ーーー拝啓、父さん、母さん。
お元気ですか?俺は元気です。
授業にはしっかりついていけているから、あまり心配しないでください。
友人も何人か出来ました。
みんな良いやつです。
『シロウ!ここで会ったが百年目!エクスカリバー!』
「・・・」
・・・一緒にいて飽きないやつです。
毎日楽しく過ごしています。
長期休みの時には帰ります。
シロウ
「おや?ご両親へのお手紙ですか。」
図書室にて、キリツグ達に送る手紙を書いていた時、俺に誰かが声を掛けてきた。
「はい、オキタ先輩こそどうして図書室に?」
「私は授業の課題の調べものをしに来ました。ここだとネットにない情報がたくさん手に入るんですよ」
「へぇ~」
書き終えた手紙を送信すると、先輩と共に図書室を出る。
「そう言えば、先輩は故郷のご両親は何をされているんですか?」
「父は故郷の惑星の兵士をやっていますね。
厳しい人ですけど優しい人でもありますね」
「俺の父は口下手であんまり話さないんですよね」
「そうなんですか。シロウを見ているとあまり想像出来ませんね」
「まあ、俺は拾われた子供なんですけどね」
「それはなんと言うか、訳有りという感じですね」
先輩は少し心配そうに見てくる。
「いやまあ、あるには有りますけど・・・ん?」
「おや?」
寮まで帰る道を先輩と歩いているとベンチに二人仲良く座ってうなだれている隣の部屋の二人組がいた。
「お前らなにしてんの?」
「その声はシロウ君ですか。私達が学費を自分の財布から払っているのは知っていますよね」
「おう、たしかXはえっちゃんに負けたから二番になってたよな」
「はい、そのせいでご飯を節約しなければいけなくて」
「バイトしてなかったか?」
「明日にならないと振り込まれないんです。なので今日は何も食べられないんです・・・。ベリーハングリーです。」
なるほど、確かに二番の学費を払うXと働いたことのないだろうえっちゃんではお金の管理がなってないんだろうな。
というかえっちゃんは話す気力あるのにXに限ってはその気力もないのかずっと項垂れているな。
「なら、俺の部屋で晩御飯食べてくか?」
「本当ですかシロウ!」
「お前急に復活するじゃん・・・」
「当たり前です!このチャンスを逃すわけには行きません!今日はネームレス・レッドの実技の補習のせいでお腹がスッカラカンなんです!」
「現金なやつ・・・」
「あの、私も出来ればご相伴に与りたいです」
「オキタさん的にもシロウ君のご飯には興味が有りますね!」
「それじゃ、買い物に行くか」
そして、Xがかごにカップラーメンを入れようとするのをなんとか阻止しながら買い物を終え、俺の部屋に帰って来た。
「シロウは部屋を綺麗にしているタイプなんですね」
「まあ、昨日たまたま掃除しただけですよ」
雑談をしながら料理を作る。
えっちゃんも料理に興味があったらしく、俺にやり方を聞きながら料理を作るのを手伝ってくれた。
オキタ先輩も手伝ってくれたのでわりと早く準備は終わり、机に晩御飯が並べられた。
「おお!これは美味しいです!誉めてあげますよシロウ!この料理に免じて明日の勝負は勘弁してあげますよ」
「どうせ勝てねえんだから最初から襲ってくんなよ・・・」
「シロウ君これは何と言う料理なんですか?まだ、私の技術力では作れませんがいつか作ってみたいので」
「これはだな・・・」
「オキタさんにも教えてくださいよ!シンセン組のみんなにも食べさせてあげたいので!」
騒がしいけど、こんな日常も悪くないと思った俺であった。
そういえば、この後オキタ先輩がセイバーであると知ってXが襲いかかったりもした。
というかオキタ先輩もアルトリウム使えるのか・・・
日常パートです。
今回の日常パートみたいな感じでこれからも既存のサーヴァントに良く似たそっくりさんを出していきたいと思っています。
アンケートの内容を変えたので出来れば一度投票した人も再投票お願いします!