プロローグ
転生したらカプセルの中でした。
俺昨日まで普通に学生だったんだけど。
死んだ記憶無いけど。
普通に寝る前にスマホいじってそのまま寝たよな?
考えても埒が明かないだろうし状況整理するかあ・・・
とりあえずカプセルはあれだな。
バイオハザードの研究施設とかで化物が入っているようなあれだな。
まあ、バイオハザードの世界では無さそうなのだが。
理由は簡単で、俺の周りにあるカプセルの中にも自分のカプセルに映る顔と全く同じ顔をした奴らがいることと、研究員らしき人間達の会話から俺達が
兵士として育てられるようなことを盗み聞いたからだ。
その研究員らしき人間達の会話から、俺達が明日にはカプセルの外に出して訓練を始めることもわかった。
とりあえず今の状況をどうにかする手段は俺にはないので大人しく寝ることにした。
おやすみー
次の日、
研 究 所 燃 え て ら あ
なんか暑くて起きたら周り燃えてるんだけど・・・
銃声っぽい音とか悲鳴とか聞こえるんだけど・・・
って、柱爆発した!?
あっ、不味いぜ!部屋のカプセル燃えてる!!!
あー、倒れる!カプセル倒れる!!!
ギャー、死ぬう!!!
意外に大丈夫でした☆
でもカプセル割れて危ねえな。
炎も迫ってきててヤバいです。
今度こそ終わったかね。
なんて思っていたら誰か来ました。
誰でも良いから助けて!
ヤバい声でない。
掠れてる!
あっ、でも意図は伝わったみたい。
拾い上げてくれた・・・
なんかこの人衛宮切嗣みたいな顔してるな。
なんかしゃべってるけど何言ってるかわからん!
まあいいや、もう眠いし。寝ます。
目覚めたらふかふかのベッドの中でした。
衛宮切嗣似の人が運んでくれたのかな?
というか俺以外のクローン顔達どうなったんだろうか。
研究所じゃ命の危機に気にしてる余裕無かったけど
冷静に考えたら兄弟みたいなものだよな。
無事だと良いけどあれじゃあ無理そうだよな。
なんか後味悪いと言うかなんと言うか・・・
あの状況で何が出来た訳でもないけどなあ・・・
そんなことを考えて落ち込んでいると俺が寝かされている部屋の扉がノックされる。
「・・・起きたかい?」
そういいながら部屋に入ってきたのは昨日の衛宮切嗣似の人だった。
彼は俺のいるベッドに近寄って来ると、
「今はゆっくり休むと良い。せっかく生き残ったんだ」
・・・どうやら俺の危惧していたように俺以外のクローン顔達は全滅してしまったらしい。
というかあれ本当にクローンだったのかも怪しいけど。まあ、俺1人だけが運良く生き残ってしまったということだけははっきりした。
今は生き残れた喜びを噛みしめて死んでしまった奴らが安らかに眠れることを祈るばかりだ。
・・・そういえば、なんで衛宮切嗣似の人の言っていたことわかったんだ俺?
お試し投稿なので生暖かい目で見守って頂けると幸いです。