皆ハーレム大好きやな・・・
「「実家に帰る!?」」
授業が終わったいつもの放課後。
俺達はゲーセンのゲームで負けたヒロインXの奢りで近場のカフェにやって来ていた。
そして、そのなかでヒロインXがそんなことを言った。
「あの、勘違いしないで欲しいんですが、別に学園辞めるとかではないですからね」
「なんだよ・・・」
「びっくりしました・・・」
詳しく話を聞くと、どうやら学園の学費が倍になった話がばれたらしく家族に呼び出されたとのことだった。
「わ、わたしのせいでとんでもないことに!」
「えっちゃん、棒読みで言われても・・・」
「なるほど、じゃあお土産よろしくな」
「ああ、それとですね、姉が友達も連れてこいと言ってまして、ついてきてください。」
「」
「」
数日後
「ここが私の故郷の惑星グンタマです」
「なんだか過ごしやすそうな気候だな」
「前に来たときとは大違いですね」
結局のところ、俺達はヒロインXに着いてきていた。シンプルにヒロインXに泣きつかれたからなのだが・・・
「ここが私の実家ですね・・・」
「なんというか、普通だな」
「あなたの実家なのでとんでもない家を想像してたんですけどね」
「二人とも酷くないですか!?」
俺達の反応を見て愕然としているヒロインXを放置して俺は玄関のベルを鳴らす。
「はーい、どちら様でしょうか?」
すると、ヒロインXをそのまま小さくしたかのような少女がドアを開けて出てくる。
「えっと、そこのヒロインXの友人のシロウって者なんだが」
「なんと!お姉ちゃんの友達って実在していたんですね!」
なんかこの子辛辣だな!
「久しぶりに会った姉になんてこと言うんですか!」
「なんというか、妹さんはまともそうで安心しました。」
「えっちゃん、なんか切れ味すごくないですか!?」
「まあ、中にどうぞ!お母さんとお父さんは今はいないですけどね」
そんなことを妹さんは言って俺達を家に入れた。
通されたリビングはまあ、平凡なものだった。
すると、リビングの奥のキッチンから女性が現れた。
「おや、よく帰ってきましたね愚妹」
「お、お姉ちゃん、ただいま帰りました・・・」
ヒロインXのお姉さんはなんというか綺麗な人だった。その証拠に俺はともかく同姓のえっちゃんまで見とれていた。
すると、お姉さんが俺達に気付いた。
自己紹介でもしようとしたのだろう。
一瞬口を開いて、次の瞬間には彼女の顔は驚愕に染まっていた。
「あ、あなたは・・・」
「ん?俺ですか?」
「あなたは、あなたは
我が夫!!!」
「」
「!?」
「あちゃー」
「やれやれですね・・・」
この人もギャグ時空に頭やられてやがる!!!
だよね!ヒロインXの姉がまともなわけなかった!
「ああ、すみません。少々取り乱しました。私は謎のワイフM、謎のヒロインXの姉です。」
「あ、わたしは謎のシスターX。謎のヒロインXの妹です!」
なんというか、モルガンとリリィなんだろうなこの人たち。
「さて、愚妹。学費の件ですが。」
「は、はい」
(なんか何事もなく会話始めやがった)
「まあ、とりあえず自分でなんとかしなさい。」
「それ言うだけに私は呼ばれたんですか!?」
「あなたの友人に会う方が本命ですので」
「な、なにぃ!?」
「だって、Xお姉ちゃんセイバー見たら切りかかるヤバイ人じゃないですか。本当に友達いるのか心配だったんですよ?」
どうやらヒロインXは家族からの信頼が薄いらしい。
「あの、もしかしてXって昔っからこんな感じだったんですか?」
「そうですね、我が夫」
「・・・その我が夫ってなんですか?」
「・・・?我が夫は我が夫でしょう?」
うーん、話が通じない!
(Mお姉ちゃんは恋した人にはこんな感じなので・・・)
(だいたいわかった・・・)
ちなみにこの後2~3日滞在して帰ったのだが、毎晩お姉さんに際どい格好で迫られたのは別の話だ。
ヒロインXの姉がまともな訳ねえよなあ!
と言うことでお久しぶりです。なんでこんなに遅れたかと言うと、オルレアン編で詰まってしまいまして。このままだと面白く書けないなあと思ったので恒例のアンケートです。
三章ぐらい書こうと思うので投票お願いします。