桜咲く。   作:LCRCL (エルマル)

6 / 358
本文の文字数がなんと1616文字です。偶々そうなってました。


なんか急展開

side桜木咲子

 

………。

来るの遅くない?

 

翔「初勝負お疲れさん!」

 

絵奈「遅くてごめんね〜。人たがりができてたものでね〜、抜けるのに時間がかかったんだ〜」

 

祐樹「あとよ、お前、桜属性だったのか!?」

 

咲子「いや、それがね、勝負中に目覚めたみたいで…」

 

祐樹「え、そうなのか!?すげーな!」

 

翔「ん?よく見たら…お前、目が紅くなってるぞ。坂田先生みたいな目の色だ」

 

絵奈「きれいだね〜」

 

咲子「え、そうなの?」

 

祐樹「鏡でみてみろよ」

 

咲子「えっと、鏡鏡…あ、ほんとだ」

 

鏡を見てみると、以前まで黒かった私の目が紅くなっていた。桜属性に目覚めたら目が紅くなるのかな?

そう考えてる時、メイは男子2人と話していた。

 

?「メイ、鳴鳴斬りの威力おちたんじゃね?」

 

??「そんなはずないだろ、相手が強かっただけだ!」

 

メイ「育也君の言う通りです。威力は落ちるどころか上がってます。咲子さんが強かったんですよ」

 

?「……おい、お前」

 

咲子「え?私?」

 

?「お前、卑怯な手なんか使ってないよな?」

 

咲子「使うはずがないわよ。こう見えても私、卑怯者は嫌いだから」

 

学「…ならいい。俺は本松学(もとまつまなぶ)だ、よろしくな」

 

育也「僕は竹下育也(たけしたいくや)だよ。よろしくね」

 

咲子「う、うん、よろしく…」

 

続いて、翔たちも自己紹介する。

 

翔「俺は西新翔だ」

 

絵奈「貝塚絵奈だよ〜」

 

祐樹「戸畑祐樹だ。よろしく」

 

育也「うん、よろしくね!」

 

学「全員強そうだな」

 

メイ「三人とも10位以内らしいですよ」

 

学「そうなのか!?いやー、ぜひ戦ってみてーな」

 

育也「まあまあ、それは後で考えようよ。とりあえず場所変えない?周りに人がいっぱいいるし」

 

咲子「え、いつのまに…」

 

気付いたら、周りに人から注目されていた。

 

咲子「所で、アンタたちは何位?」

 

学「俺は5位で…」

 

育也「僕は9位だよ」

 

祐樹「この中で俺最下位かよ…」

 

翔「おい、つまり、ランク10位以内がここに7人も集まってることになるぞこれ」

 

絵奈「注目されててもおかしくないね〜」

 

メイ「一旦ここから離r「キーンコーンカーンコーン…」

昼休みが終わっちゃいましたね。放課後話しましょうか」

 

咲子「そうしよっか。じゃあね〜」

 

私たちはそれぞれのクラスに帰っていった。

その後の10分休憩で質問責めにあったのは別の話。

 

ー放課後ー

 

咲子「ふい〜、やっと帰れる〜「と、思わないでね?」

…え?」

 

日花「アンタに話があるの。ついてきて」

 

咲子「あ、はい。3人とも先に行ってて〜」

 

翔「おう」

 

絵奈「またね〜」

 

祐樹「なんでアイツが呼び出しを?」

 

ー指導室ー

 

咲子「それで、何ですか?私何も悪いことしてませんよ?」

 

日花「なんで悪いことした前提なの?アンタが今日目覚めたことについてよ」

 

咲子「あ、桜属性のことですか?」

 

日花「そうよ。アンタみたいに目覚めてすぐ火桜を使う人を見たのは私以外では初めてね」

 

咲子「え、アレ使えるようになるのってどれぐらいかかるんですか?」

 

日花「数日かかるわね」

 

咲子「なるほど…って、先生もすぐに使えたんですか?」

 

日花「そうよ。すごいでしょ?」ドヤァ!

 

咲子「先生がドヤった…」

 

日花「…まあ、それは置いといて、アンタ、今すぐ火桜を出してみなさい」

 

咲子「へ?」

 

日花「コツは掴んだはずよ。はい、出して」

 

咲子「は、はい。スゥ…ハッ!」ヒラッ!

 

花びらのイメージをして力を手に集中させると、数枚の火桜を出すのに成功した。

 

日花「あら、数枚出すとはやるわね」

 

咲子「思ったより上手くいきました」

 

日花「…じゃあ、攻撃しなさい」

 

咲子「え!?危なくないですか!?」

 

日花「大丈夫よ。かかってきなさい!」

 

咲子「…分かりました。ハァッ!」BLOOM!

 

火桜が先生に飛んでいく。

 

日花「……!」カッ!

 

しかし、私が飛ばした火桜がいつのまにか先生が出した火桜に止められる!

 

日花「悪くないわね。もういいわよ、解除して」

 

咲子「あ、はい」

 

フッ…

 

日花「合格だわ」

 

咲子「え?合格?何がですか?」

 

日花「咲子、アンタ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の弟子にならない?」




キャラクター紹介
本松学
メイの親友。口調が悪い。
竹下育也
メイの親友。おだやか。

次回もよろしくお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。