今回はついに主人公がこの咲という作品の洗礼を受けることに
追記
少々牌の表示の修正などをしました
歓迎会から数日後、何とか一通り覚えることができた龍斗
ようやく初心者の第一歩を終えたところで、久がとんでもないことを言い出した
久「龍斗くんも一通りの流れも理解できたようだし、一回うちのメンバーとガチで打ってみましょうか。メンバーは咲、和、優希でいいかしら」
龍斗「えぇぇぇ!?」
まこ「かー、いきなりそのメンバーかいな!」
久「まあ洗礼みたいなものよ、それに後ろから見るだけより、実際に卓を囲んだほうが3人の強さを理解できるもの、3人も忖度抜きで本気で勝ちに行ってね」
和「いいんですか?」
久「いずれはすることなら早めにしたほうがいいわ、予防接種と一緒よ」
まこ「なるほどの~~」
久「後今日は後ろからのサポートはしないわ」
龍斗「え?」
久「いつまでも私は後ろにはいられないし、今龍斗君が一人でどこまでできるか見せて頂戴」
龍斗「わ、分かりました」
そうして龍斗はいつも使っている新品の卓ではなく
清澄の猛者たちが戦う中古の卓に座る
前に行った接待麻雀とは比べ物にならないほどの緊張感と悪寒が全身を走り抜ける
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龍斗視点
東1局 親 優希
ドラ {八}
ま、まさか本気の3人と打つことになるなんてぇぇ~~!!!
何度か後ろから見てたけど、今は3人の手配が見えないから逆に不安だよ
まあ取り合えずやれるところまで
えっと配牌は
{二二五七①②④④2678南}
えっと、まだいいのか悪いのかもわかんないけど
{五七}は{六}
{①②}は{③}
が来れば3つになるし
{678}はもできてる
{二二}{④④}は二個ずつあるから頭の確保は出来てる
あれ、これって悪くないのかな?
とりあえず今浮いてる
{2南}から捨てていくかな
ツモ牌 {三}
えっと、とりあえず{南}を捨てて
{二二三五七①②④④2678}
えーっと
これは幅が広がったのかな
でも悠長にしてたら優希さんにすぐ上がられちゃうし
二巡目
{一二二三五七①②④④678}
ん~
三巡目
優希「リーチだじぇ!!」
はやっ!?
えっと、リーチされたら捨てる牌を気を付けないと
で、でもどれを切ろう
あ、もう僕の番
ツモ{9}
せめて一発って役だけは避けたいな
優希 河
{西白横南}
でも安全な牌がないし
ええっと、ええっと
多分端っこ近くは安全そうだし
こんなすぐにはおりたくないし
これだ
{二}
優希「ロンだじぇぇ!!!」
龍樹「なっ!!」
優希 手牌
{三四④⑤⑥⑦⑧⑨456北北}
優希「立直一発平和 5800だじぇ」
龍樹「は、はい」
まあ分かっていたけど
実際にやられると本当にやばいな~~~
うぅ、しょっぱなから泣きそう
東1局 1本場 親 優希
ドラ {中}
龍斗配牌
{一六七③③⑥⑨45東東西發}
うーむ
{東東}があるから、えっと今東場だから役になる………?
でもあまり鳴きたくないな~~
後は{六七}と{45}と{③③}
浮いてるのは{一⑥⑨西發}
とりあえず字牌整理からかな?
ツモ牌 {北}
ん~~、優希さんのオカルト?を知ってるから東場の緊張感がやばいよ
捨て牌 {北}
3巡後
優希「またまたリーチ!!」
いや早すぎだよ!!!?
龍斗手牌
{一二六七③③⑥⑨45東東發}
ツモ牌{赤五索}
うわ、このタイミングで赤いドラ
結構危険な牌
えっと河は
優希河
{北九横三}
うぅ、仕方ない
もう東場は降りるしかない
もう振り込みたくないもん
とりあえず{東}が通れば次の巡で安牌になるし
さすがに残り二つを優希さんが持ってるわけ
捨て牌{東}
優希「またまたロンだじぇぇ!!」
えぇぇ!!!
優希手牌
{一二三33567東東白白白}
優希「12300」
龍斗「は、はい~~」
やばい、東場で終わってしまう!!!!
さすがにストレートに飛び終了は嫌だ
一回くらい上がりたい!!
感想高評価
よろしくお願いします