桜咲く。   作:LCRCL (エルマル)

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現在のみんなパワー
咲子 63万 メイ 60万 ナオ 60万 翔 30万 絵奈 28万
祐樹 24万 ルマ 38万 日花(今の所) 1.8億 学 27万
育也 26万 千早 10万 千代 12万 出夢 90万

コメント
咲子、メイ、ナオ以外の奴らとの差が半端ないだろ!


3代目対3年1位①

side桜木咲子

 

ー次の日ー

 

昨日出夢先輩にバトルを申し込み、その後メイと今日に響かない程度の猛特訓をした。

 

メイ「咲子さん、お互い頑張りましょう!」

 

咲子「ええ、私たちの全力を学校中に知らしめてやりましょう!」

 

メイ「はい!」

 

そして、私たちは別れ、それぞれバトルの準備をした。

 

ー数分後ー

 

『さぁ、やってまいりました!1学期1回のイベント、特別バトルデー!授業は俺、七隈千早とー』

 

『ー七隈千代が致します!』

 

ワァァァァァァ!

 

……どうやってそうなったの?

後で質問ぜめね。

 

『初戦は3年と1年の1位同士の対決!』

 

『今回のバトルデーで注目のバトルの1つです!それでは、選手入場です!まずは、1年の1位で3代目桜の桜木咲子選手ー!』

 

咲子「さて、私の出番ね」ザッ

 

私は控え室から出て、威圧を全く出さずに入場した。

 

「へぇ、あれが3代目桜か」

 

「室見にぶっ潰されねーか楽しみだな」

 

「どこまで食らいついていけるんだろうな」

 

観客にとって私はあまり良い印象ではないようだ。

そして、反対側からは…

 

『そして、3年の1位で重力魔の異名を持つ、室見出夢選手ー!』

 

出夢「…………」スタスタ

 

ワァァァァァァ!

 

「出たぜ!重力魔だ!」

 

「調子に乗った1年をぶっ潰せー!」

 

「いーずーむ!いーずーむ!」

 

出夢先輩がすごい歓声と共に歩いてきた。

 

『さぁ、両選手入場しました!』

 

『3…2…1……バトルスタートォ!』カーン!

 

千代のアナウンスと共にバトルが始まる。

 

出夢「…………!」ギュゥゥン…!

 

咲子「……ハッ!」ギュゥゥン…!

 

そしてお互いに威圧をぶっ放す。

 

「ぐぉぉ、すげー威圧だぜ…」

 

「あの1年も平然としてやがる…」

 

出夢「…こっちから行かせてもらうよ!ハァッ!」ドッ!

 

出夢先輩は手に能力を纏い突っ込んできた。…大丈夫ね。

スッ…

私はそっと手を片手だけ出す。

 

出夢「………?」

 

「なんだ、アイツ?」

 

「片手だけで止められるというのかよ?」

 

そして…

ドッガァァァン!

 

出夢「…ほう、止められたね」

 

咲子「…余裕ですよ」

 

私は片手で先輩の拳を止めていた。後ろでマジンが手を出して止めながら。

 

咲子「マジン・ザ・ハンド改!」グォォ!

 

出夢「フッ!」シュッ

 

咲子「せいっ!」ガシッ!

 

先輩は隙をついたと思い私をもう片手で殴ろうとするが私が"頭で"止める。

 

出夢「なっ!?」

 

咲子「かーらーのー?真炎天桜舞!」BLOOM!

 

そして空いた片手で攻撃を先輩にぶち込む。

 

出夢「ぐわっ!」ドゴォ!

 

先輩はそれをもろにくらい、地面にめり込む。

 

「あの1年、室見にあれだけ攻撃を叩き込んでやがる…」

 

「いやいや、多分アイツが本気出してないだけだろ、すぐ終わるさ…」

カッ!

「………ッ!」

 

私は威圧で観客を黙らせた。観てなさい。

 

出夢「いやー、すごいパワーだね。僕もそろそろ…」

 

先輩は間を置くと…

 

出夢「全力を出させてもらおうかな…!」

 

そういった。その刹那…

 

ギュォォォォォォォォォ…!

 

とてつもない重力が辺りを襲う。もっとも、私には無意味だが。

 

出夢「……何故効いてないんだい?」

 

咲子「あいにく、そんな能力なんですよ」

 

出夢「へぇ…なら、これはどうかな?絶重力球!」ドッ!

 

絶!?相当強化されてるわね。

 

咲子「解除火桜改!」シュッ…

 

出夢「…流石にそれは驚いたよ」

 

咲子「そう言われて嬉しいです。フレイムダンス改!」ぐるぐる…

 

出夢「何をするか分からないけど、そうはさせないよ!上向き!」テテテッ!

 

先輩がそう告げた瞬間、私は天井に向かって"落ちていった"。

 

咲子「解除火桜改!」シュッ…スタッ。

 

私はフレイムダンス改をしながら片手で解除火桜改を発動。負担は少しあるけど問題ない。

 

出夢「そこまでやるとはね…厄介だね」

 

咲子「なら、もっと厄介な攻撃をしてやりましょう!ハァァァァッ!」ボォォォ…!

 

「1年は何をする気だ?」

 

「何かの技か?」

 

翔「あれは爆熱スクリュー?」

 

メイ「いえ違います。火の温度が明らかに高くなってます」

 

出夢「………ッ!」ギュン!

 

先輩はガードをする。…無意味よ!

 

咲子「燃えろ!…ブレイズスクリュー!」グワァンッ!

 

爆熱スクリューとは明らかに温度とサイズが違う炎の球を蹴り飛ばす。

 

バリィン!

 

出夢「…ガードをいとも容易く破るだと!?」

 

先輩のガードを余裕で突き破った炎の球は…

 

出夢「…ぐわぁぁぁっ!」ドガァァァァァァァァン!

 

そのまま先輩の鳩尾辺りに直撃した。

 

咲子「や…やった…!」




新技、ブレイズスクリュー登場!

絶爆熱スクリューをすっ飛ばしましたね。

次回もよろしくお願いします。

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