桜咲く。   作:LCRCL (エルマル)

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あれ?この技名、どこかで聞いたことあるような…。
分かった人がいたらコメントお願いします。


チャカメカファィアー

side桜木咲子

 

『火野道場』

 

有美「さぁ、入って入って」

 

咲子「あ、はい…」

 

メイ「…………」キラキラ

 

日花「…3ヶ月ぶりね」

 

私は緊張、メイは目をキラキラさせながら道場へと入っていった。

中では、様々な年齢の人が鍛錬をしていた。

 

「フッ!ハッ!」

 

「……スゥゥゥゥゥ」

 

「せやっ、とうっ!」

 

「……………」瞑想中

 

有美「みんな、ただ今」

 

「………ッ!?」クルッ

 

有美さんの一言で全員こっちを向いてきた。そして…

 

「おかえりなさいませ、師匠!」ザッ!

 

挨拶をし、全員90度のおじぎをした。

 

有美「さて、今日はここまでにしなさい。解散!」

 

「失礼します!」ザッ!

 

弟子たちは再びおじぎをし、次々と部屋を去っていった。

 

日花「相変わらずですね、先生」

 

有美「アンタはもっと弟子を増やせばいいのに」

 

日花「私は自由がいいので遠慮します」

 

有美「ふーん、まあいいわ。さて、メイ」

 

メイ「は、はい!」ビシッ!

 

有美「……炎分身!」ポンッ!

 

有美さんは火で自分の分身を作った。

 

有美「アンタはコイツと戦いなさい」

 

分身「よろしく」

 

メイ「はい!よろしくお願いします!」

 

有美「ということで、日花、あとはよろしく〜」スタスタ

 

有美さんはそう言って去っていった。

 

日花「…はいはい。咲子、今からアンタには新技を覚えてもらうわ。この技はそこそこ威力が高く、相手によっては初見殺しを狙うこともできるわね」

 

咲子「なるほど…」

 

日花「さて、手本を見せるわよ。……ハァァァッ」ボォ…

 

先生は小さな火の玉をいくつか出し、それを合わせて凝縮した。

 

日花「ほい」ポィッ

 

そしてそれを床に投げた。

 

咲子「…あれ?何も起きませんね」

 

日花「…起爆」パチン

 

ドガーン!

先生が指を鳴らすと火の玉は小さな爆発を起こし弾けた。

 

咲子「うわっ!」ボッ

 

日花「その名も、チャカメカファィアーよ」

 

咲子「なんか…変な名前ですね…」

 

日花「ま、名付けたのは私じゃないし、気にしない方がいいわよ。仕組みはなんとなく分かった?」

 

咲子「はい。複数の小さな火の玉を合わせ凝縮し、それを弾けさせる技はですよね?」

 

日花「理解が速くて助かるわ。さて、やってみなさい」

 

咲子「はい!……ハァァァァッ…」ボォォォ…

 

私は複数の小さな火の玉を出す。そして、それを合わせて凝縮しようとするけど…

 

咲子「…っ、うわっ!」ドガッ!

 

日花「…まあ、まだ1回目だからね。またやってみなさい」

 

咲子「…ハァァァァッ…これを…うわっ!」ドガッ!

 

凝縮しようとする所をまた失敗した。

 

咲子「まだまだ!ハァァァァッ…うわっ!」ドガッ!

 

日花「……………」

 

何度やっても凝縮する所を失敗してしまった。

 

咲子「ハァ、ハァ…先生、コツってありますか?」

 

日花「そうね…円を大きな円で囲むイメージかしら?」

 

円を大きな円で囲む?…あ!なるほど、そういうことね!

 

咲子「ヒント、ありがとうございます!」

 

日花「フッ、分かったようね。やってみなさい」

 

咲子「はい!ハァァァァッ…」ボォォォ…

 

そして…この複数の火の玉をさらに大きな火の玉で囲むイメージで…

 

咲子「ハァッ!」ボッ!

 

日花「おお、成功したようね。すごいわね、私のヒントを聞いて1発で成功なんて」

 

咲子「さて…ほいっ」ポィッ

 

日花「?」

 

私はチャカメカファィアーを床に投げた。

……このネタを使おう。

 

咲子「キラーク○ーン第1の爆弾…スイッチ、オン」ポチッ

 

ドガーン!

仗助ぇぇぇぇぇぇ!←このネタ、ググって見てね☆

 

日花「…なるほどね。さて、あとはチャカメカファィアーをバンバン出して強くするだけね」

 

咲子「はい!頑張ります!」

 

咲子は、チャカメカファィアーを覚えた!




特訓描写って戦闘描写より難しいですね…頑張ります。
あと、ジョジョネタを混ぜました。(笑)

次回もよろしくお願いします。

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