ああ、俺の”布団から出たくない病”が発症する…(大嘘)
咲子「火であっためるから、早く起きなさい!」ボッ
天の声「はーい…」ムクッ
咲子「…フンッ!」ボォォォ!
天の声「ギャァァァァァァァァ!あちぃぃぃぃぃ!
咲子「運動でもしてあったまりなさい」
その後、作者はハイになり、灰になったという。
side桜木咲子
ゼイル「………」
咲子「………」
茜「え、えっと…」
??「おお…!」キラーン
ゼイルの家に入って数秒後、茜の友達らしき女の子が目を文字通り輝かせて私をじーっと見ている。
咲子「あの…アンタは?」
留美「茜ちゃんの友達の
咲子「せ、先輩?」
留美「はい、来年花町高専に入学するので!」
咲子「は、はぁ…」
ゼイル「…とりあえず自宅に入っていいか?」
留美「…あ、スミマセン、すぐどきます!」サッ
2人(……忙しいな、この子)
ー数分後ー
咲子「…で、留美」
留美「はい、なんですか?」キラーン
咲子「なんでそんな憧れるような目で私を見てるの?」
留美「そんな目をしてるんじゃなくて、実際に憧れてるんです!」キラーン
咲子「そ、そう…」
茜「スミマセン咲子さん、留美は私から咲子さんの話を聞くたびに目を輝かせながら聞いてるんです。相当なファンですよ?」
咲子「ファン、ねぇ…」
確か千早と千代もファンだったわね。(今でもそう)
咲子「ところで、どうやって茜と意気投合したの?」
留美「…ズバリ!先輩です!」
咲子「え、私?」
留美「茜ちゃんのお兄さんが先輩の友達だと知り、その事で色々話していたらいつの間にか意気投合してました!」
咲子「なるほどね…あ、一応聞くけど、私のどういう所に憧れてるの?」
聞くのは恥ずかしいけど…
留美「…戦い方です!」
咲子「戦い方?」
留美「はい、あの技の発動するタイミング、状況に対する対応力、格上の相手を倒す戦術…そして強力な技の派手さ…その全てに憧れてます!」キラーン☆
留美は目をさらに輝かせてそう言う。
咲子「そ、そう…(自分から聞いてなんだけど、照れるわね…)」
茜「留美、そこまでにしとけば…?」
留美「…あ、スミマセン!」
咲子「べ、別にいいわよ…謝らなくても」
ファンができて嬉しいのは事実だし。
留美「…先輩、1つ質問いいですか?」
咲子「いいわよ?」
留美「弟子って、受け付けますか?」
咲子「弟子?いくつかの条件を達成したら受け入れるかな、多分」
留美「その条件って?」キラーン
咲子「1つ目はパワーが30万以上、2つ目は改以上の技が最低1個はあること、3つ目は…努力を怠らないこと、かしら?」
留美「…先輩」じー
咲子「な、なに?」
留美「…頑張ります!」
あ、この子弟子になる気ね。今気付いたわ。
咲子「ええ、期待してるわ」
留美「はい!」ニコッ
うん、いい笑顔ね。
こうして私は弟子候補ができた。
留美は黒髪ロングで、赤いパーカーを着ています。
MULAでは…ルメの転生ですね。
次回もよろしくお願いします。