side桜木咲子
一昨日は…うん。言わなくていいわね。
今は12月31日の夜。あと少しで新年を迎える。
咲子「今年は色々あったわね…」
ゼイル「ああ。10月でやっとあの地獄が終わった…そして引っ越してしばらくした後咲子と恋人になった。…いい年だった」
咲子「…あ、ゼイル、アンタ年越しに食べる物ってあるの?」
ゼイル「いや、ないが?」
咲子「じゃあ…年越しラーメン、食べてみる?」
ゼイル「ラーメン?そばとかじゃないのか?」
咲子「ウチはラーメンなのよ。おせちも食べないわね」
ゼイル「なるほどな。食べてみる」
咲子「了解。準備してくるわね〜」スタスタ…
キッチンできじおさんに『俺と茜の分も作ってくれるかい?』と、頼まれたので、4人分作る事になった。
(きじおは年越しラーメンの事を知っている)
side飛羽野ゼイル
………。
10月、逃げる事を決めるまでは、最悪と言っていいような状況だった。
あの時、兄さんに匿われなかったら…いや、考えちゃダメだ。
ここに引っ越してきて、最初はまだ人間不信だったが…ここは良い奴ばかりだった。
特に咲子。俺が過去を打ち明け、慰めてくれた。おかげで目の腐りも取れ、肩の荷が完全に降りた。
それからも、充実した日々だった。似た趣味を持つ友達ができた。咲子の可愛い一面も見れた。
咲子と付き合う事になった時、本当に嬉しかった。まさか両想いだったとは思わなかった。
今の俺は、幸せ者だな。
咲子「ゼイル、できたわよ」
ゼイル「おう、今行く」
ー数分後ー
ズズッ…
ゼイル「おお、美味いな」
咲子「喜んでもらえて嬉しいわ♪あ、ちなみに正月の餅にとあるものを混ぜ込んだわよ」
ゼイル「それは楽しみだ。…美味え」
side桜木咲子
ラーメンを食べた後、私達は117の時報を聞いていた。
ピッ、ピッ、ピッ、プーン♪
咲子「後20秒」
ピッ、ピッ、ピッ、プーン♪
ゼイル「10」
茜「9」
きじお「8」
咲子「7」
ゼイル「6」
茜「5」
きじお「4」
咲子「3」
ゼイル「2」
全員「1…」
…プーン♪
『あけましておめでとう』
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その頃、他のメンツは…
祐樹「これからもよろしくな、ルマ!」
ルマ「うん♪」
祐樹をルマは家で過ごし、
絵奈「むにゃ…」
絵奈は寝ており、
千早「…おっ、年明けてる」カタカタ
千代「あけおめ…」カタカタ
七隈兄妹はパソコンとにらめっこ、
レイト「………」ギュルルル…
レイトはエネルギーを集中してて気付かず、
翔「あけおめ」
育也「ことよろ」
学「…寝ようぜ」
翔、育也、学の3人は互いに挨拶、
メイ「お兄さん、次は貴方に勝ちます!」
出夢「そうかい、でも負けないよ!」
花「………(これババ抜きよ?)」
メイと出夢が何故かババ抜きでガチになっていた。
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………。
「時間停止!」
↓ブゥゥゥゥン…
赤いパーカーを着た女性が、そう言った。
117を電話すると正確な時間を知る事ができます。
次回もよろしくお願いします。