東方鬼酒会録   作:白黒トラベラー

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今回は鬼灯くんの飛行特訓?と龍次くん、鬼灯くんのスペルカード作り?
スペルカードを作るのに手加減が必要というなんとも面倒な種族なのかもしれませんね。


飛べない鬼はただの鬼。

地底 旧都

 

勇儀「威力が強い!やり直し!」

 

龍次「ええ〜。これでも強いのかよ?」

 

萃香「そもそも見た目がな〜。スペルカードって言えそうなの桔梗の裂花弁ぐらいじゃないか。しかもあれ威力で見ればラストワードぐらいじゃない?」

 

華扇「だーかーらー!空気を蹴るんじゃないですよ!なんと言ったらいいのでしょう…。」

 

鬼灯「つーても浮遊してるときはわざと歩いてるフリしてたからな〜。歩くって動作が身についてしまってるな。」

 

椛「文さん?」

 

文「どうしましたか?」

 

椛「私達なぜここに居たんでしたっけ?」

 

文「取材だったはずですが、助っ人はたては…。」

 

はたて「………………」

 

椛「ダメみたいですね。帰れなさそうですし…。何時こっちに流れ弾が来るか…。」

 

文「今回ばかりは私も後悔してます。まさか全員揃っているとは……。」

 

 

 

 

 

 

 

時間は戻って…

博麗神社

 

魔理沙「な〜な〜。龍次達はいつになったらスペルカードルールまともにやるんだよ?」

 

龍次「とは言ってもな〜。俺らそーいうの無縁のバッチバチの時代にここに居たからあんまし加減とかがわからんのよね。」

 

霊夢「三吉さんに至ってはもはや作ってすらないのよね…。」

 

鬼灯「めんどい。」

 

龍次「力とかの加減は出来てもあいつ術の加減はそこまで出来ないからな。俺はともかく。」

 

鬼灯「術使って抑え込むよりも力で無理やり抑え込んだ方が良い事多かったからな。術は思い浮かんだらそれでおしまいよ。」

 

龍次「なんだろ、お前って加減とかの点では修行ってしないよな〜。」

 

鬼灯「鍛錬はしてるだろ?」

 

龍次「これ以上火力の上限上げてどうする。そろそろ下限を下げろよ…。」

 

鬼灯「とは言ってもさ、俺の術だいたい力ずくだから見た目の綺麗さとかないだろ?基本赤一色だし。」

 

魔理沙「確かに、龍次のと比べて簡素というか、赤い玉ぶん投げてるだけな気がするな…。」

 

鬼灯「お前らが威力調整の的になってくれるなら作るぞ?」

 

魔理沙「ひっ……!」

 

ドガァ!!

 

龍次「お前正気か!?冗談でもそんなこと言うんじゃねぇよ!!」

 

鬼灯「はぁ〜。ムキになんなよ〜。」

 

龍次「馬鹿いってんじゃねぇよ!鬼の力を人間的にて試すとかそんなこと言うんじゃねぇ!!」

 

鬼灯「んじゃどーするんだよ?何事も決めるのにスペルカードルール使うたって作りようがねぇだろ?俺らで潰しあったところでお互いなんも変わんねぇだろ?」

 

霊夢「ちょっと!2人とも落ち着いて!」

 

魔理沙「そうそう、ちょっとびっくりしただけだから!龍次も離してやってくれ!」

 

龍次「ったく…。」

 

鬼灯「結局、作るったってどーするんだよ?そもそも今の俺飛べねぇぞ?その時点で問題ありじゃねぇか?」

 

萃香「その辺は私に任せといて貰いたいね〜。」

 

霊夢「萃香!…それに文?」

 

萃香「鬼の喧嘩を盗撮とは、度胸のあることで?」

 

文「ひぃぃぃ!!お許しを!」

 

魔理沙「うわぁ…萃香ってあんな顔できるんだな…。初めて知ったぜ…。」

 

鬼灯「うわ〜まためんどそうなのが。」

 

華扇「言っときますけど、逃がしませんからね?冗談でも言っていいことと悪いことがあります。特にこの2人には。私が許しませんからね!!!!」

 

龍次「あーりゃりゃ。怒られたか。」

 

萃香「お前もだかんな?龍次。理由はどうであれ同種に対して思いっきり殴りかかってみろ?三吉がいや、灯鬼が殴り返してきたら博麗神社がお陀仏。結界もタダじゃ済まないぞ?」

