
椛「(呼ばれてる!?どうしよ…将棋してて遅れたってバレたら…)」
鬼灯「そういや椛ちゃん、呼ばれたんだよね?」
白狼天狗「はい、上からのお達しなのですが…。」
鬼灯「なら俺も行くよ。遅れた原因俺だから。」
白狼天狗「しかし…。」
椛「さすがにそれは鬼灯様に悪いです…。」
鬼灯「いいのいいの。それに鬼灯さんで大丈夫だからね?(うわ〜やっぱり怖がられてる…。対局中そんなに険しい顔してたか?何?気分損ねたら即座に食ってくる人だと思われてるの?)」
妖怪の山 天狗の里
鴉天狗「誠に申し訳ございません。お山に来られてらっしゃったのにも関わらず…。」
鬼灯「いやいや、大丈夫ですから、ね?頭を上げて。元より祭りの準備でやる事やって暇だから将棋持ちかけたのはこちらですから。」
白狼天狗「椛、アンタなんかしたの?」
椛「やってませんよ!ただ、誘われたから将棋打っただけです!」
白狼天狗「それにしても気にいられてるみたいだね。」
椛「怖いよ!お菓子とか持ってきてくれるし、他の方と違って打ち解けやすいけどそれでもやっぱりいつ勇儀様あたり来るか分からないから怖いよ!」
鬼灯「まあ、怖いのは仕方ないよねー。」
椛「!?!?!?」
鴉天狗「いえいえそんな滅相もない。」
鬼灯「そうかい?俺が椛ちゃんと来た時の態度の変わり方、納得と恐怖の混ざった顔してたけど?」
鴉天狗「そ、それは…。」
鬼灯「いや、分かってるからいいよ。もはや迷惑なんかね〜俺ら鬼って。」
白狼天狗「……あの、そんなことないと思いますよ?」
鬼灯「そりゃ、どうしてだい?」
白狼天狗「椛から話聞くことありますが、鬼の方々のここしばらくのお話、昔と比べて色んな種族と近づいていると思います。力が強すぎて怖いと思うことはもちろんありますけど、少なくとも居て迷惑でしなないとは思いません。」
鬼灯「なるほど。若い娘に言われちゃったか。若いのってやっぱり変わってくんだね。」
椛「あの、またお相手お願いできますか?」
鬼灯「俺で良ければね。またお菓子作ってくるよ。」
白狼天狗「て、手作り?」
鬼灯「それじゃ、命蓮寺に用があるからまた今度〜。良ければみんなもお祭りおいで〜。」
白狼天狗「椛。」
椛「な、何?」
白狼天狗「後で味の感想教えて。私も鬼様の手料理食べてみたい!」
椛「えぇ…。」
文「ふふふ…鬼様の手料理ですか…これは面白そうです!」
命蓮寺
鬼灯「こんにちは〜。」
ぬえ「おっ、きたきた〜。いや〜聖は人里の方に行ってるからね。助かるよ〜。」
鬼灯「おや、ぬえちゃんだけなのかい?」
ぬえ「いや、響子はあそこ。」
響子「ガタガタガタガタ」
鬼灯「俺なんかしたかな?」
ぬえ「さあ?私はともかく、やっぱり普通の妖怪は鬼相手じゃ無理みたい。」
鬼灯「まあ、とりあえず始めますか。」
小傘「(今日は皆が来る日。思いっきり脅かしちゃうんだから!ああ〜楽しみ!今日のわちきは何にでも勝てそうだよ〜。おっと?誰か来たぞ?よし!練習がてらに……)ばあぁっ!あいてっ!痛てて…誰だい?」
小傘「……………」
鬼灯「やあ。」
小傘「(やばいあの鬼だ!よりによってあの時の鬼だ!どうしよなんだかズゴゴゴゴゴゴゴって感じの気迫がするよ!)」
鬼灯「大丈夫?」
小傘「あ、えっと、はい。(ひぃぃぃぃ!どうしよ、原型なくなる位にボッキボキにされたらどうしよ!!)」
鬼灯「ふむ。怪我がないならいいや。気をつけるんだよ〜。」
小傘「あっ、はい。ありがとうございます〜。(良かった!ダメージないみたいで良かった!)」
ぬえ「アンタ何してんの?」
小傘「ひぃぃぃぃ!」
ぬえ「言っとくけど人驚かさないでよね?私まで怒られるんだから…。」
小傘「わかったよ!お願いだから羽交い締めしないで!」
鬼灯「へぇ〜結構屋台で来てるんだな〜。」
