side桜木咲子
ビュゥゥン!
雪の丘を滑り抜ける。
ルマ「………」ギュゥゥン
咲子「…?」
ルマはずっとこちらを見ながら、赤いエネルギーを手に溜めている。
色からしてXブラストだろうけど、チャージが長いわね……まさか。
咲子(強化版…?)
ゼイル「どうした、咲子?」
咲子「ルマが恐らくXブラストの強化版を撃つつもりよ」
ルマ(え、バレた!?)ビクッ
祐樹(いつバレた!?)ビクッ
揃いも揃って焦ってるわね。バレバレよ。
ルマ「そ、その通りだよ!くらえ!」バッ
…こんな出し方でいいのかしら、新技って?(メタい)
ルマ「Xの次は、Yなのさ!…Yブラスト!」
ギュィィン!
XからYに変わった濃い赤の光線が飛んでくる。
咲子「ッ…(このエネルギー、さてはリハビリがてら新技開発してたわね!)結界流しV3!」ギュン
…ズドッ!
咲子「ガハッ!?」ヨロッ
私は体勢を崩してしまった。
今の技…威力で言えばジ・インフェルノに匹敵するわね。
ゼイル「咲子!?」
ルマ「へへっ、お先!」
ビュゥゥン!
ッ、先に行かれたわね…
咲子「ゴメン、技の威力を見誤ってたわ」
ゼイル「謝らなくていい…それよりもルマ達に追いつくぞ」
咲子「ええ」
ドッ!
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
祐樹「今のうちに距離を稼ぐぞ!」
ルマ「うん!」
…サッ
咲子「…なんて、できるとでも?」
2人『速っ!?』( ゚Д゚)
ゼイル「風で加速したからな」
ルマ「むっ…(そういえばその手があったね)」
祐樹「だが、俺達は追い抜かせねぇよ!サンダーパンチ改!」バチッ
ゴォッ!
祐樹が拳に雷を纏い、ロケットパンチのようにソレを飛ばした。
ゼイル「…咲子、ちょっと飛ぶぞ?」
咲子「えっ?…わっ」バサッ
キュィィン
ゼイルと私の足元に風が集まり、その影響で私達が少し宙に浮く。
ゼイル「攻撃を避けて、いっきに突っ走るぞ…とうっ!」
ドッ!
ゼイル「エアライド改め……ミデアサーフ!」バッ
突然、突風が巻き起こり…
ズドォン!
私達は圧倒的スピードで吹っ飛んだ。
咲子(キャァァァ!?)
何コレ!?
2人『ファッ!?』( ゚Д゚)
ゼイル「うおおおおっ!」
…ん?
スィーッ(雪を滑る音)
咲子「雪、ちゃんと滑ってるわね」
飛んでると思ったわ。
ゼイル「滑ってるというか、ギリギリ触れてるだけだな。触れてなきゃもはやスキーじゃないだろ?」
咲子「そうね…お、ゴールよ」
ルマ「……あ、しまっ」
ブチッ
翔「ゴール!勝者は咲子とゼイルだな」
祐樹「…なぁ、ルマ」
ルマ「…うん」
2人『Yブラストで加速すればよかった…』しょぼーん
…確かに、ソレだと多分私達が負けてたわね。
Xブラスト→Yブラスト
エアライド→ミデアサーフ
次回もよろしくおねがいします。