桜咲く。   作:LCRCL (エルマル)

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結果は…!

3本投稿ラスト!

明日からはいつも通りに戻ります。

ゴー!


シンガッソー!③

side桜木咲子

 

…………。

 

咲子「………」じー

 

メイ「…甘いですね」じー

 

翔「宮若若宮コンビより甘いぞこりゃ」

 

絵奈「ルマが照れてるね〜」

 

千早「これ絶対アレだよな?」

 

千代「…いい情報GET!」

 

私たちはルマと祐樹を近くで見守っている。一応邪魔するつもりはない。

 

咲子「そろそろ花火の時間ね」

 

メイ「俺たちは2人から離れて見ましょうか」

 

翔「…なぁ、いい考えがあるんだが」

 

絵奈「なになに〜?」

 

翔「千早、あいつらをつけてくれ」

 

千早「了解」スッ…

 

千早は監視の目玉を一個2人に飛ばした。

 

翔「これでオーケーだ。甘々なシーンをあいつらに見せて悶えさせてやろうぜ」

 

千代「…情報も手に入るし、一石二鳥ね」

 

咲子「フフフ…今回は私たち全員共犯者ね。オーケー?」

 

全員「オーケー!」

 

よし。…さて、花火見に行こうっと♪

 

side羽犬塚ルマ

 

ルマ「ここら辺かな?」

 

祐樹「おう、シート敷くぞー」スッ

 

あ、ちゃんと準備してたんだ。

 

ルマ「ありがと」

 

祐樹「偶々もってただけだ、気にするな」

 

ルマ(なにその言い方…カッコいい///)カァァァ

 

祐樹「どうした?顔真っ赤だぞ?熱か?」ピトッ

 

祐樹は手をボクのおでこにつけてきた!?

や、やめて!それ以上したら…

 

ルマ「だ、大丈夫だよ…///」プシュー…

 

恥ずか死んでしまうよぉ///

 

祐樹「ならいいが…(うわぁ、今のはやばかった。恥ずかしいぜ///)」カァァァ

 

……あれ?祐樹も若干顔が赤い?まさか…

ボクホントに熱があって移っちゃったのかな!?

(どうしてそうなる!?)

 

ルマ「祐樹…大丈夫?」

 

祐樹「ん?あ、おう…大丈夫だ」

 

祐樹の顔は元に戻ってた。気のせいかな?

(気のせいではありません)

 

『花火打ち上げまで10…9…』

 

ルマ「あ、始まるよ!」

 

祐樹「おう」

 

『8…7…6…5…4…3…2…1…打ち上げ!』

 

次の瞬間。

 

ヒュゥゥゥ…ドッカァァン!

 

赤い、大きくて綺麗な花火が空に打ち上げられた。

そして次々と花火が打ち上げられる。まるで花火の花畑だ。

 

ルマ「綺麗だね…」

 

祐樹「そうだな…」

 

ルマ「………(告白、しようかな?)」

 

祐樹「(…今だ!)なぁルマ、俺の気持ちを聞いてくれ」

 

ルマ「?なに?」

 

祐樹「ルマ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴女の事が好きです。付き合って下さい!」

 

………!

両思いだった…!

すごく嬉しい…!

 

ルマ「…祐樹、ボクの気持ちも聞いてくれる?」

 

祐樹「お、おう…」

 

ルマ「ボク…羽犬塚ルマは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方の事が好きです。付き合って下さい!」

 

ボクも気持ちを伝える。

 

祐樹「ルマ…」

 

ルマ「祐樹……んっ!」

 

祐樹「んむっ!?」

 

ボクは祐樹に抱きつき…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唇を奪った。

つまりキスした。

何時間にも感じた数秒間のキスのあと、ボクはそっと唇を離した。

 

ルマ「ふふっ…祐樹、よろしくね♪」

 

祐樹「…ああ、こちらこそよろしく」

 

そして再びキスをした。




祐樹とルマがくっつきました。
次は誰だろうか…?

次回もよろしくお願いします。

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