マミゾウ「おっと、来よったか。すまんのう。儂の知る限り酒を大量に貯めておける場所を簡単に用意してくれそうなのはお前さんぐらいだからのう。ところで…その頭大丈夫かの?というか後ろで誰か泣き叫んでおらんか?」
鬼灯「ああ、あれ?さっきぶつかった。なんで泣いてるのかは知らん。そんでこの頭は今朝ぶつけた。」
マミゾウ「ぶつけたと言うにはなんというかその…頭かち割られたという方が近くないかの?両角半分ぐらいないし、頭に怪我したあとあるんじゃが…。正直言って子供からすれば怖いと思うぞ?」
鬼灯「ああ〜。だから今日天狗とかやけに顔強ばってたのか。いや〜これまで気にしてなかったんだけど無意識に透過出来なくなったのと、後はもう片方も角伸びたから今まで通りやると当たるんだわ。こんど建て替えるか。」
マミゾウ「そうじゃの。その方がいいじゃろう。子供達からすれば恐怖以外の何者でもないぞ?」
鬼灯「そんなにやばいのか。ちょっと額の怪我だけでも治してくる。」
小傘「やだよぉ〜謝るなんて!あんな傷だらけの鬼何されるかわかんないよ!」
ぬえ「いいから行くんだって!お手伝いに来てくれてるんだから!」
聖「帰りましたよ〜。ってぬえ!何してるんですか!泣かしちゃダメでしょう!」
ぬえ「ちょっと待って!聖!これは…。」
ゴチン!
ぬえ「ぬぇぇぇぇぇ〜!殴ることないじゃない!」
鬼灯「マミさん、どうだ?治ったか。」
マミゾウ「確かに治っとるな。さて、戻ってきて早々悪いんじゃが、アレをどうにかしてくれんかの?」
鬼灯「………確かに、聖さん止めるのは骨が折れそうだな。」
小傘「わちきが悪かったよ…。怪我してて顔が怖いってだけで泣き叫んだりして…。普通に失礼だよね…。」
聖「ごめんないねぬえ。貴女が泣かせたと思い込んでしまったわ…。」
ぬえ「いいよ…。大丈夫だから…。」
鬼灯「うーんこれまたデカいタンコブだな。そしてそろそろ太ももに巻き付けてるその翼のような器官解いてくれないか?足痺れそうなんだが。」
ぬえ「もうちょっとこのまま…。」
マミゾウ「よしよしぬえちゃん。泣かなくてええんじゃぞ。」
鬼灯「いつまでこのままなんだよ〜。誰か助けてくれ〜。」
ナズーリン「お困りのようだね?」
聖「あら、一輪に星は?一緒じゃないの?」
ナズーリン「いつも通り宝塔を無くしてね…。ところで鬼くん。なにかお困りのようだが。」
鬼灯「いや、ぬえちゃんがなかなか離してくれなくてね。」
ナズーリン「なら簡単だ。引きちぎればいいだろう?」
ぬえ「ちょっと!?やめてよね…やらないよね?ねぇ!?」
鬼灯「いや〜だってこれから動かんとダメだからな〜。しかも、俺上手く飛べんし。」
聖「あら、飛べてませんでしたか?」
鬼灯「あれは浮遊だからね。霊体だったから浮いてたの。未だなんの術も使わず飛ぶって感覚はないね。幻想郷に居て長いけど鬼になりきるまで飛ぼうとした事は1度もなかったし。」
ぬえ「あれ?じゃあここまでどうやってきたの?」
鬼灯「そりゃ、ジャンプしてきたよ。」
ぬえ「…蹴らないでね?」
鬼灯「なら解いて?」
ぬえ「分かった。」
聖「ぬえが言うことを聞くとは。そういえば八瀬童子と面識があると仰られてましたね。どうでしょうしばらく
ここで修行してみては?」
鬼灯「それ参拝客減りませんか?」
妖怪の山 守谷神社
早苗「とは言われまてもねぇ〜。今日お祭りですから。」
紫苑「そんなこと言わずに…お願いだよ…。」
龍次「つーか何したんだよお前ら?博麗神社壊したか?」
女苑「今日はお客さんが来る予定だし、アンタ達がいると来た人に取り付くから今日のところは別のところへ行きなさい!って…。」
萃香「うーん、酷い話だけど、確かに今日は子供連れもいるし何かと最近は物騒だ。アンタ達の能力で博麗神社に来た人たちが帰り道なにかに巻き込まれないとも限らない。帰り道の危険度は守谷神社の比じゃないだろうからね。」
紫苑「だからって追い出さなくったっていいじゃないでしょう…。」
