side桜木咲子
ーゼイルの部屋ー
ゼイルの部屋はベットと机と本棚がある至って普通の部屋だった。
ゼイル「下ろすぞ」
咲子「う、うん…///」スッ
ゼイル「ベットはお前が使え、俺は床で寝るから」
咲子「……ダメ」
ゼイル「は?」
…これ言うの、緊張する///
咲子「わ、私と…寝なさい///」
ゼイル「いやいや、好きでもない奴と一緒に寝るのはダメだろ」
咲子「え?私は…」
………大好きだけど///
(運ばれてる時に好きだと気付いた)
咲子「………と、とにかく!一緒に寝なさい!///」
ゼイル「だから…」
ボスッ(ベットに飛び込んだ音)
咲子「ほら、ここ!///」ポンポン
ゼイル「……分かったよ」
ゼイルもベットに入り、部屋の電気を消した。
ゼイル「…おやすみ」
咲子「おやすみ…///」
近い近い良い匂い!
咲子「…………///」ギュッ!
私は後ろからゼイルに抱きついた。
ゼイル「お、おい!?」
咲子「…しばらくこうさせて」
ゼイル「いや、その、柔らかい感触が…」
咲子「別にいいじゃない、減るもんじゃないし」
ゼイル「俺の理性がな…」
咲子「無くなったらどうなるの?」
ゼイル「…襲うかもしれないんだぞ?」
咲子「……………別にいいけど?」
ゼイル「は!?と、とにかく、離れてくれ…」
咲子「むぅ…分かったわよ」
私はゼイルから離れる。
咲子(……好きになったからには思いっきりアタックしなきゃね!)
ー次の日ー
ガチャッ
茜「ふぁぁぁぁ…おはよう、お兄…ちゃ…ん…」
ゼイル「茜、助けてくれ」
咲子「…………♪」ギュッ
茜「あの…咲子さん?」
咲子「おはよう、茜♪」
茜「(なるほど…)…お兄ちゃん、がんばれ」ガチャッ
ゼイル「茜!?」
茜「コーヒー飲もっと」
咲子「ムフー」
ゼイル「咲子離せ、遅れるぞ」
咲子「…しょうがないな〜」
ゼイル「ハァ、ハァ…マジで理性が無くなるところだったぜ」
……後でもっとやろっと♪
その後私達は朝食を食べ、登校するのであった。
ー登校ー
咲子「………♪」
ゼイル「………」
チョンチョン。
咲子「あ、日花先生、おはようございます♪」ニコッ
日花「ええ、おはよ。良いことでもあったの?」
咲子「はい、おかげで絶好調です♪」
日花「(なるほど、ゼイルがね…)…頑張りなさい、じゃ」
咲子「はい、頑張ります♪」
ゼイル「………?」
ー朝の特訓ー
咲子「怒りの鉄槌…V2!」ドゴォ!
翔「進化早くね!?…グハッ!」
咲子「真チャカメカファイアー!」ドガーン!
絵奈「いきなり真!?うわっ!」
咲子「もっとかかってきなさい!」
全員(調子良すぎない!?)
咲子、恋の力(?)で強くなる。
次回もよろしくお願いします。