衛宮士郎の願い   作:パッカ5210

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プロローグにあたる部分です、時間てきにはカードが出現したあたりです。


第一章二人の魔法少女と一人のお兄ちゃん
第一章1話


夢を見る 、ある時俺は騎士の女性と共に戦っていた 夢を見る、ある時俺は剣の世界で青年と戦っていた 夢を見る、ある時俺は理想を捨て女性のために戦っていた 夢を見る、ある時俺は…… 目を覚ますとそこは毎朝見ている天井だった。 (夢か…)

俺こと衛宮士郎は硬くなった身体を伸ばす。

(また、か)

このごろ変な夢が続いていた、それだけならまだいい、いや、内容が内容なので自分の頭が少し心配になるが問題はそこじゃない。

(あまりにもリアルなんだよな。)

夢の中で感じる風や握っている二つの剣、触れ合った人たちの感触などがリアルすぎたのだ。

「ま、考えても仕方ないか。」

俺は顔を洗うために洗面台にいく。

「おはようございます、士郎。」

俺が顔を洗いリビングに行くとキッチンで家族のセラが朝食を作っていた。

「おはようセラ、今日の朝食はなに?」

「今日は焼き魚に味噌汁とご飯ですよ。」

セラは俺の分をテーブルに置きながら答えた。

「今日も弓道部の朝練ですか?」

「ああ、後輩に負けられないからな。」

「部活の方も全力でやることは良いですが勉学も疎かにしてはいけませんよ、あなたは当家の長男なんですから。」

「わかってるよ、それじゃ行ってきます!」

「士郎!話は終わってませんよ!」

俺はセラから逃げるように朝食を食べて家を出た、セラは一度こういう話をしだすと長いのだ。

「さて、今日も頑張りますか!」

自転車を出しながら自分に気合をいれ、学校へとむかいだした。

 

 

「ふー、流石に疲れたな。」

「お疲れ様です、先輩。」

弓道部の後輩である桜がタオルを渡してくれる。

「ありがとう、桜。」

「いえ、今日もとても綺麗でした!」

桜はこうしてよく俺に気をかけてくれる、周りにも気を配ってはいるが何故か俺には特に良くしてくれるように感じるのは気のせいだろうか?

「ありがとう、桜も今日は絶好調だったな。」

「はい!流石に先輩にはおよびませんが…」

「そんなことないさ、桜くらい真面目なら近い内に抜かれるかもな。」

そんな話を桜としているとふと夢の内容が急に浮かんできた。

「桜、変な話なんだけど魔術なんて信じるか?」

「!…急にどうしたんですか、先輩?」

桜が驚いた顔をした後に真面目な顔できいてきた。

「いや、そんなに大事な話な訳じゃなくてさ、夢の中で出てくるんだよ。」

「夢…ですか?」

「そうそう、なんか妙にリアルなんだよなー」

俺が説明すると桜は安心したようになった後、残念そうな顔で答えてくれた。

「流石に知りませんね、そんな噂も聞いたことないですし…」

「だよなー、ゴメンな変なこと聞いて。」

「いえ、かまいませんよ、それより早くかたずけないと授業に遅れてしまいます。」

桜に言われて時間を確認してみるとまだ余裕はあるが油断はできない時間になっていた。

「本当だ、早くかたずけて教室に行こうか。」

「はい、先輩!」

俺と桜は自分のかたずけを済ましてそれぞれの教室に向かって行った。

 




まさかのヒロインが出ない!次回は出すように頑張ります…
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