 

龍次「…悪かったよ。」

 

華扇「貴方達は罰としてしばらくの間スペルカードルール…弾幕ごっこで物事を決められるようになるまで私達が相手します!」

 

萃香「悪いけど、鬼同士の昔ながらの喧嘩はシャレになんないからね。今後穏便に済ませるためにもしっかりと覚えて貰うよ?」

 

 

 

 

 

 

 

時刻は戻って…

 

地底 旧都

 

龍次「こんなもんか?」

 

勇儀「うーん、まあ大丈夫だろ。」

 

華扇「1つ気になったのですが、2人ともの弾幕を正面からぶつけて相殺できれば普通に合格としても良かったのでは?なぜわざわざ受けてるのですか?」

 

萃香&勇儀「あ……。」

 

華扇「もう!貴女達まで!!!」

 

鬼灯「おーい。いつまでこーしてりゃいいんだ?」

 

華扇「少なくともあと4時間はそのまま浮いていて貰います!!」

 

勇儀「うわ〜。今度は歩けなくなりそうだな……ところで龍次。名前はどうするんだい?」

 

龍次「それなんだよな〜。」

 

萃香「そもそも見た目もなんか三歩必殺とかに近いからな〜。歩ける範囲から弾幕広がってくっての、勇儀と動き逆なだけじゃないかい?」

 

龍次「実際その辺は自分で考えるの本当に無理なんだよ…。」

 

鬼灯「悪いが俺も名前を決めるのは無理だな。作れてもって話だ。」

 

勇儀「やっぱりお前らが協力して作った方が早いだろ!」

 

鬼灯「いや、1回やろうとしたんだけどね…。」

 

龍次「鬼灯の家半壊して終わった。」

 

萃香「アンタら、スペルカードをなんだと思ってるんだよ…爆発させまくったりでもしたのかい?私達だってもう少し加減するよ…。」

 

勇儀「しゃーねぇ!もう少し考えるか!」

 

 

 

 

 

 

萃香「じゃあ名前は鬼閃「蓮花」で決定!」

 

龍次「旧都でアンケート取るとか…マジでやるんかよ……。」

 

萃香「ちなみに発案者は…。」

 

こいし「私だよ〜!」

 

華扇「さて次は…。」

 

勇儀「あそこでプカプカ浮きながら酒道具作ってるやつだな。」

 

鬼灯「ん?終わったか。」

 

華扇「自分の食欲を抑え込む為に自分の体を食べるってことができるのに、なぜこういうことは出来ないんでしょうか……。」

 

文「椛……そろそろ……私もダメそうです…。」

 

椛「奇遇ですね……私もです…。」

 

華扇「ずっと飲まされてたのね…。」

 

龍次「そんで、次は鬼灯なんだが。」

 

勇儀「ある意味一番問題児よな〜。私より呪術とか得意なはずなのに、使う頻度私未満って…。」

 

さとり「この前、河の上にたちながら釣りをしてたって話も聞きましたし、意外と使っているのでは?」

 

勇儀「いや、多分それ高速でその場で小刻みに足踏みしてただけだぞ。」

 

さとり「そんなことして、よく釣れましたね…。」

 

勇儀「釣り上げたんかい。」

 

鬼灯「術使うっていったら自分の体を食った後もう1回戻すために使ってたからな〜。治療とかにはバッチリ使えるんだが…そんぐらい時間かけないと俺には無理なんかもね。」

 

萃香「うーん確かに三吉は術使うよりもそもそも食って解決するというか生半可な術じゃ通用しないやつばっかり相手してたからか、変に飲み込まないんだよな〜。」

 

こいし「ねーねー。私ならどうにかできるかもよ?」

 

さとり「確かに貴女の無意識なら普通は素直に飲み込めるでしょうけど、彼は貴女に気づけるのよ?」

 

勇儀「ん?まてよ…そうか!それならいけるぞ!」

 

華扇「なるほど。鬼灯の能力は「言葉の意味を飲み込む」といったことも含めて食べます。それを無意識、ほぼ反射に近い形で覚え込ませれば弾幕を撃つ感覚や飛行の感覚を覚え込ませれる!」

 

鬼灯「つまりどうしろと?」

 

華扇「貴方の「食べる程度の能力」をと彼女の「無意識を操る程度の能力」を使って貴方に飛行と弾幕ごっこの感覚を植え付けます!とりあえず能力を使いなさい!」

 

