side桜木咲子
入学式の後、私たちはパワー測定をし、その後帰った。
その次の日、結果が返ってきたんだけど…
パワー測定結果
桜木咲子
パワー 27.5万
属性 火
学年ランク 1位
…は?
いやいやいや、1位になりたいとは言ったけども…
何が何でもいきなりすぎるわよ…
咲子「解せぬ」
翔「確かに納得できないな」
絵奈「咲子はやっぱり強いね〜」
祐樹「俺、この中でパワーが一番低い…」
翔は4位、絵奈は6位、祐樹は10位だった。私たち全員学年上位に入っている。
咲子「………ほんと解せぬ」
翔「さっきから同じことしか言ってないぞ、お前」
咲子「だって、私はすごい戦いをして1位になりたかったのよ!こんな感じで1位になるのは納得できないわよ!」
絵奈「なら、2位と戦えば?」
祐樹「まあ、一応いい戦いになると思うぞ」
咲子「いや、でもな…うーん…」
??「桜木咲子さん、あなたにランク戦を申込みます」
咲子「え?」クルッ
振り向くと、そこには桃髪で目が青い少女がいた。
腰にさしているのは…日本刀か。
………日本刀!?
咲子「ななななんで日本刀なんて持ち歩いてんの!?銃刀法違反にならないの!?」
??「失礼な!これは逆刃刀なので違反じゃありません!」
咲子「はぁ。それならいいけど…まず、アンタ誰?」
メイ「私は室見メイ(むろみめい)です。学年ランクは2位です。1位であるあなたを倒しにきました」
咲子「私はただパワーが高いと思ってんの?」
メイ「そう思わなくもないですが、あなたはそうじゃないと判断してます」
咲子「…なるほどね。その申し込み、了承するわ」
メイ「感謝します。それでは、昼休みに戦闘場に来てください」
咲子「了解」
返事を聞くとメイは去っていった。
咲子「初バトルか…」
翔「フラグ回収が早かったな」
絵奈「咲子、油断しないでね〜」
祐樹「相手は剣士か…どんな戦いになるんだろうな」
咲子「私は全力を出すだけよ。楽しみね」
ー昼休みー
…やっと昼休みになったわね。待ちくたびれたわ。
咲子「さて、戦闘場に行くわよ!」
翔「俺らは後から行くぜ。頑張れよ」
咲子「うん!」
そう言って私は戦闘場へと歩きだした。
ー戦闘場ー
戦闘場についた頃には、数名観客がいた。
一応1位と2位の戦いだしね。来てもおかしくないわね。
メイ「咲子さん、お互い全力を出しましょう」
咲子「ええ、望むところよ!」
アナウンス『これより、ランク戦を開始します。両者、前へ』
2人「よろしくお願いします」
アナウンス『では……ランク戦、始め!』
始めの合図がされ、私は手に火の玉を作る。
火属性の基本、ファィアボールだ。
見た目は…マ○オで出てくるアレね。色も形も似ている。
メイ「なるほど。試しにそれを打ってくるんですね」
咲子「その通り♪オラァ!」ポィッ!
ファィアボールをメイに向かって投げる。しかし、メイは一歩も動かず、刀を鞘から抜きそれを斬った。
メイ「……火斬り」
わお、お見事。なら、次はこれね。私は拳に火を纏ってメイに向かって走り出す。
咲子「くらえ!ファィアパンチ!」ドゴッ!
メイ「ハァッ!」キィン!
私はメイを殴るが、メイは刀で拳を受け止める。
すごい反射神経ね。
咲子「このまま押すわ、ハァァァ!」グググ…
メイ「私も…負けませんっ!」グググ…
今はメイが押している。だけど、これも私の作戦のうちよ。
咲子「あ、やばい、押される…!」(演技)
メイ「このまま押し切ります!」
メイは演技に気付かずそのまま押しを続けた。そのうちに私は火を右足にも纏う。準備は完了ね。さて…
咲子「ハァッ!」キィン!
軽々と刀を弾く。
メイ「え!?ぐぅっ!」
メイはそれに動揺する。隙あり!
私はその場で宙返りをする。
咲子「炎突!」ドゴォ!
そして火を纏ったかかと落としをする。
メイ「…ガハッ!」
攻撃はメイの頭に直撃する。
咲子「よし、決まった!」
メイ「ううっ…今のは効きました」
咲子「ふふっ、でしょ?」
メイ「はい、確かに効きました。でも、同じ手は通用しません!そろそろ本気で行きましょう!」
咲子「…いいわよ。本気をだすわ!」
初めてのランク戦、絶対勝ってみせる!
キャラクター紹介
室見メイ
ランク2位。咲子と交戦中。
技紹介
炎突
火を纏ったかかと落とし。咲子が作った技。
次回もよろしくお願いします。