side桜木咲子
ー7:00amー
咲子「ふぁぁぁ…」
私はいつもこの時間帯に起きる。アラームはいらない。
咲子「手すりっと」
シャーッ。
手すりを滑って1階に降りる。
春菜「咲子、おはよう」
咲子「おはよ母さん」
春菜「最近学校はどう?」
咲子「…まあ、そこそこかな?」
春菜「ふーん。じゃあアンタはなんで最近部屋でゼイルがなんとかかんとか言ってるのかしら?」
咲子「ゑ」
春菜「声が大きいからバレバレよ。で、ゼイルって誰?」
咲子「え、えっと…///」カァァァ
春菜「…なるほどね。やっと女子らしいことしてるじゃない♪」
咲子「…勘のいい母さんは嫌いよ」
春菜「まあまあそんな事言わずに…そのうち連れてきなさいね♪」
咲子「う、うん…///」
私は朝から顔を赤くするのであった。
ー7:30amー
咲子「行ってきまーす」
春菜「行ってらっしゃーい♪」
私は家から出る。そしてとある曲がり角で待つ。
咲子「…………」
スタスタ…
ゼイル「ん?あ、咲子。よう」
そして
咲子「ゼイル、一緒に行きましょ?」
ゼイル「……別にいいぞ」
ゼイルははじめの頃は躊躇っていたが、今はすんなり受け入れる。
咲子「………♪」
ゼイル「で、なんでそんなにくっついてんだ?」
咲子「…秘密♪」
ゼイル「お、おう…」
私達は雑談をしながら登校した。
ー7:50ー
朝の特訓
ゼイル「流星……」ポイッ
咲子「…ブレード!」ドゴッ!
シュゥゥゥゥゥゥッ!
メイ「おお…もう完成してますね!」
ヤエ「あたしも頑張らんとね!」
ー8:20ー
日花「出席とるわよー」
そして学校が始まった。
ー4:00ー←一気に飛ばす
…そして学校が終わった。
私は一旦家に帰り、パーカーに着替え、さとかに隊基地に向かった。
ーさとかに隊基地ー
私とメイはイナイレ3で通信対戦をしている。
咲子「グランドファイアーG5!」
メイ「………」
咲子「よし、もうTPはないし、これなら…」
メイ「イジゲン・ザ・ポスト!」
ボールはポストに弾き飛ばされてしまった。
咲子「え、うそぉぉぉん!?」
メイ「TP0でも角度が大丈夫ならなんでも跳ね返されます!」
咲子「…バグ?」
メイ「いえ、そういう仕様です」
咲子「知らなかった…」
そして、私は案の定負けた。
ー帰宅後ー
咲子「……///」
プルルルル…
来い来い来い来い恋来い来い!
ピッ
咲子「……来た!」
ゼイル『もしもし』
咲子「ゼイル、私よ!」
ゼイル『おう、咲子か。どうしたんだ?』
…ただ声が聞きたかったとは言えないわね…
咲子「ちょっと話したかったのよ」
ゼイル『そ、そうか…』
そして私達は半時間ほど電話で話した。
ピッ
咲子「………♪///」
ゼイルはガードが高いからね…どうやって落とそうかしら?
咲子「…一旦トイレ行こ」ガチャッ
部屋のドアを開けた次の瞬間。
咲子「……お母さん!?」
春菜「…あ、バレた」
ドアの前にお母さんがいた。
咲子「……全部聞いてたの?」
春菜「いや〜、良いものを見せてもらったわよ♪」
咲子「な、な、な…///」
春菜「あらあら、照れちゃって〜」
咲子「…///」プシュー
春菜「やりすぎちゃったかしら?うふふ♪」
咲子「」
私はトイレに行った後、寝るまでベットで悶えまくるのであった。
ゼイルの事が好きだということが最も厄介な人物にバレた咲子。
次回もよろしくお願いします。