桜咲く。(未完)   作:Lcrcl (エルマル)

113 / 359
何故この小説の登場人物は悲しい過去を持つ傾向があるのか…(落ち込み)


解決策

side室見メイ

 

レイト「…これが僕の過去さ」

 

メイ「………」

 

才能を活かす事ができない上に親に普通にされたんですね…

 

メイ「…貴方の両親、そうとうクソですね」

 

人をあまり悪く言わない俺でもそう思います。

 

レイト「かもね…」

 

メイ「で、レイトさんはどうしたいんですか?」

 

レイト「僕?……正直言ってこんな地獄はもうこりごりだよ」

 

メイ「それは、心からの願いですか?」

 

レイト「…どういう事だい?」

 

メイ「仮面がついたままになってるんですよ」

 

レイト「…そうか…この仮面、外し方が分からないんだ。6年ぐらいずっとつけっぱなしだったから、外したら…発狂するかもしれない」

 

メイ「そうですか…じゃあ、少しずつ外せばいい話です」

 

レイト「でも…どうやって?今日は幸い両親が出張だから外せるけど、帰ってきたらまた地獄は続く」

 

メイ「そう、なりますよね…」

 

どうすればいいのでしょうか?

 

ナオ『ゴメン、私達も思いつかない』

 

そうですか。うーん…

 

メイ「…あ、いい事思いつきました!」

 

レイト「いい事って?」

 

メイ「ズバリ、反抗です」

 

レイト「…え?」

 

メイ「才能を活かすことをためらわずに、普通になれと言われてもやめない…そんな反抗が必要だと思います」

 

レイト「いい考えだね…不採用」

 

メイ「な、何でですか?」

 

レイト「一定の限度を超えると監禁されてしまう。そうなったらどうしようもないんだ」

 

メイ「監禁罪で訴えれば良くないですか?」

 

レイト「文字通り何もない密閉空間で通報できるとでも?」

 

メイ「あ、そうでした…」

 

なら、才能を親から隠して過ごす…いつかバレますね。

…!!

 

メイ「レイトさん、火で刀を作れますか?」

 

レイト「え、やったことないけど?」

 

メイ「貴方の才能ならすぐにできるようになるハズです。監禁された場合はそれで脱出できます!」

 

レイト「なるほど…」

 

メイ「採用、しますか?」

 

レイト「…うん、それでお願い」

 

メイ「なら、まずは…」

 

それから数時間俺はレイトさんを鍛えました。

数分で物にしていたのでホントに凄い才能ですよ。

 

レイト「ふぅ…」

 

メイ「お疲れ様です」スッ

 

レイトさんにポカリを渡します。

 

レイト「ありがと…ぷはっ」

 

メイ「希望はありますか?」

 

レイト「…うん、あるよ。明日両親が帰ってきたらまだ何もしないけど、年が明けたら反抗開始だ。室見さんには感謝しかない」

 

メイ「どういたしまして。ところで、レイトさんの両親は出張なんですよね?」

 

レイト「そうだけど?」

 

メイ「…よかったらウチで泊まりませんか?」

 

レイト「………ゑ?」




ビターチョコデコレーションというボカロ曲があるんですが、その曲の2番サビの最後『君センスあるよ』で少し希望を持った後、完全に闇落ち(?)状態になるんです。
レイトはそのまま救われたパターンですね。

次回もよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。