side桜木咲子
私達さとかに隊+留美&茜は基地に集合していた。
どうやら千早達がプレゼンをやるらしい。
咲子「多分5部のプレゼンだろうけど…早くない?」
メイ「開発スピードは元々速いのにさらに速くなってますよね…」
翔「もう驚かんぞ…」
ガチャッ
…セッティングが終わったようね。
千早「それじゃ、プレゼンを始めまーす」
画面には、
『MULAの物語制作陣の紹介と5部のPV』
のタイトルが。
…やっぱり5部の開発は終わってたのね。
千早「まずは、制作陣のメンバー紹介ですね。プログラマーは俺、七隈千早と…」
ザッ
千代「私、七隈千代です。量は私が8割、千早が2割ですね。私の場合能力によるものが多いです」
千早「映像・演出はこの方です!」ピッ
絵奈『どうも~、貝塚絵奈です~』
スクリーンに絵奈が映る。
病院で動画を撮ったようだ。
絵奈『ピクセルアートは私が全部やってます!』
そして動画は終わった。
…短いわね。
千早「そして音楽、つまりBGM担当はこの方です。…おーい、出てこい」
「う、うん…」
眼鏡とヘッドホンを付けた男性が現れる。
奏斗「音楽担当の、音羽奏斗です。曲は僕が作ってます」
千早「メンバーは以上です!それじゃ次はお待ちかね、MULAの物語5部のPVです!」
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PVの後、プレゼンは終わった。
奏斗「緊張した…」
千早「まあ、そりゃ学年のトップ達の目の前で自己紹介をするんだからな」
千代「緊張しなかった私達がおかしいのよ」
奏斗「いや、それは2人が試合の実況もしてるからだと思うよ?」
うん、私もそう思うわ。
咲子「…そういえば、アンタ達はいつ知り合ったの?」
千早「中学の時だな。オタトークで盛り上がってそのまま友達になった」
奏斗「そういえばその時ぐらいだったね、桜木さんが中学の戦闘大会に優勝したの」
千代「私達は違う中学だったけどね」
咲子「それぐらいの時期だったのね…」
てか、私自身戦闘大会に優勝したのを忘れそうになるわ…
主にココ2年の内容が濃すぎるせいで。
メイ「奏斗さんの曲、凄く気に入ってますよ!」
奏斗「あ、ありがとう…」
そしてもうしばらく私達は雑談するのであった。
ー数時間後ー
メイの実況、生配信にて。
私とメイはアモングアスの対戦をしていた。
もちろんさとかに隊のヤツらも巻き込んで。
Bloom_Kid「さっき誰かがベントしたのが聞こえたわよ?」
Mei「どのあたりですか?」
Silver「Bloomと一緒にいたんだが、医務室辺りからだ」
Iceman「マジか?」
TY「………」
Zeroto「TYはどうだい?」
Fast_Thousand「さっきから黙ってるようだが?」
TY「お、俺は何も…」
全員『TYだな』ピッ
『TYはインポスターだった』
うん、やっぱりね。
音羽奏斗
MULAの物語音楽担当。めっちゃハイクオリティな曲を作る。
千代の能力:指の加速。まさにタイピングの為にあるような能力。音ゲーにも使える。
今思うと、この小説の能力って全然遺伝とか関係ないですよね…
まあ、ある程度は関係ありますが。
ユーザーネームは当ててみて。
次回もよろしくおねがいします。