鬼灯「わかったよ…。」

 

 

 

 

 

 

 

2分後

 

鬼灯「まじかよ。」

 

こいし「やったやった!!!」

 

華扇「先程までの時間は一体…。」

 

龍次「今回これで終わりか?」

 

勇儀「それでもいい気がするんだが…。」

 

萃香「名前決めてないよね?」

 

鬼灯「あ……。」

 

萃香「まーたアンケート!?」

 

 

 

 

2時間後

 

鬼灯「なんか増えてね?」

 

華扇「先程のことがあって更に人が集まったようですね…。」

 

勇儀「これ、萃香が募集したからだろ…。」

 

さとり「これは開票に時間かかるでしょうね……。」

燐「お姉さんたちも手伝って!」

 

文「私までなんで……。はたてぇぇ!椛ぃぃ!起きてくださぁぁぁぁい!!!」

 

 

 

 

 

 

更に3時間後

 

お空「えーっと開票の結果…なんて読むんだ?」

 

お燐「えーっとそれは三禊「夢灯籠」だね。」

 

龍次「みそぎって…。随分鬼灯に詳しいというか皮肉ってるというか…。」

 

穏岐奈「いい名前だろう?」

 

さとり「何故ここに賢者が……。」

 

隠岐奈「ちなみ三禊自体に意味は無いぞ。」

 

龍次「なんで意味ねぇんだよ!」

 

鬼灯「結局これで決まりなんだろ?というかほかのはどんなのがあったんだ?」

 

燐「えっと、三歩決戦、三点爆裂、惨禍血町とかですね。」

 

龍次「おい、コイツを勝手に四天王にするな。そして2つ目は三点バーストだよな?というか3つ目に関しては参加決定じゃねぇか!?」

 

勇儀「三歩決戦いいと思うんだがな〜。弾幕が似てたし。」

 

華扇「いや、ダメでしょ!」

 

萃香「惨禍血町は私だよ?酒飲「惨禍血町」!なんちって!」

 

龍次「発想がオヤジだろ……。」

 

鬼灯「うん、なんだ。マシなの作ってくれて、ありがとう。」

 

隠岐奈「気に入ってくれたか!それではこの酒は貰っていくぞー」

 

鬼灯「どうぞ。」

 

龍次「そういや、鬼灯のラストスペルどうするよ?」

 

鬼灯「外の世界でぶちかましたやつでいいだろ。アレなら威力調整できるし。」

 

龍次「風船華灯か?」

 

鬼灯「世裂鬼使うけどいいのか?」

 

龍次「風船華灯でお願いします。」

 

 

 

 

 

華扇「ひとまず、2人とも完成よね?」

 

こいし「お兄さんお兄さん。この前作ってくれたプリン、また食べたいな!」

 

鬼灯「ん?ああ、良いぞ。また材料仕入れとくな。」

 

さとり「こいし貴女もしかして勝手に他所様の家に入ったんじゃ…。」

 

こいし「違うよ?ついて行っただけだもん。」

 

鬼灯「飲んだ後帰ってきたらついて来ててな。プリン作ってあげた。」

 

さとり「それはどうも妹がご迷惑をおかけしました…。」

 

鬼灯「大丈夫だよ。気にしてないから。」

 

龍次「お前幽閉期間中にどんだけ料理してたんだよ…。というかゼラチンどっから手に入れた!?

 

鬼灯「そんなもん自分から採ったよ。」

 

龍次「うわぁ…さすがにそれは…。」

 

鬼灯「それじゃ、今日のところは帰りますか。」

 

燐「お兄さんたちまた来てね〜。」

 

文「鬼様のプリンですか……。」

 

 

 

 

 

 

翌日

 

フラン「鬼が作ったプリン?咲夜のプリンとどっちが美味しいの?」

 

こいし「咲夜さんのが優しい味なら、あのお兄さんのプリンは暖かい味がするの!」

 

咲夜「なるほど…作り方が気になりますね。」

 

フラン「咲夜、再現できるの?」

 

咲夜「材料次第では可能かと。」

 

フラン「こいしちゃん材料知らない?」

 

こいし「たぶん普通の材料だと思うよ?」

 

咲夜「プリンと言っても材料の配分等でも変わりますからね。レシピさえ分かればここにある材料だけでも再現は可能かと。」

 

こいし「最近お兄さんがスペルカード作ってたからついでに遊んでもらおうよ!」

 

