side桜木咲子
ー博多駅ー
一郎「あ、そろそろ時間みたいだ」
流「楽しかったぜ」
咲子「ええ、こちらこそ」
砂智子「次会うのは5校衝突ですかね?」
風鈴「私は北海道で待ってるから!」
一郎「…ゼイル」
ゼイル「?」
一郎「…またな!」グッ
ゼイル「…ああ!」グッ
おお、友情を感じるわね…
一郎「そんじゃあな…!」タタッ
4人は改札を通り、奥へと進んでいった。
咲子「曲者揃いだったわね」
ゼイル「それは咲子もだろ」
咲子「ふふっ、それもそうね。…帰りましょ?」
ゼイル「ああ」
side渡辺レイト
レイト「友達と遊びに行ってくる」
母「行ってらっしゃい」
ガチャッ
今日も室見さんに鍛えてもらう予定だ。
前回(昨日と一昨日)もかなり分かりやすかったから、知識もだんだん染み込んでいった。
…楽しみだ。
ー数分後ー
ピンポーン
…ガチャッ
メイ「あ、レイトさん。どうぞ」
レイト「うん、失礼します」
僕は家の中に入っていった。
メイ「今日は何しますか?」
レイト「今日も僕を鍛えてくれないか?」
メイ「今日もですか?偶には休んだ方がいいと思いますよ?」
レイト「偶にはって、まだ2日だよ、鍛えてもらってるの」
メイ「それもそうですけど…とにかく、やりすぎるのはダメです。仮面が無くても精神的負担がかかってしまったらとんでもない事になりますよ?」
レイト「そ、そうだった…」
忘れてたよ。
メイ「じゃあ、もう1回ききます。今日何しますか?」
レイト「…またMULAの物語をやっていいかい?」
メイ「もちろんです。…どうぞ」
レイト「ありがと」ニコッ
メイ「…どっ、どういたしまして♪(今の笑顔なんですか!?なんか、顔が熱く…)」
室見さんの顔がほんのり赤くなっていた事を、僕が気付くことはなかった。
side室見メイ
メイ「………」
レイトさんは今俺のパソコンでMULAの物語をプレイしてます。
そして俺は…
メイ「…やっぱりはっきりとは見えないですね」
悪魔化したお兄さんがランク戦をしてる動画を見てます。
身体能力と共に動体視力も上がったハズですが…
メイ「お兄さんの悪魔化はパワーが4倍、つまりおよそ500万ですね」
4倍という差は大きいですね。
メイ「レイトさんの成長速度も半端ないですし…」
最初の頃は5000ぐらいだったものが10万ぐらいですから。
メイ「うーん…」
お兄さんぐらいのスピードにも対応できるように自分を鍛えるか、レイトさんの才能を磨くために彼を鍛えるか。
俺はどっちを優先すればいいんでしょうか?
クミ『あ、どっちもすれば?』
どっちも…悪くはない考えですね。
メイ「…後で決めますか」
時間は充分ありますし。
次回もよろしくお願いします。