咲子とゼイル→2週間
天の声「この差はやばくない!?」
咲子「……まさに運命」
天の声「悟りに達してやがる…」
side桜木咲子
お泊り会が終わった後、私は一旦帰り、その後ゼイルの家に向かった。
ーゼイル宅ー
ピンポーン
咲子「………」
ガチャッ
茜「あ、咲子さん、こんにちはです。聞きたい事があるのでお入り下さい」
…もうバレたのかしら?
咲子「…失礼します」
スタスタ
ゼイル「……咲子」ズーン
ゼイルは精神的に疲れたような表情をしていた。
咲子「大丈夫?」
ゼイル「大丈夫…じゃねえ…帰って早々質問攻めにあった」
咲子「だからそんな顔してるのね…」クルッ
茜「………」じー
振り向くと茜が観察してるような目で私達を見ていた
咲子「…ど、どしたの茜?」
茜「咲子さん…あなたが先に告白したということはホントですか!?」キラキラ
咲子「そ、そうよ…?」
茜「……き」
咲子「き?」
茜「きゃあああああああああああああ↑↑↑↑↑!」
茜は突然叫ぶ。
咲子「ど、どうしたの!?」
茜「………咲子さん」ズンッ
茜は顔を近づけてくる。
咲子「な、なに?近いよ…?」
茜「…咲子お義姉さんって呼んでいいですか?」
咲子「…ふぇ!?」
お、お義姉さんって…早いよ///
咲子「///」
茜「あー、やっぱ今は答えなくていいです」
咲子「そ、そう…」
ゼイル「茜、それ以上聞くのはやめとけ…俺が恥ずか死ぬ…」
茜「…分かったよ、お兄ちゃん。咲子さん、お兄ちゃんをよろしくです♪」スタスタ
茜はそう言って部屋を去った。
咲子「…なんか茜の威圧が凄かった」
ゼイル「なんでだろうな?」
咲子「さぁ?……んっ」
チュッ
ゼイル「んむっ!?……ぷはっ…な、ななな何すんだいきなり!?」
咲子「何って?…ファーストキスよ///」
ゼイル「そ、それを何故今?」
咲子「……甘え足りないのよ」
ゼイル「ゑ?」
咲子「だーかーらー!目の前にゼイルがいるのに何もシてないから我慢できないの!」
ゼイル「”してない”の発音が違う気が…うおっ」ボスッ
ゼイルをソファーに押し倒す。
咲子「…ッ///…ん〜!」ギュゥゥゥ
そして顔を赤くしながら前から抱きしめる。
ゼイル「……はぁ」ナデナデ
そんな私の頭をゼイルが撫でる。
side飛羽野茜
モワモワ〜(甘々オーラ)
私はお兄ちゃん達をこっそり見ていたけど…
茜「…甘すぎる」
前咲子さんが来た時も甘かったけど、これはやばいよ!?付き合い始めたの昨日だよね!?(雰囲気の)加減がないにもほどがあるでしょ!?
茜「お兄ちゃんが付き合うのは妹として嬉しいけど…ゲホッ」
やばい、コーヒー飲まないと…
茜「あった…」
パカッ、ゴクッ
私は
茜「…って、これマッ缶じゃん!?」
苦いものが飲みたかったのに〜!
チラッ
咲子「〜〜〜〜♪」ギュッ
ゼイル「…………♪」ナデナデ
…お2人さん、
茜「ごちそうさまでした…ゲホッ」
コーヒー買ってこよ…
※これは恋愛小説ではありますん。
咲子「…ありま”せ”んじゃないの?」
天の声「安心しろ、わざとだ」
咲子「ふーん…ゼイルとイチャイチャできればそれでいいわよ(圧倒的本音)」
天の声「オーケー」
次回もよろしくお願いします。