フラン「よく食べる方の人?あの人とも遊んでみたい!」

 

咲夜「すぐお呼びできるものなのでしょうか?」

 

こいし「お家は分かるよ?」

 

フラン「なら呼んでみてよ!」

 

 

 

 

 

鬼灯「プリンを作れって言うことなんだったんだけどなぁ…。」

 

フラン「遊ぼ遊ぼ!」

 

咲夜「すみません、妹様がどうしてもと言いますので……。」

 

鬼灯「いや、相手するのは別にいいんだけど、やったことないからね?」

 

フラン「大丈夫!本気でぶつかろ?場所はここで良いし!」

 

鬼灯「ここ、図書館だよね!?」

 

パチュリー「本棚は魔法で保護してあるけれど……私達が無事とは言ってないわ。」

 

小悪魔「三吉さん?大丈夫ですよね?私達巻き込まれてやられませんよね!?」

 

フラン「それじゃあ!いっくよ〜!」

 

パチュリー「せめて待ちなさい!!」

 

チュドォォォォン!!

 

鬼灯「お〜い。本大丈夫か〜?」

 

パチュリー「な…なんとか…って1冊ない!」

 

魔理沙「………」

 

咲夜「さて、どうします?メイド服をお貸ししますのでバイトしてみますか?」

 

魔理沙「えーっと…その…。」

 

フラン「魔理沙もやろっ!」

 

魔理沙「ちょっと待て!三吉とお前がやり合ってる状況じゃ私じゃ無理だぜ!」

 

鬼灯「一応スペルカードはあるぞ。」

 

魔理沙「だとしても絶対勇儀ぐらい強いだろ!!」

 

 

 

 

 

フラン「ねぇ……一体いつになったらスペルカード使うの〜?フラン疲れたよ〜!ずっっっっと普通の弾幕撃ってるだけじゃん!避けづらいし数も多いから不満じゃないけど、スペルカード使わないのはさすがに退屈だよ!」

 

魔理沙「正直…負けでも…いいから…帰らせて……欲しい……。」

 

鬼灯「だってまだそっち2人はまだスペルカード残ってるだろ?足したら数負けてるんだからそりゃ温存しないと手札無しで負けるからな〜。」

 

フラン「こうなるなら乱闘型にすれば良かった!」

 

こいし「わたし……お腹空いちゃった☆」

 

フラン「えーっ!ちょっとこいしちゃん!まだお兄さんスペルカード使ってないよ?ずっと棒立ちで耐えてるよ?いいの!?」

 

咲夜「しかし妹様、いくら鬼と言えどスペルカードルールは初心者の型。ルールに則ってやるのであればそれなりの数さえあれば相手が鬼だろうとルール上勝ててしまいます。裏を返せばここまで少ない枚数で長時間戦っているということですからもう少し枚数が増えるまで待ちませんか?」

 

フラン「やだ!せめて1枚はみたい!!」

 

鬼灯「ありゃりゃ。せがまれちゃった。なら、見せるとしましょうか。鬼の手札。」

 

魔理沙「ちょちょ!マジかよ!?」

 

フラン「魔理沙!魔理沙も頑張って迎え撃つよ!」

 

こいし「咲夜さん、お菓子ありますか?」

 

咲夜「もう少しお待ちくださいね。お夕食の方もお作りしておりますので。」

 

こいし「は〜い!」

 

鬼灯「(あの嬢ちゃんしれっと抜けてるな…)そんじゃあ、いくか。三禊「夢灯籠」。」

 

ジュボッ!ボッボッボッ!

 

魔理沙「すっげぇ!この前の花火みたいだ!!」

 

フラン「綺麗……お祭りの時の博麗神社への道みたい!!」

 

鬼灯「ぼーっとしてると、その道ごと消し飛ばすぞ!」

 

フラン「そんなの!キュッとして…ドカーン!」

 

パシュッ………ブワァァァァ!!

 

フラン「うっそぉ!?」

 

魔理沙「マジかよ…あれ、潰すと増えるのかよ!?」

 

鬼灯「まさか能力でそんなんあるとは思ってなかったけど、元々妨害されると厄介になるようにしてるからね〜。こんなふうに。」

 

パチュリー「ちょっと!本棚が燃えるじゃない!」

 

パシュッ………ブワァァァァ!!ボウッッッ!!

