桜咲く。(未完)   作:Lcrcl (エルマル)

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メイは元々二刀流にするつもりだったんですが、刀の名前が中々思いつかなくて。
しかし、複線としてこの名前でいいかなと。


文字通り衝撃の事実

side室見メイ

 

室見祖父「コレが飛梅と同じくワシの親父が使っていた刀…"麒麟"じゃ」

 

スッ

 

メイ「麒麟…」カチッ

 

お爺さんに刀を渡されました。

 

室見祖父「ほれ、抜いてみぃ」

 

シャッ…

 

…!

 

メイ「綺麗…」

 

刀身は桃色がかった銀色でした。

形状は飛梅とかなり似ていますね…

 

室見祖父「庭の竹で試してみんしゃい」

 

メイ「はい」

 

スタスタ

 

ー庭ー

 

メイ「行きますよ…」スッ

 

レイト「………」ゴクリ

 

メイ「…斬ッ!」シャッ

 

 ァ

 ン

 !

 

竹は綺麗に斬れました。

 

メイ「凄い斬れ味です…!」

 

室見祖父「そうじゃろ?じゃあ、今度は飛梅と麒麟の二刀流で斬ってみぃ」ニヤリ

 

メイ「?…分かりました」スッ

 

シャキン

 

メイ「命命斬り!」シャッ

 

刀を竹に振りかぶると…

 

…ギュゥゥン!

 

レイト「!?」

 

メイ「衝撃波!?」

 

刀から飛斬撃…いや衝撃波が出て、斬れた竹が吹っ飛んで壁にぶつかりました。

 

室見祖父「はっはっは、驚いたやろ?」

 

メイ「コレは…?」

 

室見祖父「飛梅、麒麟を同時に使った時、それが起きるとよ。理由は不明じゃがな」

 

メイ「なるほど…」

 

なんとなく、この2本を互いに近付けた時に力を感じます。

 

室見祖父「説明はそれだけじゃ。後は慣れんしゃい」スタスタ

 

メイ「…コレ、凄いですね」

 

レイト「でも、どう扱えばいいんだろう?衝撃波の発生は使いにくそうだし」

 

メイ「衝撃波の発生には何らかの意味があるハズです。いつかソレを解明してみせます!」キラン

 

そう言って俺は、刀を天に掲げました。

…その時たった一瞬だけ、刀身が白くなったように見えました。

 

ー--------------------------------------

 

side七隈千早

 

千早「なぁ、千代」

 

千代「何?」

 

千早「桜木咲子ファンクラブの会員数、どうなってる?」

 

千代「ちょっと待って…おお、4桁行ったわ」

 

千早「流石咲子だな」

 

千代「ええ…ホント、私達勧誘されて良かったわね」

 

千早「だよな…」

 

1年半前を思い出しながら言う。

 

千早「偶々俺の能力が気付かれて、パソコン室で見つかったんだよな?」

 

千代「ええ」

 

千早「…てか、今思うと俺ら咲子ファンの中では超古参だよな」

 

千代「でも、咲子の中学校時代からのファンもいるわよ?」

 

千早「俺達もそうじゃねーか」

 

千代「…ま、そうね」

 

咲子が中学校で戦闘大会に全国優勝した時、俺マジでカッコいいって思ったんだよ…懐かしい。

 

千早「…そういえば、"奏斗"はどうしたんだ?」

 

千代「用事で来れないらしいわ」

 

千早「そうか。ま、今日は別に問題ないな」

 

そして俺達はパソコン作業を再開するのであった。




室見祖父の笑い声がなんと「はっはっは」とはね。

後、サブタイトルの意味はそのまま、衝撃波が起きるという事実です。

咲子が戦闘大会に全国優勝したという情報が出なかったのは…単純に咲子が自慢しないタイプだからです。

次回もよろしくおねがいします。
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