神奈子「かと言ってここでも住んでもらうのは難しいぞ?お前達の能力をうち消せそうなのは…。」
諏訪子「命蓮寺の毘沙門天ぐらいかな〜?」
龍次「でも命蓮寺の方が人多いだろ?もしかしたら鬼灯が持ち込んだ酒全部が爆発するとか有り得るぞ?」
神奈子「どんだけあそこに運んだんだよ…。」
龍次「鬼灯曰く「大人数が酒をまとめて飲むのならあそこだろうから質は落ちるが量は多めにしといた。余裕を持って時間かけて作れる酒は博麗神社や守谷神社に回してる」ってな。」
早苗「霊夢さんのことです。やっぱりお賽銭かな?」
龍次「いや、生活費は鬼灯がちょこちょこ渡してるから信者獲得だろうな。実際俺たち2人を祀るか祀らないかで少し話したし。」
女苑「アンタ達も神様なのかい?」
龍次「俺らは酒飲みに行って代金をその場で払わない代わりに10倍分のもっといいものを置いてくって事してるからな。そーいうことしてたら祀られた。ただ、そういった羽振りのいいお金の絡むことは鬼灯の方がいいかもな。俺は手伝いとか中心だし、それも兼ねて俺たちふたりで祭りの準備してるからな。」
紫苑「どちらか2人の家にしばらく置いてもらうこととかは出来ないかい?」
早苗「私からもお願いできますか?タライ回しみたいになっちゃいますが、それでもお家がないのは可哀想ですし…。」
龍次「そーだなー。鬼灯のとこ3人で行ってみるか。アイツ命蓮寺にいるし。」
命蓮寺
龍次「なんかものすごーく警戒されてるな。」
寅丸「そりゃ、疫病神が来てますからね。」
龍次「鬼灯に用があって来たんだけど。」
一輪「あの鬼さんならいまぬえちゃんに気に入られてるみたいですね。」
ナズーリン「どうした?ご主人。」
鬼灯「騒がしいな。」
寅丸「…普通に来てますね。」
龍次「あの、何してんの?」
鬼灯「寝かしつけてんの。傘と鵺を。動けんから今は首だけね。」
龍次「お前飛べなかったっけ?」
鬼灯「飛べなくなった。」
龍次「まあいいや、実はなかくかくしかじかでな。」
鬼灯「なるほど。めしめしウマウマってことか。」
龍次「本当に分かってんのか?」
鬼灯「要は家で預かりゃいいんだろ?お前さんのとこで1人預かるにしろ2人共にしろ、またその逆にしろ居場所がなくて、疫病神がちょいといても影響少ないところが俺らってことだろ?」
龍次「まあそうだが…。」
女苑「いいの?」
紫苑「私たちが居ても。」
鬼灯「俺は大丈夫だぞ。これ以上さがる運もないだろ。」
龍次「お前そんなに運悪い…いや、悪いな。悪くないと生贄になんかされんわ。」
鬼灯「そんじゃ、また後で。龍次、案内頼んだぞ〜。」
龍次「あいよ。そんじゃいきますか〜。」
聖「おやお顔が戻ってますね。」
ぬえ「ふぁぁ〜……眠いよ…。」
聖「ぬえ、そろそろ起きなさい。小傘ちゃんも。」
小傘「気持ちいいもんだね〜鬼の膝も…。」
鬼灯「やることは終わってるからな〜。後は待つだけだよ。」
聖「そういえば鬼の方々は髄分長く地底におられましたが貴方達三吉鬼とは私もお会いしたことありませんでしたね?」
鬼灯「俺らは外の世界でも微妙に話が残ってるからな。ほかの鬼と違って信仰の対象になってたから名前だけ残ってるからこそこうやって行き来できるんだよ。」
寅丸「名前だけ崇拝されていて悲しくないのかい?」
鬼灯「元々三吉鬼と呼ばれた奴らは本物の三吉鬼の真似事をしてるようなヤツら。今外の世界で名前が残ってるのはその最初の一体。ただ、俺らみたいに似たようなことしたヤツも三吉鬼として認識されてるからね。」
寅丸「なるほど。代表ひとりが信仰の対象になっているようなものか。」
鬼灯「そうだな。………それにしても妖怪にも人にも平等な寺とはねぇ…見ない間に随分変わったよ。」
聖「命蓮は今は亡き私の弟の名前です。ある意味で私の師でもありますね。それにしても…少々不穏な気配がしますね。」
