桜咲く。   作:LCRCL (エルマル)

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もう3日寝ると300話♪


曲を作ってるヤツ

side桜木咲子

 

私達さとかに隊+留美&茜は基地に集合していた。

どうやら千早達がプレゼンをやるらしい。

 

咲子「多分5部のプレゼンだろうけど…早くない?」

 

メイ「開発スピードは元々速いのにさらに速くなってますよね…」

 

翔「もう驚かんぞ…」

 

ガチャッ

 

…セッティングが終わったようね。

 

千早「それじゃ、プレゼンを始めまーす」

 

画面には、

『MULAの物語制作陣の紹介と5部のPV』

のタイトルが。

…やっぱり5部の開発は終わってたのね。

 

千早「まずは、制作陣のメンバー紹介ですね。プログラマーは俺、七隈千早と…」

 

ザッ

 

千代「私、七隈千代です。量は私が8割、千早が2割ですね。私の場合能力によるものが多いです」

 

千早「映像・演出はこの方です!」ピッ

 

絵奈『どうも~、貝塚絵奈です~』

 

スクリーンに絵奈が映る。

病院で動画を撮ったようだ。

 

絵奈『ピクセルアートは私が全部やってます!』

 

そして動画は終わった。

…短いわね。

 

千早「そして音楽、つまりBGM担当はこの方です。…おーい、出てこい」

 

「う、うん…」

 

眼鏡とヘッドホンを付けた男性が現れる。

 

奏斗「音楽担当の、音羽奏斗です。曲は僕が作ってます」

 

千早「メンバーは以上です!それじゃ次はお待ちかね、MULAの物語5部のPVです!」

 

ー--------------------------------------

 

PVの後、プレゼンは終わった。

 

奏斗「緊張した…」

 

千早「まあ、そりゃ学年のトップ達の目の前で自己紹介をするんだからな」

 

千代「緊張しなかった私達がおかしいのよ」

 

奏斗「いや、それは2人が試合の実況もしてるからだと思うよ?」

 

うん、私もそう思うわ。

 

咲子「…そういえば、アンタ達はいつ知り合ったの?」

 

千早「中学の時だな。オタトークで盛り上がってそのまま友達になった」

 

奏斗「そういえばその時ぐらいだったね、桜木さんが中学の戦闘大会に優勝したの」

 

千代「私達は違う中学だったけどね」

 

咲子「それぐらいの時期だったのね…」

 

てか、私自身戦闘大会に優勝したのを忘れそうになるわ…

主にココ2年の内容が濃すぎるせいで。

 

メイ「奏斗さんの曲、凄く気に入ってますよ!」

 

奏斗「あ、ありがとう…」

 

そしてもうしばらく私達は雑談するのであった。

 

ー数時間後ー

 

メイの実況、生配信にて。

私とメイはアモングアスの対戦をしていた。

もちろんさとかに隊のヤツらも巻き込んで。

 

Bloom_Kid「さっき誰かがベントしたのが聞こえたわよ?」

 

Mei「どのあたりですか?」

 

Silver「Bloomと一緒にいたんだが、医務室辺りからだ」

 

Iceman「マジか?」

 

TY「………」

 

Zeroto「TYはどうだい?」

 

Fast_Thousand「さっきから黙ってるようだが?」

 

TY「お、俺は何も…」

 

全員『TYだな』ピッ

 

『TYはインポスターだった』

 

うん、やっぱりね。




音羽奏斗
MULAの物語音楽担当。めっちゃハイクオリティな曲を作る。

千代の能力:指の加速。まさにタイピングの為にあるような能力。音ゲーにも使える。

今思うと、この小説の能力って全然遺伝とか関係ないですよね…
まあ、ある程度は関係ありますが。

ユーザーネームは当ててみて。

次回もよろしくおねがいします。

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