鬼殺隊員ほのぼのログ 作:柚吏
伊黒に対する、蜜璃の心情とは_?
「わぁ!伊黒さん見て!桜がとっても綺麗よ!」
思わず私はそう叫んでしまった。
(っ、つい叫んじゃったけれど、なんだか恥ずかしいわっ)
春風が心地よく吹く三月のある日、私、甘露寺蜜璃は同僚である伊黒さんに誘われて、行きつけの茶屋に向かっている。
伊黒さんも、隣まで来て一緒に桜を眺めてくれた。
(隣にいられるとドキドキしちゃう…!!)
一人で勝手に恥ずかしくなって、顔を赤らめる。
(でも、本当に綺麗…)
辺りは零れ桜が一面に広がっている。蜜璃は思わず目を輝かせる。
(やだ、今の私子供っぽかったかしら!?)
―そんな蜜璃の心配とは裏腹に、その輝く目に見とれていた伊黒なのであった…
桜景色を楽しんでいると、あっという間に茶屋に着いた。伊黒さんは相変わらず何も食べないようで、直ぐにお品書きを渡してくれた。
「あら、伊黒さん今日も食べないの?私ばっかりいつも食べちゃって、なんだか申し訳ないわ。」
そう私が言うと、
『いや、いいんだ。あまり腹も空いていない。』
と言った。
(なんて優しい人なの…!!伊黒さんはいつも私を気にかけてくれて、本当に嬉しいわっ♪)
注文を終えると、伊黒さんは私の話を沢山聞いてくれた。
私は此の時間がとっても好き。いつも伊黒さんはニコニコしながら私の話を聞いてくれる。
話すのはいつも私ばっかりで、たまには伊黒さんのお話も聞きたいけれど、
『自分の話をするより、甘露寺の話を聞いている方がずっと楽しい。』
と以前言ってくれたから、お言葉に甘えて沢山お話することにしている。
…炭治郎くんとの文通のお話を持ち出したら、なんだか少し怒っていたけど、私なにか怒らせてしまうようなこと言ったかしら?
だとしたら申し訳ないわっ(汗)
…と思っていたら、伊黒さんは私が文通のし過ぎで疲れてしまわないか心配してくれてたみたい。
(伊黒さんに心配をかけるわけにはいかないわ!注意しなくっちゃ。)
―やっぱり伊黒さんは優しいわ…!
そんなやり取りをしているうちに、注文していた甘味が運ばれてきた。
どれも美味しそうで、夢中になって食べてしまう。
ふと伊黒さんの方を見ると、外を眺めていた。
茶屋の外は桜吹雪でピンク色に染まっている。
(とっても綺麗だわ…)
―桜も、そして伊黒さんのオッドアイも。
この穏やかなオッドアイで見つめてくれる伊黒さんが、私はとっても大好き。
大好きって言葉じゃ表せないほどの思いだわ。
―もし、鬼のいない世界に生まれていたら、私は変わらず伊黒さんと一緒の時を過ごせたかしら?
ううん、この世界だからこそ出会えていたのかもしれないわ…
私達は、いつ命を落としてもおかしくない状況にいる。
明日かもしれないし、ましては今日かも。
いつも覚悟を胸に生きている。
私は悔いのない人生を送りたい。
だから、今此の一瞬を大切に生きる。
大好きな人と一緒に過ごす此の時間を。
たとえ、それが私の一方的な思いでも、
…まぁ、きっとそうだと思うけれど…
でも!
思いを伝えずとも、光り輝くこのひと時を大切にしていきたいわ―
ぱっと思いついたこの2.5話。文章が酷いって?うぅ、ごめんなさい…m(_ _)m(汗)
たまにこんなかんじでもう片方目線のお話書きますっ
間違いなどがあれば教えて下さい!なんせ即興…