鬼灯「だな。」
灯鬼「ここは任せてくれないか?」
聖「………客人に任せるのは…いや、ここは私が行くより任せるべきでしょう。お願いします。」
灯鬼「それじゃ。すぐ戻る。」
守谷神社
龍次「いやな気配がするな…。」
早苗「そうですか?」
諏訪子「早苗もまだまだだねぇ〜。ゾワッとするというか舐めつけるようないやらしい気配がするよ。」
神奈子「それに…この飢えたというかなんというか…そんな気配もするんだが。」
早苗「それも私だけ感じてないんですか!?」
華扇「龍次、いる?」
龍次「華扇か。鬼灯がもう向かった。たぶん灯鬼になってるはず。」
神奈子「なるほど、あれがねぇ…。」
龍次「多分前外でみた妖魔だろう。ここでも似たようなのを見たって外の世界の娘達が言っていた。」
華扇「他は大丈夫なのかしら?」
龍次「多分鬼灯が食いつくしてる。大丈夫だろう。ただ、祭りが始まった時に群れで来るかも。」
早苗「群れで来るんですか!?」
華扇「落ち着きなさい。彼なら数十体まとめて来ても平らげるでしょう。というか、彼自体もはや上級妖魔に近いものだからあの程度の妖魔じゃ逃げ出すかもしれないわね。まあ、逃げられたら困るから追いかけてるんでしょうけど。」
早苗「どういうことです?」
龍次「あいつが昔取り込んだのは元神の妖魔、つまり妖魔の中でも最上級の奴。それを取り込んでそのまま自分の力にした結果あれだけ大食らいになった。妖怪達が感じる恐怖とかは鬼としての恐怖+強い怨霊みたいな物の恐怖ってこと。」
神奈子「そんなのが霊体だったんだね。確かに、器を常に無理やり作っておく必要がなくなった分今の方が安定しているみたいだね。」
早苗「ん?待ってくださいよ?ということは三吉さんと同等の龍次さんや勇儀さんって…。」
華扇「早苗。知らない方がいいこともあるのよ?それに鬼灯は単純な力が勇儀並に強いだけよ。龍次はどちらかと言うと萃香寄りね。」
早苗「やっぱりお強いんですね。」
龍次「まあ、準備終わったし、俺たちは休んどこ。」
早苗「ほっとくんですか!?」
諏訪子「早苗、死にたいのなら見てくれば?」
龍次「巻き込まれて終わると思うぞ。でもアイツ前のは凄かったな。腕から光の剣出したりしてたぞ。」
早苗「なんですかそれ!?観たいです!というか行ってきます!」
諏訪子「ちょっと早苗!?!?」
妖魔「カロロロロロ…。」
灯鬼「まーたこの見た目のか…。」
???「三吉さん!助けに来ましたよ!」
灯鬼「ん?うぉぉ!ロボット!?」
早苗「どうです?これが河童の皆さんに作って貰ったヒソウテンソクです!!!」
灯鬼「はぇ〜。これまたロマンあるものを。」
妖魔「カロロロ……!」
早苗「ここは私に任せてください!」
灯鬼「オーケー。ならこれ使いな。よっと!」
ドゴォォォン!
早苗「地面から棍棒が!?」
灯鬼「今作ったんだ。サイズもバッチシだ!ぶちかませ!」
早苗「ありがとうございます!行きますよ〜!ヒソウテンソク、オーガホームラァァァァァン!!!!」
ピキャァァァァァン!!!!
妖魔「グルォガァァァ!!」
早苗「すっご!飛んだ!」
灯鬼「後は任せてもらおうか。酒宴「鳳千華」!」
早苗「おお〜!」
守谷神社
龍次「おっ、来たか。」
諏訪子「なんか飛んで来てるよ!!」
神奈子「まずい!準備が!」
華扇「さて、やりましょうか。」
龍次「ほいほい。」
華扇&龍次「三仙歌「竜道」!!」」
妖魔「ゲルラァォォ!」
諏訪子「わお…なんにも残らず消え去った…。」
早苗「なんでしょう?守谷神社で花火でもあげたんでしょうか?」
灯鬼「多分さっきの妖魔が爆発したんでしょ。そんじゃ
、俺は帰るからね〜。」
早苗「三吉さん!今度ヒソウテンソクの改造手伝ってくださいね〜!!!」
命蓮寺
マミゾウ「ふむ、厄介じゃの。」
聖「いえ、処理担当のおかえりのようですね。」
バクンッ!
