side桜木咲子
スタスタ
千早『先に出場したのは3代目桜の桜木咲子選手~!』
千代『ヤクザや不良をボコボコにした桜木選手は、一体どのように強くなったのでしょうか!?』
ワァァァァ!
「えっ、あのヤクザどもをぶっ飛ばしたのって3代目だったのかよ!?」
「3代目すげぇ!」
…ああ、そういえばそんな事してたわね。
スタスタ
出夢「………」ニヤリ
前方から出夢先輩が出てきた。
千早『次に出場したのは重力魔の室見出夢選手~!』
千代『2学期で3代目と同格の剣豪を倒した室見選手。果たして3代目に勝てるのでしょうか!?』
ワァァァァ!
「今度こそ勝ってくれ~!」
「そういえば1年ぶりだったな、3代目対重力魔って」
私と出夢先輩に対してそれぞれ歓声が聞こえてくる。
千早『この戦いを見どころだぞ、とくとご覧あれ!』
千代『1回戦………開始ッ!』
咲子「…!」
出夢「…!」
…ドッ!
私達は同時に地面を蹴り……拳をぶつけ合った。
ドゴォォォ!
『……!』
辺りに衝撃波が広がる。
…一瞬先輩の重心がズレたわね。
咲子「真炎天掌!」バッ
ズガァン!
出夢「ぐぅっ…!(くっ、重心がズレた瞬間を狙われた…)…ッ」サッ
先輩は一旦距離を取り、手を地面に置いた。
出夢「吹っ飛びなよ……暴風!」ズッ
ビュゥゥン!
確か風鈴は暴風改だったわね……と思いながら、私はその技に対応する。
咲子「真千手観音!」ゴォッ
…ドスッ!
千手観音を出し、手を地面に突き刺すことで風に吹き飛ばされないようにし、それに紛れて手…ではなく指を分解する。
シュゥゥゥ…
風が止む。
出夢「まさかびくともしないとはね…神重力球!」バッ
ズドドドッ!
青紫色の弾幕が飛んでくる。やっぱり弾幕戦法で挑んでくるのね…
(予想してたん?)
咲子「ま、んなモン完封するけど!分解火桜!」バッ
パラッ…
私が出す白い桜に触れた弾幕は分解され消滅する。
出夢「何っ!?」
咲子「分解火桜を破れるのは…それを上回る威力だけですよ」
誰もが知っているであろう事実を言う。
…あ、知ってるの私だけか。
出夢(今思うと、咲子の能力はかなりチートじみたものになってるね…どうする…?)
咲子(考えこんでるようね、隙あり!)ドッ
…ギュン!
咲子「真マキシマムファイア!」ボッ
ギュゥゥン!
出夢「ッ…(考えるのは後のようだね)…重力・ザ・ハンド!」スッ
…ドゴォォン!
咲子「…うそーん」
割とあっさり防がれたわね。
出夢「舐められちゃ困るよ…伊達に鍛えなおしてないのさ」
…確かにそうね。2学期でメイに勝ってるし、油断はできないわ。
咲子「ま、私こそ舐められちゃ困りますよ」スッ
私は分解した指を出夢の後ろまで動かし…火を出す。
咲子「フレイムバレット」ボッ
…ダンッ!
果たして出夢は…!?
次回もよろしくおねがいします。