桜咲く。   作:LCRCL (エルマル)

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祐樹とルマ→4ヶ月ほど
咲子とゼイル→2週間

天の声「この差はやばくない!?」

咲子「……まさに運命」

天の声「悟りに達してやがる…」


茜「ごちそうさまでした…ゲホッ」

side桜木咲子

 

お泊り会が終わった後、私は一旦帰り、その後ゼイルの家に向かった。

 

ーゼイル宅ー

 

ピンポーン

 

咲子「………」

 

ガチャッ

 

茜「あ、咲子さん、こんにちはです。聞きたい事があるのでお入り下さい」

 

…もうバレたのかしら?

 

咲子「…失礼します」

 

スタスタ

 

ゼイル「……咲子」ズーン

 

ゼイルは精神的に疲れたような表情をしていた。

 

咲子「大丈夫?」

 

ゼイル「大丈夫…じゃねえ…帰って早々質問攻めにあった」

 

咲子「だからそんな顔してるのね…」クルッ

 

茜「………」じー

 

振り向くと茜が観察してるような目で私達を見ていた

 

咲子「…ど、どしたの茜?」

 

茜「咲子さん…あなたが先に告白したということはホントですか!?」キラキラ

 

咲子「そ、そうよ…?」

 

茜「……き」

 

咲子「き?」

 

茜「きゃあああああああああああああ↑↑↑↑↑!」

 

茜は突然叫ぶ。

 

咲子「ど、どうしたの!?」

 

茜「………咲子さん」ズンッ

 

茜は顔を近づけてくる。

 

咲子「な、なに?近いよ…?」

 

茜「…咲子お義姉さんって呼んでいいですか?」

 

咲子「…ふぇ!?」

 

お、お義姉さんって…早いよ///

 

咲子「///」

 

茜「あー、やっぱ今は答えなくていいです」

 

咲子「そ、そう…」

 

ゼイル「茜、それ以上聞くのはやめとけ…俺が恥ずか死ぬ…」

 

茜「…分かったよ、お兄ちゃん。咲子さん、お兄ちゃんをよろしくです♪」スタスタ

 

茜はそう言って部屋を去った。

 

咲子「…なんか茜の威圧が凄かった」

 

ゼイル「なんでだろうな?」

 

咲子「さぁ?……んっ」

 

チュッ

 

ゼイル「んむっ!?……ぷはっ…な、ななな何すんだいきなり!?」

 

咲子「何って?…ファーストキスよ///」

 

ゼイル「そ、それを何故今?」

 

咲子「……甘え足りないのよ」

 

ゼイル「ゑ?」

 

咲子「だーかーらー!目の前にゼイルがいるのに何もシてないから我慢できないの!」

 

ゼイル「”してない”の発音が違う気が…うおっ」ボスッ

 

ゼイルをソファーに押し倒す。

 

咲子「…ッ///…ん〜!」ギュゥゥゥ

 

そして顔を赤くしながら前から抱きしめる。

 

ゼイル「……はぁ」ナデナデ

 

そんな私の頭をゼイルが撫でる。

 

side飛羽野茜

 

モワモワ〜(甘々オーラ)

 

私はお兄ちゃん達をこっそり見ていたけど…

 

茜「…甘すぎる」

 

前咲子さんが来た時も甘かったけど、これはやばいよ!?付き合い始めたの昨日だよね!?(雰囲気の)加減がないにもほどがあるでしょ!?

 

茜「お兄ちゃんが付き合うのは妹として嬉しいけど…ゲホッ」

 

やばい、コーヒー飲まないと…

 

茜「あった…」

 

パカッ、ゴクッ

 

私は黄色と黒の(・・・・・)缶コーヒーを開け、一口飲m…

 

茜「…って、これマッ缶じゃん!?」

 

苦いものが飲みたかったのに〜!

 

チラッ

 

咲子「〜〜〜〜♪」ギュッ

 

ゼイル「…………♪」ナデナデ

 

…お2人さん、

 

茜「ごちそうさまでした…ゲホッ」

 

コーヒー買ってこよ…




※これは恋愛小説ではありますん。

咲子「…ありま”せ”んじゃないの?」

天の声「安心しろ、わざとだ」

咲子「ふーん…ゼイルとイチャイチャできればそれでいいわよ(圧倒的本音)」

天の声「オーケー」

次回もよろしくお願いします。

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