ぬえ「おお〜!丸呑み!」
村紗「なんだかちょっとグロいな…。」
鬼灯「悪かったな。」
聖「どうでしたか?」
鬼灯「12匹ってところか。外の世界が荒れてるみたいだね。今なお部落とかで差別してるみたいだし、宗教迫害もあるらしい。それでこんなに妖魔が産まれてるんだろうね。魔界に行くことも出来ずこっちに流されてきてるんだろうね。」
聖「1度魔界に行くための道を作ってもらいましょうか。」
鬼灯「今度言ってみるよ。」
里人「聖様、ありがとうございます。準備で忙しい中…。」
聖「大丈夫ですよ。恐らくこれでしばらくは妖魔が出ることはありません。」
里人「いつも本当に申し訳ありません…。」
鬼灯「ふむ…。」
ぬえ「どうかしたのかい?」
鬼灯「いや、人と妖怪。その共存を目指すと言っても、力ある妖怪側がそれを呼びかけるのと力ある人側から呼びかけるのではここまで変わるのだとな。妖怪側から呼びかけるには鬼は少々力が強すぎるようだ。」
ぬえ「ならさ、ここの妖怪達に任せてみない?私だって仲良くしてくれる人もいるんだよ?ここから始めればきっと仲良くやってけるよ。」
鬼灯「なるほどな。なら俺は地底の方どうにかするか…。」
ぬえ「地底か〜。さすがにあそこに行くのはこいしちゃんに会いに行く時だけにしたいから任せるよ〜。」
博麗神社
霊夢「出来たわ!」
紫「そのようね。」
守谷神社
早苗「終わりました〜!」
龍次「おつかれさん。」
地底
空「温泉の準備は終わったよ!」
勇儀「後は河童の発明品がどうにかしてくれるはずさね。」
こいし「お姉ちゃん!私達も行こうよ〜!」
命蓮寺
聖「皆さんご協力ありがとうございました!」
里人「いえいえ、あっしらで良けりゃお手伝いいたしますぜ!」
鬼灯「さて、最終確認といくか。」
妖怪の山
萃香「おっし!準備は出来てるよ!」
勇儀「後は夜を待つだけだな〜。」
華扇「きっと素晴らしいものになりますよ。」
龍次「もちろん。」
鬼灯「コンガラさん達から連絡。打ち上げは何時でも大丈夫だ。」
人里
牛崎「早く暗くなって欲しいですね!」
コンガラ「しかし、我々がこういったことをするとはな。」
明羅「たまにはいいのではないか?こういったことも。」
アリス「みんなお疲れ様!メディスンもね〜。」
メディスン「ねぇねぇ、ご飯くれるんだよね?」
アリス「もちろん!他の方々も一緒に食べましょう!」
三吉鬼宅 鬼界
鬼灯「ただいま。」
紫苑「お、おかえりなさい…。」
鬼灯「なんか食べてたのか?」
女苑「ごめんね…。」
鬼灯「いや、いいさ。それより祭り行くぞ。」
紫苑「いや、でも…。」
鬼灯「ちゃんと服も用意しといたから。な?」
博麗神社
霊夢「いや〜ありがとうね!…あら?紫苑に女苑!アンタ達随分煌びやかね?」
鬼灯「どーだ!俺が作ったんだぞ〜。」
女苑「いいでしょ〜?」
紫苑「は、恥ずかしい…。」
女苑「姉さん!せっかく似合ってるんだからもっとシャキッとしなよ〜。」
鬼灯「霊夢。」
霊夢「何かしら?」
鬼灯「言う言葉はちゃんと選ぶんだぞ?例えそれがこいつら心配したことだったとしても。」
霊夢「う…ごめんなさい…。」
鬼灯「謝るなら2人にいいな。」
霊夢「…悪かったわね…そのキツく言って…。」
紫苑「いや、いいよ。」
女苑「こうして謝ってくれたし。それに…」
霊夢「それに?」
女苑「博麗神社から鬼灯さんの家、行こうと思えばすぐ行けるらしいからいなかったらそっちに居るとも思ってね?」
霊夢「な…!?いつの間に!?」
鬼灯「言っとくがそれやったの紫だからな。」
霊夢「紫!ちょっと出てきなさい!」
鬼灯「はいはい。ほら、花火上がるぞ。」
ヒュ〜……ドパァァァン…パチパチパチ……
すげぇ〜
綺麗だな〜
お母さんみて!花火だよ!