 

鬼灯「大丈夫だって、跳ね返るから燃えないよ。それに幻術みたいなもんだから…。」

 

小悪魔「危ないっ!あれ?近く通ったのに熱くない?と思ったらこっちは冷たァァ!?」

 

鬼灯「そういうこと。ちなみにめっちゃ熱いのもあるからね。体感4000℃とかじゃないかな?燃えはしないけど気をつけないと隙晒すよ〜。」

 

魔理沙「それなら、全部パワーでねじ伏せる!恋符「マスタースパーク」!!」

 

フラン「私も!QED「495年の波紋」!!」

 

ボガァァァァァァァン!!

 

 

 

 

魔理沙「くっそ〜当たっちまった〜!」

 

フラン「まさかお兄さん本人で受け止めに来るなんて…。」

 

鬼灯「あのなぁ…鬼相手にしてるなら正面突破を考えようぜ?」

 

魔理沙「ゼロ距離で撃つなよ…。」

パチュリー「貴女達よりはマシよ。危害が無いもの。」

 

フラン「アハハ…ごめんなさい…。」

 

パチュリー「魔理沙?逃がさないわよ?」

 

魔理沙「ひっ…!三吉ぃ〜!!手伝ってくれ〜〜!!!」

 

鬼灯「頑張れよ〜。」

 

魔理沙「そんな薄情な〜〜〜!!!!」

 

 

 

霧の湖 上空

 

鬼灯「…生身で空を飛ぶ感覚……。懐かしいな…。」

 

レミリア「随分と楽しんでらっしゃるのね?」

 

鬼灯「……まあね。」

 

レミリア「今日はありがとう。フラン達と遊んでくださって。」

 

鬼灯「……昔、こうしてよく夜風にあたっていた。」

 

レミリア「今はしていないのかしら?」

 

鬼灯「身体がね……。」

 

レミリア「そう…。」

 

鬼灯「今日は楽しかった。」

 

レミリア「……?なら良かったのだけれど…。」

 

鬼灯「また来る。それじゃあ。」

 

レミリア「ええ…おやすみなさい?」

 

 

 

 

 

三吉鬼宅 鬼界

 

ブォン!

 

龍次「…鍛錬か?」

 

鬼灯「…………。」

 

龍次「随分と張り切ってるんだな?昔よりキレがある。」

 

鬼灯「…何が言いたい。」

 

龍次「……楽しいか?人間と殺り合うのは。」

 

鬼灯「…昔……惜しいヤツがいた。分かり合えていれば……何か変わったかも知れないね。」

 

龍次「人間は忘れる。俺達だって何もかも覚えられる訳じゃあ無い。」

 

鬼灯「……飲むとするか…。」

 

龍次「あぁ、なんだか久しぶりな気もするな。」




さて、めっちゃ遅れましたがやっと続きです!申し訳ございません。如何せん完全オリジナルのキャラで、技とかも多いですので…。

設定的な話

鬼灯の戦闘スタイル
どっしり構えた基本開手の徒手空拳。掌底や膝蹴りを交えて正拳突きや飛び膝蹴りを近距離で確実に大きな一撃を当てるスタイル。移動範囲が広く、距離をカバーする剛寄りの柔の武術。

龍次の戦闘スタイル
ゆったりした構えから繰り出す蹴り技。肘打ちや手刀、握手での打撃を与え、連続の足刀で障害物諸共連続攻撃するスタイル。その場からなかなか動けない分、衝撃波を飛ばして距離をカバーする柔寄りの剛の武術。

鬼灯の引き裂鬼時代
半人半鬼だったが妖魔の影響で完全に鬼に。外の世界にも侵出し、人間に1度討たれた。

龍次の三吉鬼時代
三吉鬼として信仰を集中的に集めていた。結果、灯鬼に信仰の力が届かなくなり引き裂鬼へと転じた。
人間に協力し引き裂鬼を討った。

三吉鬼の信仰
過去に書いた通り、酒を飲みお代を10倍にして夜にこっそり払う。商人等を中心に信仰を集めていた。
白い磁器の盃が神体の「白銀鬼」と黒い漆塗の盃が神体の「黒金鬼」の二柱だった(※実際はそんなのありません)。白銀鬼は商売繁盛を黒金鬼は厄祓いをそれぞれ請け負い、両柱共に時として罰を与える役割もあった。
黒金鬼の盃は世の荒波の中何者かに盗み出され黒金鬼のみ信仰が潰えた。
いつしか商売繁盛の信仰のみが残ることになった。



次回はちょっとしたメタ回になります!
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