side桜木咲子
ルマ「強いね…」
メイ「あっさり相殺されましたね…」
出夢「さて、今度は僕の番だよ!重力球!」ギュィン!
先輩は紫色の波動弾をいくつか飛ばしてくる。
当たったらひとたまりもなさそうね。
咲子「みんな下がって!イジゲン・ザ・ハンド・改!」
私は右手にエネルギーを纏ってから地面に拳を当てる。
そして床からドーム状のエネルギーの壁ができる。
重力球は壁にあたり、上へと受け流され、天井にあたる。
出夢「へぇ、属性や能力ではなく、エネルギーを使って防御するとはね…しかも妹の好きなアニメの技とは…」
メイ「お兄さん、一言余計です。風斬!」ズバッ!
翔「俺も加勢するぜ!エターナルブリザード!」
ティゥルルルン…
メイは飛斬撃、翔は氷で攻撃する。
翔は水属性だがその中の氷系をよく使う。
出夢「またあのアニメの技か…フンッ!」バリィン!
しかし、攻撃はあっさり破られる。
学「ストーンパンチィッ!」ブンッ!
学は手に岩を集めて先輩に殴りかかる。
出夢「こんどは物理攻撃だね。ハッ!」ガシッ
先輩はその拳を軽々受け止める。
学「やべ、まさか…」
出夢「ぐーるぐるぐるぐるぐる…」ブンブンブンブン…
学「あーれー」クラクラ…
先輩は学をブンブン振り回す。そして…
出夢「それっ!」ポィッ!
学「うわぁぁぁぁ」ピュゥゥ…
祐樹「あらら…」
アナウンス「本松学、場外により失格!」
出夢「あと7人だよ。早くかかってよ」
絵奈「………」カキカキ…
育也「………」ビリビリ…
咲子「終わりそう?」
絵奈「終わったよ〜!」
育也「俺も準備オーケー!」
咲子「よし、2人とも、ゴー!」
ルマ「僕たちも技の準備を…」ギギギ…
絵奈はさっき描いた絵を実体化させる。それは…
出夢「おお…すごい能力だね…まさか龍を描くなんて…」
先輩が言った通り、龍だ。しかも、墨に電気を流していたため、体は電気を纏っている。
絵奈と育也「電龍!」
電龍「グォォォォ!」ゴォォォ…
電龍は先輩に突撃する。
出夢「これは止めにくいから…フンッ!」ズシィ!
先輩は能力で重力を強くし、龍の動きを止める。
電龍「グググ…」ズンッ!
祐樹「止められた…なら…!」ビリビリ…
メイ「何をするんですか?」
祐樹「見とけよ…」ギュゥン…
祐樹は龍の真後ろで足に電気を纏わせる。
まさか演出まで再現するとは…ドラゴンじゃなくて龍だけど。
祐樹「電龍、電撃光線を出す準備をしろ」
電龍「…グォ」ビリィ
祐樹「よし、行くぜ!ドラゴンスレイヤー!」
ビリィッッ!!
電龍「グォォ…」フッ…
電龍はエネルギーを使い果たして消えてしまう。
出夢「ぐっ…凄いパワーだ!」グググ…
先輩は重力の壁を作り、攻撃を塞ごうとするが、壁は次第に割れていく。
出夢「…そうだ!さっき君がやってたのは…」スッ…
咲子「え、私?まさか…」
出夢「こう、かな?」ギュィィン!
先輩は壁を曲げ、電撃光線を受け流す。私が使った技の原理をすぐに理解し、使うとは…さすが3年の1位、侮れない強敵ね。
翔「咲子のイジゲン・ザ・ハンドを真似した…」
育也「恐ろしい…」
電龍が破られたから自信は余り無いけど、使うしか無い!
ルマ「咲子、僕はいつでもオーケーだよ!」ギギッ
咲子「え、早っ!私もこれでオーケーよ!」ボォォ
出夢「ムッ!?」
咲子とルマ「いっけぇぇ!ケルベロス!」
ケルベロス「ワォーーン!」
地獄の番犬、ケルベロスを呼び出した。
実は、呼び出したのではなく、
ルマが骨でできたケルベロスを操作し、咲子がケルベロスの口の中にある火桜にエネルギーを送り続けることで成り立ってます。
咲子「ネタバレしないでよ!」
天の声「いやいや、俺の勝手だろ…」
咲子「いかりのてっつい!」ドゴォ!
天の声「グハァ!」
ネタバレ、ダメ、多分。
次回もよろしくお願いします。