聖「綺麗ですね。」
ぬえ「うん。優しい色してる。」
諏訪子「なんだか、こーやってると尚更家族みたいに思えてくるよ。」
早苗「私はそれ、いいとおもいますよ!」
神奈子「早苗、そろそろ降りたらどうだい?」
子供「すげぇ!かっこいい!」
早苗「そうでしょうそうでしょう!!」
諏訪子「早苗!ポーズ取らないで!落ちる〜!」
文「いやはや綺麗ですね。椛。料理も美味しいですし。」
椛「文さん、本当になんで急に来たんですか?一応白狼天狗達の集まりですよこれは?」
白狼天狗「はたて様まで…それにその料理……。」
はたて「この美味しい料理がどうかしたの?」
椛「それ、鬼灯様の手料理です。私達用の。」
文「えぇ!?やらかした!写真撮り損ねた!」
はたて「というか貴方達用!?文、これだいぶマズイんじゃない?」
文「そうですね……でも、椛達なら…。」
椛「今日ばかりは許しませんからね?」
白狼天狗「せっかく作ってもらったんです!いくらお二人と言えど許しません!!」
勇儀「確かに、その料理は三吉がそいつらの為に作ったものだからな〜。飲み食いしたいのなら私らが付き合うぜ?」
文「ひぃぃ!!」
はたて「お助けぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
博麗神社
鬼灯「なんか聞こえたけど、まあいいか。
紫「あら、飲まないのかしら?」
鬼灯「そりゃな。今からとっておきが上がるんだ。」
ヒュ〜……ドォォォン!!
子供「すごーい!真っ赤で綺麗!」
魔理沙「確かにすごいな。」
鬼灯「あれは俺と龍次で作った八尺玉。「ホウセンカ」だな。」
魔理沙「他にはどんなのがあるんだ?」
鬼灯「他には「散り桜」だったり「朝顔」ってのもあるな。」
子供「おにーちゃんが作ったの?」
鬼灯「ああ。従兄弟とな。」
子供「すごーい!とっても綺麗だった!ありがとう!!」
鬼灯「どういたしまして。」
子供「来年もやってくれる?」
鬼灯「うーん…そうだね。また作っておくよ。」
子供「わーい!約束だよ!」
守谷神社
龍次「それにしても成功すると思ってなかったよ。」
子供「初めてだったから?」
龍次「まあ、そうだな。」
龍次「来年もして欲しいな〜。」
華扇「いいですね。私からもぜひ。」
龍次「そうだな。鬼灯と一緒に作っておくよ。」
鬼灯「ほら。」
龍次「一番おっきいのが。」
鬼灯&龍次「「上がるよ」」
ヒュ〜〜………ドカァァァァァン!!
オオォォォ〜!!!
紫「いい物ね。それに魔界の人たちも話を分かってくれて良かったわ。」
穏岐奈「それにしても素晴らしいものだ。」
紫「さて、夏はまだまだよ。次は何をしてくれるのかしらね?」
さて、今回も出てきました妖魔くん。外の世界は今なお信仰の喪失、自然災害などで怨念が生まれやすい状況のようです。
祭りの後、増えた妖魔への対応として魔界側が取り計らったのでしばらくは大丈夫でしょう。
設定的な話
鬼灯くんが獄卒云々の話を度々していますが未だにならないのは外の世界の閻魔大王の側近に似たような名前の方がいてややこしくなるからですね。(名前決めた時、「あ、よく考えたら被ってんじゃん」となりました。」
鬼灯くんは幽鬼から生身の普通の鬼となりました。扱いは「黒鬼」となっております。龍次くんは「青鬼」ですね。
ただ、今後熊童子や鉄熊童子が出てくると色が被ってしまうのでそこはご愛嬌。
鬼の強さのランク付けとして「顔に模様がある鬼は強い」というものがありますが2人は気合いで隠してます。(きっと四天王も気合で隠してるはず。)
さて、次回は飛行+弾幕ごっこの訓練?です。現時点での2人のスペルカードは合体スペルか龍次くんののみ。鬼灯くんのはスペルカードを作ったつもりが普通に火力バカになったのでアレはおじゃんです。