sideテレス・テレスト
次の日の8時頃。
僕は朝の散歩で昨日咲子達に会った公園を通りかかった。
咲子「さあ、かかってきなさい!」
「うん!」スッ
テレス「……?」
天使化した咲子が小さな女の子の相手をしていた。
妹かな?
というか…
テレス「なんで天使化…?」
「えいっ!ぶっ飛びパンチ!」ザッ
ドッ…!
テレス「ええ!?」( ゚Д゚)
何、今の勢い…
咲子「結界!…からの分解火桜!…さらに真千手観音!」ガシィン!
次々と防御技を使う咲子。
ピキッ…
「はぁぁぁぁ!」
それにヒビを入れる女の子。
一体何者!?
シュゥゥゥ…
咲子「あ、危なかった…」
「むぅ、おしかったな~」
咲子「やっぱり強いわね、竜美」ナデナデ
竜美「お母さん…えへへ~」
…ん!?
テレス「お母さん!?」
どう見てもそんな年齢差には見えないんだけど!?
咲子「あ、テレスさん。おはようございます」
テレス「え?…ああうん、おはよう。その子は?」
咲子「娘の竜美です。とある理由で引き取った子です」
テレス「なるほど…」
引き取ったなら、まあ理解できるね…
竜美「桜木竜美です!おばさんは?」
テレス「テレスだよ、よろしく」
(おばさんと言われても気にしないタイプ)
竜美「うん!」ニコッ
…そうだ。
テレス「竜美ちゃん」
竜美「?」
テレス「さっきのパンチ、僕にも見せてくれないかな?」
竜美「いいですよ!」
咲子「えっ…テレスさん、ケガしますよ?」
テレス「大丈夫だよ、こう見えても僕、有美より強いから」
咲子「は、はぁ…(有美さんより強いって、どれぐらいなのかしら?)」
テレス「そういうことで…かかってきて!」ザッ
竜美「うん、行くよ…!」
スッ
竜美「ぶっ飛びパンチ!」ザッ
ドッ…!
テレス「おお…」
凄い、目の前から見るとより気迫を感じるね…!
テレス「ハッ…天空掌!」ズガァン!
シュゥゥゥ…
掌底を放ち、竜美ちゃんのパンチを相殺した。
咲子「天空掌!?…あっ、なるほど…」
テレス「ん、君も使えるのかい?」
咲子「テレスさんも日花先生に教えてもらったんですか?」
テレス「ん?…いや、逆だよ?」
咲子「ゑ」
テレス「天空掌は、僕が作った技なんだ」
咲子「ええっ…!?(知らなかった…)」
テレス「僕がそれを日花に教えて、日花はそれを元に炎天掌を生み出し、有美がそれを真似して覚えたんだ。…まあ、天空掌より威力は少し低いけどね」
咲子「なるほど…」
竜美「テレスさん!私のパンチどうだった!?」
テレス「凄く強かったよ!」
竜美「でしょ~!」ニコッ
いやぁ、この子は凄く強いね…
テレス「咲子」
咲子「?」
テレス「僕はそろそろ行くとするよ、またね」スタスタ
咲子「はい、またです」
竜美「またね~!」
…決めた。
しばらくココに滞在しよう。
経緯
テレスが天空掌を習得→この世界で日花にこっそり天空掌を教える→日花がそれを弄って炎天掌を生み出す→それを見た有美が真似する→さらに日花がそれを咲子に教える→咲子がテレスの天空掌を目撃(イマココ)
次回もよろしくおねがいします。