side桜木咲子
トントン。
餅を食べながら風鈴と雑談していると、突然肩トンをされた。
…絶対日花先生ね。
クルッ
咲子「何ですか先せ…」
有美「…よっ、あけおめ」
咲子「有美さん?…明けましておめでとうございます」
風鈴「あけましておめでとうございます!」
初代桜の火野有美さんがいた。
有美「日花ならあっちにいるわよ」
日花「………」ニヤニヤ
5メートル程離れた所に、日花先生がニヤニヤしていた。
咲子「…絶対肩トンしてから時間停止で離れましたよね?」
日花「ピンポーン。あけおめ、咲子と風鈴」
2人『明けましておめでとうございます』
咲子「…で、通りかかっただけじゃないですよね?」
日花「流石、勘がいいわね。実は今日、花称号達の招集なのよ」
2人『招集?』
そんなモンがあるのね…
有美「歴代の花称号達のほとんどが集まり、報告や議論をする会議があるの。今回の招集場所は…羽合だったかしら?」
日花「そうですね」
有美「あってるわね。それで、今回はアンタ達今代の花称号も見学する形で来ることになってるわ」
咲子「なるほど…」
風鈴「…ほとんど、ですか?なんで全員じゃないんですか?」
有美「テレスなどの旅してる人や、既に亡くなっている人、事情で来れないまたは来ない人がいるからよ」
風鈴「あー…」
来ない人って、単純に面倒くさいからなのかしらね?
日花「ってことで、羽合に向かうわよ」
咲子「電車ですか?」
有美「何言ってるのよ、天使化できるんだからソレに決まってるでしょ?」
咲子「アッハイ」
空飛ぶって、便利ね。
「ちょ、僕を置いて行かないでよ!」
風鈴「…あ、テレスさん」
テレス「今回の僕は珍しく旅してないから、久々に参加できるんだよ!?」
有美「…あっ、うっかりソレを忘れてたわ」
テレス「ええっ!?」( ゚Д゚)
…67歳とは思えない漫才ね。
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ー30分後、羽合高専ー
…スタッ。
有美「よし、着いた」シュッ
風鈴「…どうだった、咲子?」
咲子「割と気持ちいいわね、飛行するのって」
風鈴「でしょ?」
日花「…おっ」
「日花、久しぶりだな」
そこにいたのは、モコモコヘアーの男性だった。
隣には年明け前に帰っていた砂智子もいる。
日花「甲じゃない、前の招集ぶりね」
甲「ああ……おっ?」
咲子「?」
甲「お前が砂智子の従姉妹か。俺は志免甲、4代目椿だ」
咲子「桜木咲子です」
甲「咲子か、よろしくな。…それにしても、お前ら2人はホントに似てるな?まるで双子だ」
咲子「偶に言われます」
砂智子「どうして風鈴さんもそちらに?」
風鈴「一緒にいたからね」
砂智子「一緒に?」
風鈴「毎日福岡と北海道を往復してるの、覚えてる?」
砂智子「…なるほど」
次回もよろしくおねがいします。