波乱の二学期、スタート!
side桜木咲子
祐樹とルマがくっついて数日後、夏休みも終わり二学期が始まった。
正直言って祐樹のルマが付き合う事になるのは若干早いと思った。2人の行動力に賞賛する。
まぁ、かといって甘々な雰囲気を出しすぎるのは遠慮して欲しいけど。
祐樹がなんか(性格が)イケメンになってるし、ルマが(祐樹に対して)デレッデレになってるし…うっ…
ゲホッ(砂糖吐く音)
ゴクゴク…(ブラックコーヒーを飲む音)
咲子「ぷはぁ…翔ありがと」
翔「どういたしまして。……(雰囲気が)マジで甘いな」
絵奈「そうだね〜」
千早「クラスメイトたちが"リア充爆発しろ"とか言ってるぞ」
千代「まあ、そりゃあ、ね…」
咲子「リア充爆発しろとまでは言わないけど、流石に二学期初日からこんな雰囲気だと、どうしてもブラックコーヒーを一気飲みしてしまうわね…それも何度も」
翔「…その時は流石に自腹で買えよ」
咲子「もちろんそうするつもりよ。…そろそろ授業始まるし席に着こっか」
絵奈「そうだね〜」ガタン。
ガラガラ…
ドアが開けられ、このクラスの担任で私の師匠、日花先生が入って来る。
日花「みんな席に着いてるわね?…よし、出席とるわよー」
そしていつも通りの時間が始まる。
ー数時間後ー
…ふぅ、やっと帰りの会ね。
日花「明日は特別バトルデーよ。他の学年の生徒にバトルを申し込むことができるわ。やりたい人は相手に申し込むように」
特別バトルデーか。待ち遠しかったわね。
やっとメイの兄、出夢先輩と戦える!そのために私は技をさらに鍛え、強化版まで作った!
咲子(くぅ〜っ、楽しみね!)
日花「今日の授業はここまで。そんじゃさようなら!」
「さようならー」
ガタガタ…
翔「咲子、やっぱり出夢先輩に挑むんだろ?顔に出てたぜ」
咲子「ええ、そのために特訓してたようなものよ」
絵奈「出夢先輩のパワーってどれぐらいなんだろうね〜」
メイ「俺または咲子さんの1.5倍ぐらいのパワーですよ」
…メイがいつのまにか会話に入ってた。
咲子「…つまり、90万ぐらい?」
メイ「そうなりますね。俺もお兄さんに挑むつもりでしたが、今回はお義姉さん(予定、ほぼ確定)の藤崎花さんに挑みます」
咲子「へぇ…お互いがんばろ、メイ!」スッ
メイ「はい!」パァン!
ビシ、バシ、グッ、グッ!
(ジョジョ3部でポル○レフと花○院がやってたハンドシグナル)
千早「そのネタ、知ってたのかよ…」
咲子「最近アニメを観たからね」
千代「なるほど…出夢先輩の能力とか覚えてる?」
咲子「ええ、重力を操る能力でしょ?」
メイ「そうですね。それと、お兄さんは能力メインで戦います。つまりどういうことか分かりますよね?」
咲子「…解除できる!」
翔「なるほど、つまり咲子は出夢先輩と(戦う)相性が良いということか」
メイ「ただ、お兄さんはちゃんと風属性の攻撃もしてくるので気をつけて下さい」
咲子「…分かった、気をつけるわ」
明日のバトル、楽しみね…!
やっとバトル要素出たぜ…。
次回もよろしくお願いします。