改→真→絶→超→爆→極→神
V2→V3→V4→Z→∞
G2→G3→G4→G5(GX)→GO
であってますかね?
…この作品に爆は出しませんけどね。
side桜木咲子
ー放課後ー
授業中、ゼイルの態度は普通だった。
寝ることはないし、授業のことはちゃんとメモってるし、発表もちゃんとしてる。
…って、なんでそんなこと知ってるんだろ私。ハァ…
とりあえず、全ての授業が終わり今は放課後だ。今日もいつも通りさとかに隊基地(という名の祐樹の空き倉庫)にいる。
翔「で、ゼイルって本当にきじおさんの親戚なのか?」
咲子「ええ、ほぼ確定よ」
絵奈「え〜、根拠は〜?」
咲子「私が質問した時、一瞬焦ってたわ。だからよ」
学「なるほどな…」
メイ「あれ?千代さん、何してるんですか?」
千代「…飛羽野君の情報を探してる」
ナオ「あら、仕事早いわね」
千早「俺と千代はこれくらいしか出来ないしな」
育也「…そういう分野では2人ともほぼ最強なんだけどね」
祐樹「ル、ルマ、ここではちょっと…うわっ!」
ルマ「んふふ、祐樹〜♪」ギュー!
9人「…………ゲホッ」←砂糖吐いた
みんなでワイワイ話していると、倉庫の入り口からノックが聞こえてきた。
咲子「私が行くわ。はーい、どちら様です…か…」
きじお「やぁ、諸君」
ゼイル「…よう」
………。
予想通りだったーーーー!
咲子「あー、えっと、とりあえず入って下さい」
きじお「うん、失礼するよ」
ゼイル「………」
翔「おう、誰が来た…って、きじおさんとゼイル!?」
絵奈「咲子の予想があってたね〜」
きじお「ちょっと今日はゼイルの事で話があってね」
ゼイル「…コイツら本当に信用できるのか?"兄さん"」
咲子「…え!?兄さん!?」
きじお「そうだよ。ゼイルは最近引き取ったんだ。だから義弟だよ」
メイ「な、なるほど…」
きじお「そこで、君たちにゼイルの事を任せたいんだ。俺は千葉で働いてるし、俺の両親が住んでいるところは市外だしね」
ナオ「…そこで、私たちに頼みに来たと?」
きじお「その通りだ。…頼めるかい?」
咲子「………ゼイル」
ゼイル「なんだ?」
咲子「アンタの意見を聞かせなさい」
ゼイル「…分かった。俺は兄さんを心配させたくない。だから…頼む、さとかに隊に入れてくれ…!」
ゼイルはなんと土下座をする。
咲子「あ、そ、そこまでしなくても…頭を上げなさい!」
ゼイル「…おう」スッ
咲子「ふぅ…さとかに隊に、歓迎するわ!」
ゼイル「…ありがとう」
きじお「(…これなら任せられるね)…諸君、ゼイルと仲良くしてくれ。じゃ」フッ
きじおさんはゼイルを見て頷くと、そう言って瞬間移動した。
咲子「さて、とりあえずみんな自己紹介ね。私は桜木咲子よ(2回目)」
翔「西新翔だ」
絵奈「貝塚絵奈だよ〜」
学「本松学だ」
育也「竹下育也だよ、よろしく」
千早「ここの情報係の七隈千早と…」
千代「…七隈千代よ」
メイ「ええと、俺は室見メイです」
ナオ「私はメイの別人格の室見ナオよ、よろしくね」
祐樹「と、戸畑祐樹だ、うわっ!?」
ルマ「ボクは羽犬塚ルマだよ、ムフ〜♪」ギュー
ゼイル「…なぁ、まさかとは思うが、ここって、ランク上位ばっかじゃね?」
咲子「ええそうよ?千早と千代以外全員8位以上ね」
ゼイル「マジか…とんでもない集団に来たかもしれんな…」
メイ「まぁ安心してください。別に弱いのはダメという訳ではないので。偶々ほぼみんなランク上位なだけですよ」
ゼイル「お、おう…分かった」
翔「ところでよ、ゼイル、俺と模擬戦しねーか?」
ゼイル「…俺とか?」
翔「ここにゼイルという名前のヤツはお前以外いねーぞ。で、模擬戦しねーか?」
ゼイル「…慎重にお断りします」
翔「なんでだ?お前のパワーを見てみたいんだよ」
ゼイル「いや、俺がボコボコにされる未来しか見えん」
翔「…なるほどな。じゃ…ルマ!」
ルマ「オッケー!ハァッ!」ボンッ!
ゼイル「え」
ルマは骨で檻を作り、ゼイルを捕まえた。
翔「さて、と」ガシッ
ゼイル「な、何をする気だ…?」
翔は檻を担ぐと…
翔「えっほ!えっほ!」スタスタ
そのまま裏庭へ移動していった。
咲子「…ゼイル、ドンマイ」
余談ですが、祐樹の家の敷地は結構広いです。
家自体は普通の大きさですけどね。
次回もよろしくお願いします。