メイ「あなたですよね?」
天の声「い、いや?そんなことないよ?」アセアセ
メイ「顔でバレバレですよ…」
…以上、謎の茶番でした。
side桜木咲子
咲子「…で?まだやるの?」
渡「くそぉ…」ボッコーン
次郎丸「強え…」ボコーンッ
咲子「私の質問に答えなさい」
渡「チッ…今回はここまでにしてやる」
次郎丸「いい気になるなよぉ!」ダダダー
2人は弱いやつがよく言うセリフをいい、私から逃げるように去っていった。あれ絶対逃げてるよね?
翔「おつかれ、咲子。ほれ、マッ缶」
咲子「あ、ありがと。ちょうど糖分が欲しかったのよ」
絵奈「それにしても、あの2人弱かったね〜」
祐樹「なんでまだ10位以内にいるのか不思議なくらいだ。明日ランク戦申し込んでフルボッコにするか?」
翔「いい考えだな。俺はあいつらより上位だから挑めないんだよな…今回に限ってお前が羨ましい」
祐樹「…遠回しにお前はランクが低いと言われてる気がするんだが」
咲子「安心して、祐樹。一応この中では一番低いから」
祐樹「…はい、そうですね…」ズーン…
絵奈「安心して!この中では低いけど、学年では上位だから!」
祐樹「フォローになってないような気が…」
咲子「まあ、そんな話は置いといて、早く帰りましょ」
翔「そうだな」
祐樹はそのあとも少し落ち込んでいたが、明日ランクを上げれると思い出した瞬間、すぐに立ち直った。単純ね。
ー帰宅後ー
ガチャッ
咲子「ただ今〜」
春菜「お帰り、咲子。客が来てるわよ」
咲子「客?だれかn「私ですよ」…ユーは何しにこの家へ?メイ」
客はメイだった。緑のパーカーとオレンジのスカートをを着ていて、腰には相変わらず日本刀(逆刃刀)が差してあった。それ、動きづらくならないのかな?
メイ「ちょっと…特訓に…付き合って…ほしくて…ここに…来たんですけど…ダメでした?」モジモジ
この前家の場所教えたから来たのはいいとして、何その仕草。私女なのに惚れてしまうよ?可愛すぎでしょ!
咲子「も、もちろんいいわよ!」
メイ「…ほんとですか!?」パァァ
メイは私の返事を聞いた途端明るい表情をした。笑顔が眩しいよぉ〜
咲子「ところで、どこでするの?」
メイ「…庭でやります?」
咲子「お母さん、それでいい?」
春菜「いいわよ、荒らさない程度には」
咲子「オッケー♪」
メイ「ありがとうございます!早速始めましょう!」
その後約1時間、私たちは模擬戦や技の練習をしていた。
ー約1時間後ー
咲子「ふぅーっ、今日はここまでにしよっか」
メイ「そうですね。ところで咲子さん、私イナ○レが入った3○S持ってきたんですが、あなたは持ってますか?」
咲子「もちろん、持ってるわよ!通信対戦する?」
メイ「私のチームは強いですよ?」
咲子「私だって!やろうやろう!」
私なんて、ゴットキャッチとかG5まで強化してるんだから!
ー数分後ー
咲子「負けた…」ズゥーン…
メイ「フッ、これが私の実力です!」ドヤァ!
わお、メイのドヤ顔可愛い…って、そんなこと言ってる場合じゃないわね。
咲子「どうやったらあんなに強くなるの?」
メイ「ゲーム内の全キャラ調べ尽くしてから、バランスよくステータスを調整したんです。チーム作るだけで200時間以上かかりましたよ」
咲子「まじすか…」
あまりのガチっぷりに、女らしくない返事をしてしまった。メイってガチ勢なのね。私はエンジョイ勢だけど。
メイ「時間も遅くなってきましたし、そろそろ帰りますね」
咲子「あ、うん。じゃあね〜」
メイ「失礼しました、さようなら〜」ガチャッ。
今日学んだこと。それは、
メイは女でも惚れるくらい可愛いしガチ勢であること。
以上!
警告。
咲子は至って健全です。決して惚れっぽい性格であったり、そっち系の趣味を持った人であったりしません。
次回もよろしくお願いします。