桜咲く。   作:LCRCL (エルマル)

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苦い食べ物を持ってこい!とびっきり苦いのをな!!


ゼイルの家④

side桜木咲子

 

ーゼイルの部屋ー

 

ゼイルの部屋はベットと机と本棚がある至って普通の部屋だった。

 

ゼイル「下ろすぞ」

 

咲子「う、うん…///」スッ

 

ゼイル「ベットはお前が使え、俺は床で寝るから」

 

咲子「……ダメ」

 

ゼイル「は?」

 

…これ言うの、緊張する///

 

咲子「わ、私と…寝なさい///」

 

ゼイル「いやいや、好きでもない奴と一緒に寝るのはダメだろ」

 

咲子「え?私は…」

 

………大好きだけど///

(運ばれてる時に好きだと気付いた)

 

咲子「………と、とにかく!一緒に寝なさい!///」

 

ゼイル「だから…」

 

ボスッ(ベットに飛び込んだ音)

 

咲子「ほら、ここ!///」ポンポン

 

ゼイル「……分かったよ」

 

ゼイルもベットに入り、部屋の電気を消した。

 

ゼイル「…おやすみ」

 

咲子「おやすみ…///」

 

近い近い良い匂い!

 

咲子「…………///」ギュッ!

 

私は後ろからゼイルに抱きついた。

 

ゼイル「お、おい!?」

 

咲子「…しばらくこうさせて」

 

ゼイル「いや、その、柔らかい感触が…」

 

咲子「別にいいじゃない、減るもんじゃないし」

 

ゼイル「俺の理性がな…」

 

咲子「無くなったらどうなるの?」

 

ゼイル「…襲うかもしれないんだぞ?」

 

咲子「……………別にいいけど?」

 

ゼイル「は!?と、とにかく、離れてくれ…」

 

咲子「むぅ…分かったわよ」

 

私はゼイルから離れる。

 

咲子(……好きになったからには思いっきりアタックしなきゃね!)

 

ー次の日ー

 

ガチャッ

 

茜「ふぁぁぁぁ…おはよう、お兄…ちゃ…ん…」

 

ゼイル「茜、助けてくれ」

 

咲子「…………♪」ギュッ

 

茜「あの…咲子さん?」

 

咲子「おはよう、茜♪」

 

茜「(なるほど…)…お兄ちゃん、がんばれ」ガチャッ

 

ゼイル「茜!?」

 

茜「コーヒー飲もっと」

 

咲子「ムフー」

 

ゼイル「咲子離せ、遅れるぞ」

 

咲子「…しょうがないな〜」

 

ゼイル「ハァ、ハァ…マジで理性が無くなるところだったぜ」

 

……後でもっとやろっと♪

その後私達は朝食を食べ、登校するのであった。

 

ー登校ー

 

咲子「………♪」

 

ゼイル「………」

 

チョンチョン。

 

咲子「あ、日花先生、おはようございます♪」ニコッ

 

日花「ええ、おはよ。良いことでもあったの?」

 

咲子「はい、おかげで絶好調です♪」

 

日花「(なるほど、ゼイルがね…)…頑張りなさい、じゃ」

 

咲子「はい、頑張ります♪」

 

ゼイル「………?」

 

ー朝の特訓ー

 

咲子「怒りの鉄槌…V2!」ドゴォ!

 

翔「進化早くね!?…グハッ!」

 

咲子「真チャカメカファイアー!」ドガーン!

 

絵奈「いきなり真!?うわっ!」

 

咲子「もっとかかってきなさい!」

 

全員(調子良すぎない!?)




咲子、恋の力(?)で強くなる。

次回もよろしくお願いします。

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