今回はほんわか回です
龍斗「えっと、ロ、ロン」
和「黒森さん、これだと役がないので上がれませんよ」
龍斗「え、あ、ほんとだ」
和「とりあえずタンヤオを作ることを意識してみてください。それと出来ればなるべく鳴かないことをお勧めします。リーチという役が付くので役がないことはありません。」
龍斗「わ、わかりました(メモメモ)」
久「焦らないでいいからね、役なんてたくさん打っていけば感覚で覚えるものよ」
龍樹「あ、ありがとうございます」
現在部室には二つの卓があり
今まで使っていた方に咲、優希、まこ、京太郎が打っている
そして新しく買った方には、和、久が龍斗に指導をしている
といっても指導は和がほとんど行っており、久は数合わせ、といっても一人足りないのは仕方ないこと
4人での麻雀に慣れさせるため、三麻をするわけにもいかない
久が一人で二人分することにした
まあ龍斗の指導の為なのでそこまで上がろうとはしない、所詮数合わせ
一局ごとに誰かが上がったり流局して聴牌でもノーテンでも龍斗の手を開き、それを見て和が指導する形
そして今、龍斗は
なるべく鳴かずにリーチまでもっていく
白撥中の三元牌やドラ牌は河に出ていなければ誰かが二つ抱えてるかもしれないから無暗に捨ててはいけない
ほかの人の河をよく見ること
ここまでは理解した
和「今のところ私が指摘したことをすぐに実践できてるので、このままいけばもっと強くなれますよ」
龍斗「あ、ありがとうございます」
まあそんな感じで一週間が過ぎた
その日は金曜日
ある程度打てるようになった、といっても京太郎レベルというわけでもなく
ある程度の役を覚えてチョンボせず下手な危険牌を切らないようになった程度
そんな中
<<キーンコーンカーンコーン>>
久「あら、もう時間ね。みんな、そろそろ向かうわよ」
京太郎「向かう、あ、そうでしたね」
優希「現部長のお店だったじぇ?」
龍斗「え、あ、その、どこか行くんですか?」
久「ふふ、実は龍斗君にサプライズがあってね!あ、親御さんには事前に許可は得てるからね」
そして向かったのはまこの実家の喫茶店
そこで
久「ということで、遅くなりましたが黒森龍斗くんの入部歓迎会を開催します!!かんぱーーい!!!」
みんな『かんぱーーーい!!!』
龍斗「ふぇ~~~~!!!???」
現在喫茶店は営業終了しており、貸し切り状態
優勝の時ほど派手ではないが、豪華な料理と飲み物がある
久「ふふ、驚いた?」
龍斗「は、はい、め、めめめっちゃ驚きました」
まこ「そんなに驚いてくれたらよかったわい。そうや!龍斗、何か好きな料理があったらつくってやるぞ?」
龍斗「え、いいんですか??」
まこ「ええでええで、最近がんばっとるしご褒美のついじゃ」
龍斗「あ、ありがとうございます部長!じゃぁ、えっと~~」
机の端にあるメニューをとり
龍斗「ん~~、あ、オムライスで!」
まこ「かしこまり~~」
久「へ~~オムライスが好きなんだ」
龍斗「そ、そうですね。昔からテストでいい結果が出た時のご褒美がオムライスでしたので」
まこ「へ~~、それやったら腕によりをかけて作ってやるからの~~」
龍斗「あ、ありがとうございます」
そして他メンバーの注文したものも出され、一つのテーブルにまこも揃い
久「じゃあ黒森龍斗くんの入部歓迎会、さっきは私が流れで乾杯コールしたけど
やっぱり挨拶と乾杯を今回の主役の龍斗くんからどうぞ!」
龍斗「え、僕ですか!?あ、その、黒森龍斗です!今日はぼ、僕の歓迎会を開いてくださりありがとうございます、えっと、こ、これから自分も部員の一員として頑張っていきたいです!で、では、カンパーイ!」
みんな「カンパーイ」
楽しい宴が始まった
龍斗「お、おいしい!オムライスおいしいです!」
まこ「そりゃよかったよかった」
京太郎「ほんと、まこさんの料理っておいしいですよ」
優希「メニューにタコスがないのが残念だじょ」
まこ「タコスをメニューに加える余裕はうちにはなか」
優希「うーーーー」
久「いろんなところを転校してきたのね」
龍斗「はい、親がそういう立場で」
久「なるほどね、ちなみにどこに転校したの?」
龍斗「小学校の頃は北海道と福岡、中学の頃は東京でした」
久「結構離れてるわね」
龍斗「まあその分友人は出来ましたけど」
和「その、友人と離れ離れになるのは辛くなかったですか?」
咲「(あ、原村さんも)」
龍斗「そうですね、仲良くしてくれたことの別れは辛かったですけど、自分は新しい友人ができるんだって気持ちを切り替えていましたね、それに今後一生会えないわけではないですし、高校に入って携帯がOKになったのでまた会えたら連絡を交換するので、逆にいつ会えるかわくわくしてたりしますね」
和「………ふふっ、そうですか」
龍斗「ん?」
和「あ、いえ、また会えるといいですね」
龍斗「え、は、はい」
そして21時ごろまで宴は続いた
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