…俺友達とのお泊り会の経験無いんで。
side桜木咲子
私はしばらく顔を赤くしたあと、夕食を食べ、倉庫に戻った。
絵奈「こうかな〜?」
千早「ああ、そこをそうして…」
咲子「なにしてんの?」
絵奈「秘密だよ〜」
千早「秘密だ」
千代「………」カタカタ
咲子「ふーん」スタスタ
翔達は…
翔「よし、再生するぞ…」
学「……んぐ」
祐樹「ブハッ、ははははは!」
育也「はははっ!」
ゼイル「……よし」
面白動画で笑ってはいけないをやっていた。
メイ達は…
『ゴォォットォォォ…キャッチ!』
メイ「出ました、ゴットキャッチG3!」
ルマ「おお…」
…イナイレアニメの鑑賞をしていた。
咲子「私も見る!」
メイ「どうぞ」
そして私はしばらくイナイレの鑑賞をした。
ー2時間後ー
咲子「あ、もう8時ね」
翔「そっか。じゃあそろそろ…部 屋 割 り の 時 間 だ !」
私達は毎週倉庫の地下室を寝室代わりに使っている。部屋は5つあるため、1人ここで寝ることになる。
ゼイル「今回はどうやって決めるんだ?」
翔「そうだな…よし、今回はババ抜きで決めるぞ!先に上がったヤツが部屋を決めることにするぜ!」
絵奈「いいね〜!やろうやろう〜!」
ー数分後ー
無 言 バ バ 抜 き 、 ス タ ー ト !
咲子「………」スッ
メイ「………」スッ、パサッ
ゼイル「………」スッ、パサッ
翔「………」スッ
祐樹「………」スッ、ズーン
…祐樹がジョーカー持ってるわね。
ルマ「………」スッ、パサッ
学「………」スッ
育也「………」スッ、パサッ
千早「………」スッ
千代「………」スッ
私はあと…
咲子「………」スッ、パサッ
…さっきので1枚残っている。
メイ「………」スッ
ゼイル「……おっ、上がりだ」スッ、パサッ
ゼイルはちょうど今0枚になった。
翔「どっちの部屋にするんだ?」
ゼイル「…1番奥の部屋で」
翔「オーケー…」スッ、パサッ
ゼイル「じゃあな」スタスタ
ゼイルは地下室に荷物を置きに行った。
ー数分後ー
咲子「……おおっ、上がり!」スッ、パサッ
私が2位だった。
翔「どの部屋…聞かなくてもいいか」
咲子「ええ、行ってくるわね♪」スタスタ
翔「おう…」
私はゼイルと同じ部屋に向かった。
ー部屋ー
ガチャッ。
ゼイル「よう、2位は咲子か?」
咲子「そ。私もこの部屋にしたの」
ゼイル「……そっか」
咲子「…ねぇゼイル」
ゼイル「なんだ?」
咲子「その…」
緊張するわね…
咲子「好きな人とか…いたりするの…?」カァァァ
ゼイル「ッ……なんでその質問を?」
咲子「…質問を質問で返さないでくれる?」
ゼイル「どこの吉良吉影だよ…」
咲子「………」じー
ゼイル「…いるぞ」
え、いるの!?誰誰誰誰!?
咲子「誰なの!?」
ゼイル「…秘密だ(咲子だとは言えない…)」
咲子「ブーブー、ケチ」
ゼイル「…その内分かるだろ、多分」
咲子「…そう」
その後しばらく雑談するのであった。
ちなみに夕食、朝食の素材は各自で持ってきてます。
…………まさかの両想い。
ゼイルは鈍感なので気付いてませんが。
次回もよろしくお願いします。