インフィニット・ストラトス~ISは友達~ 作:ユニ@カスリンガー
くぅーーーー
「睡眠をとる事は良い事だ・・・・」
くぅーーーーくぅーーーー
「ただし・・・・」
くぅーーーーくぅーーーーくぅーーーー
バッチコォォォォォォン!!
「ぐわぁぁ!! 何するんですか!織斑先生!」
人が折角気持ちよく寝ているのに、
「授業中に寝るな!休み時間に寝ろ!」
「馬鹿な!休み時間だったはず!?」
おかしい?1時限目の終了と同時に寝たはずだ。
「ほう、休み時間は30分前に終わったぞ?」
っと言う事は40分寝たわけか、足りんな・・・・
「あと5分・・・・・」
「ダメだ」
多大なる人生の中のたった5分すら許されないだと・・・・ もしやこいつババx・・・
「何か言ったか?」
おっと危ない、危うく5分が「たった」じゃなく「されど」に変わるところだった。しかし5分すらダメとなると、しょうがない、妥協しよう。
「ならせめてあと300秒・・・・・」
「変わっとらんじゃないか!」
「オヤスミナsi・・・・・・」
「・・・・!!(怒)」
バッチコォォォォォォン!
「いたたた、思いっきり叩くんだぜ、ったく 体罰だよな」
今度教育委員会にでも訴えてやる。あっ!無いか?
「でも授業中寝てるんだし仕方なくないか?」
そう受け答える一夏、まぁ男同士色々同じ行動をするので、俺と一夏は仲良くなっている。ちなみに席が俺が一番前の窓際、一夏がその隣になった。(めんどいから男子は固まれとの事だった)
「俺の睡眠時間と授業時間はリンクしすぎなんだよ」
俺の主な行動時間であるPM12:00~AM3:00くらいに授業できないかなぁ、絶対そっちのが頭に入るな
「ちょっといいか?」
ん?誰かと思えば俺がめずらしく尊敬している篠ノ之束博士の妹じゃんか。えっとモップ?
「なんだ箒?」
やべぇ箒だった。
「廊下でいいか?」
そういって箒と一夏が行ってしまった。
「よし、寝よう」
『隙あらば寝る』今週の目標だ。ちなみに先週の目標は『よく寝る』だ。
・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
バッチコォォォォォォン!
痛みと共に意識が覚醒! 復活 鏡 隆弘!!
「いつまで寝てる。馬鹿者」
「あと300分・・・・」
ん?何か間違えた気が・・・・ 気のせいか
「ほぉ、私が手伝ってやろうか?」
そういって片手を構える織斑先生
「いえ、自分でやり遂げたいんです」
「馬鹿者さっさと起きろ!」
生徒の自主性をつぶしたこの先生に文句が言いたい。
「いたた、あの出席簿にスポンジ仕込んでやる」
「確かにあれは痛い・・・」
小声で話す俺と一夏。なんか一夏もまた喰らったっぽい?頭抱えてるし
「お前また喰らったのか?頭なんか抱えて」
「いや、大丈夫だ・・・・・」
嘘だな・・・・・
このやり取りを見ていた山田先生がこちらに向かって話してくる。
「わからない所があったら訊いて下さいね。なにせ私は先生ですから」
そう胸を張りながら山田先生が答える。
隣ではその山田先生に期待の色を見せる一夏、俺はと言うと
(ヤバイヤバイヤバイ、ボタン弾け飛ぶから胸張るな、危ないだろ!)
「先生!」
「はい、織斑くん!」
おっ!一夏どうした?何か言ってくれるのか?先生もやる気に満ちている。織斑先生とは違っていい先生だ。
ギロッ
おっと、これ以上考えるのはやめとこう、出席簿が火を噴くからな。
「ほとんど全部分かりません」
「え・・・・ ぜ、全部ですか・・・・・?」
そうか、一夏はISの勉強は始めたばっかりだしな
「織斑、入学前の参考書は読んだか」
「古い電話帳と間違えて捨てました」
バッチコォォォン!
「『必読』ってお姉ちゃんが書いたのに何で読んでくれなかったの?一夏の意地悪!お姉ちゃん泣いちゃうぞ」
(※隆弘の声真似です)
「鏡、そろそろ私もキレるぞ」
「サーセンww」
「織斑、後で再発行してやる。1週間で覚えろ。いいな」
「1週間であの分厚さは・・・」
「やれと言っている」
おおー容赦ないねー、さすが鬼の面を被ったブラコンこと織斑千冬だ。
「一夏、俺の参考書やるよ、俺もう覚えたからいらねーし」
「サンキュー」
とりあえず友達としてのフォローはしてやろう。