side桜木咲子
初詣も終わり、私達は基地の庭で餅を焼いていた。
ジュ~
風鈴「おお~、イイ感じに焼けてる」
咲子「…ヨダレ、垂れまくってるわよ?」
風鈴「あっ」ジュルル
そうとう腹が減ってるようね。
ゼイル「今年もマックスコーヒーを混ぜ込んだヤツがあるのか?」
咲子「ええ、あるわよ」スッ
皿に餅を乗せ、ゼイルの方を向く。
咲子「はい、あーん」
ゼイル「(ん?珍しいな)…はむっ、んぐっ。美味いな。去年より美味しくなってないか?」
咲子「ふふっ、ありがと」ニコッ
風鈴(…ちょっと、苦いものを食べたくなってきたなぁ)
ルマ「(…ボクもやろう!)祐樹!」
祐樹「?」
…どうやらルマもやるようね。
餅はきな粉餅のようだ。
ルマ「あーん♪」スッ
祐樹「(Oh…可愛い)…はむっ」
ルマ「どう?」
祐樹「美味い!」
風鈴「……ねぇ」
咲子「?」
風鈴「近くにブラックコーヒーを売ってる自販機とかない?雰囲気が甘くて砂糖吐きそうんだけど」
雰囲気?…あ、そゆこと?
咲子「あー…普通に基地の冷蔵庫にストックされてるわよ?」
風鈴「んじゃ、行ってくる」タタッ
さっきまでヨダレ垂らしてた状態とは大違いね。
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side梅野風鈴
ガチャッ
風鈴「あ”あ”あ”~」
あの甘い雰囲気、ついていけないよ。
風鈴「冷蔵庫のコーヒーっと」
あったあった。
私はブラックコーヒーを1缶取る。
風鈴「さて戻って…ん?」
向こう側にあるソファーには、2人座っていた。
メイ「レイト君、ぎゅーってしてください」
レイト「…こうかい?」ギュッ
メイ「そうです…えへへっ♪」ニコッ
風鈴「」
ココも…
風鈴「ココも甘いんかぁぁぁいッ!」うわああ
見せつけないでほしいよ、もう!
メイ「…風鈴さん?」
レイト「大丈夫かい?」
風鈴「………その甘いのを何とかしてね?」
2人『?』
2人ともきょとんとした顔をする。
はぁ…
風鈴「まぁいいよ。餅食べてくる」
メイ「は、はい…?」
ガチャッ
…彼氏、欲しいなぁ。
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side桜木咲子
風鈴「ただいま」
咲子「あら、おかえり……どうしたの?」
風鈴「あっちも甘い雰囲気だった…」
風鈴は少しゲッソリした顔をする。
ゼイル「…何のことだ?」
おっと、ゼイルはこんな事全く気付かないタイプね。
咲子「ちょっと黙れ鈍感」
ゼイル「お、おう?(口調変わってないか!?)」
ー数秒後ー
風鈴の話によると、見せつけられているのが嫌らしい。
咲子「別にそのつもりはないけどね…」
風鈴「私にとってはそれにしか見えないよ?」
咲子「……なら、解決策は1つね」
風鈴「?」
咲子「さっさと彼氏作りなさい」
風鈴「……はぁ!?」
謎回ですね。
次回もよろしくおねがいします。