キーンコーンカーンコーン…
「ふー、終わった…。」
硬くなった身体をゆっくりとほぐしていく。
(今日は当番だし早く帰らないとな。)
そんなことを考えながら校門を出ると一成がいた。
「よっお疲れさん一成。」
「早いな衛宮、もう帰るのか?」
「ああ、今日の夕食当番俺だからさ。」
「なるほど、ちょうど迎えも来たようだぞ。」
「迎え?」
俺が振り返るとそこには…
「お兄ちゃん!」
「お、奇遇だな、お前も今帰りか?イリヤ。」
「うん!一緒に帰ろお兄ちゃんっ!」
しばらく話しながら歩いているとまた夢のことが頭に浮かんだ。
「イリヤ、お前は魔術なんて信じるか?」
「魔術?魔法じゃなくて?」
「うーん、まあどちらにしても同じようなものか。」
「あるとは思わないけどあったら便利かな~」
「ま、そんなもんだよな。」
イリヤとそんな話しをしているともう家のすぐ近くまで来ていた。
「到着ーっと、ただーいまー!」
イリヤが勢いよく家に入るとセラが洗濯物を運んでいるところだった。
「おかえりなさいイリヤさん、シロウも一緒ですか。」
「うん!校門前で会えたから。」
「ただいまー」
俺が後から入るとイリヤはセラとなにか話していた。
「そっか!もう届いたんだ!」
イリヤはセラからなにかを聞くと急いでリビングに入って行った。
「?、なんでしょうか?」
「イリヤのやつどうしたんだ?」
「いえ、荷物が届いたと言ったら急いで行ってしまったものですから…」
セラと話しながらリビングへ行くとテレビで剣を持った少女が敵と戦っていた。
「なにかと思えば…」
「アニメのDVDか。」
イリヤはリズと一緒に話しながらアニメを楽しそうに見ていた。
「ああ…すっかりイリヤさんも俗世に染まってしまって…奥様たちに留守を任されたというのに、これでは顔向けできません…」
「いやまぁ個人の趣味の問題だしそんなに気にしなくても…」
「何を無責任な!義理とはいえ兄である貴方がしっかりしていないからこんなことに…!」
「え!怒られるの俺⁉」
そうしてセラに一時間ほどとばっちりを受けた俺は逃げるように夕食を作り始めた。
「まったく、セラは厳しいんだよなー」
夕食を食べた後自分の部屋に戻った俺は明日の宿題をしていた。
「そろそろ風呂にはいるか。」
時間を見てみるともう9時を過ぎていた。
「先に風呂使うぞ。」
リビングにいたセラとリズにいちよ声をかけておいた。
「イリヤさんが先ほど入っていたので確認してから入ってくださいね。」
「いってら~」
セラとリズに了承をもらい風呂場に行くと風呂の電気が消えていた。
(おし、イリヤはもう出たんだな。)
電気をつけて風呂に入るとそこには…
「「………」」
まず目に入ってきたのは綺麗な長い白い髪、濡れいるからか光でさらに綺麗に光っていた、次に見えたのは真っ赤な目、驚いているのかとても大きく開いていた、最後に見えたのは髪にも負けないくらい綺麗なしてからい肌でありゆっくり目線を下げていくと…
「…」
「で、電気…消えてたから…、もうあがったのかと…その…」
「いっ…!」
「うわあぁぁ!ゴ、ゴメッ…!」
その後のことは記憶にない、覚えていたのは顔にぶつかって俺の鼻血で濡れた何かと、一緒に入っていた頃より少し成長していたイリヤだった…
ついにヒロイン登場!次はライダー戦に入るかな?