寝て起きてクラフト案件。【完結】   作:ハヤモ

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前回のあらすじ
羽虫(天使)顕現。 殺虫しなきゃ……。

今回のあらすじ
殺虫剤(戦争)の支度。

短め。
軍事部が、新型爆弾(?)を開発した様子です。


天使戦へ。
159.駆除準備と未定爆発


 

 

「天使の襲撃まで時間がない。 状況を整理しつつ準備する。 俺は俺で細かい事をやっていくけど、お前らは好きにしろ。 言っても聞かないだろうからな」

 

 

細かい事はリムルに任せて、軍事部には引き続き世界に居残って貰う事にした。 寧ろ増援を要請するまである。

 

辛辣娘によれば、羽虫飛来まで時間がない。

よって効率良くクラフトをしなければならない。

 

軍事部緊急協議の結果、対空TNTキャノンによる弾幕戦は必要との判断。

エリトラ飛行戦は却下された。 妥当である。

飛行しながら弓矢を扱うのは困難だからだ。 対する相手は熟練と見る。 勝つ見込みが立たない。

しかもエリトラを胴体に着ける都合、鎧を外す。 当然だが防御力は低下。 生存率は下がる。

 

 

「生き返るお前らは貴重な壁……戦力だからな」

 

 

などと、リムルは言ったらしい。

悠長な事を言うものだ。 物資は無限じゃないし、継戦出来なければ戦線は押される。

そうなれば戦火は拡大して多くの愛すべき建造物が破壊されるだろう。 最悪、リスポーン地点を確保されての幽閉絶望エンド直行便。

 

話はエリトラに戻るが。

エリトラ飛行は片手を自由に使えない。 正確には使えなくはないが、エリトラ飛行はロケット花火による加速で成り立っている。 ない場合、滑空するしかないのだ。

つまり必ずロケット花火は片手に持たねばならない。 高度を上げるなりして滞空時間を稼いだり、途中途中で離着陸しつつ戦う方法もあるものの、やはり不便。

動きも細かな機動は取れない。 結局、それだったら地対空砲火をした方が良いとの判断である。 ロケット花火のクラフト材である火薬も、其方に回す。 リソースは有限なり。

 

 

「そうだ。 お前ら弟……息子を無事救助出来て良かったじゃん。 今は姉と一緒に機龍の調整してるらしいけど。 今度は世界を救って見せろ。 簡単だろ?」

 

 

リムルが鳴く。

見やれば、身体の内からにゅるんと、ネザライトの剣を見せてきた。

相変わらず禍々しく、黒光する剣だ。 並んでリムルの物品の出し方もゾッとするが。 今や我々の主力とはいえ恐ろしい。 それとリムルの技量であれば、大半の敵は簡単に倒せよう。

同時に頼もしいと、クラフターは頷く。

そうだ。 今は非常事。 是非使いなさい。 味方が使用する分には素晴らしい剣だ。

しかもだ。 リムルに渡した剣は、この世界に送られた最初の1振り。

故に、同志や村人達……クロベエやカイジン達が張り切り過ぎてしまった結果、生まれた特殊剣。

 

 

「これ、癖はあるけど強くて良い剣だ。 お前らの技術とカイジン、クロベエ達の技術が混ざった混血剣。 見た目は禍々しいが、これだけで天使を追い払えそうな力を感じる。 大賢者の評価も上々だったぞ」

 

 

驚異のエンチャント技術をブチ込んだ2つとない1品。 破損知らず。 敵知らず。

耐久力を上げるだけに留まらず、斬れば斬る程、耐久値が回復する。

似たエンチャントは我々も使用していたものの、斬った相手の回復を阻害する黒炎や攻撃力限界突破等、上位互換系が多い。

後は剣を振るう速度が金剣超えの凄まじさで、ただ振るうだけで前方が黒火の海になるとか、他にも癖があるものの、リムルは使いこなせる様子。 弾だって弾き返して、銃の中に戻せたって不思議に思わない。 スライムだから、喰らっても問題ないだろうけど。

流石。 スライムとはいえ改めてクラフターだと認めよう。 というか、ずっと信じていた。 でなければ狂剣なんか渡さない。 使い手次第で世界が滅ぶ剣だ、ソレは。

 

 

「……くれてありがとな。 お前らの気持ち、剣越しに伝わるよ。 絶対勝とうぜ!」

 

 

因みに名前は『G』である。

経験値や耐久を気にせず、金床で付けた。

BB通信で大賢者に聞いた、リムルの元の世界に蔓延る黒光する害虫の頭文字から取った。

それをリムルに持たす。 ザマァと暗黒微笑の腰振りダンスを披露した。

 

 

「おう! 今ばかりは頼もしいぞ!」

 

 

知らず喜ぶリムル!

伝わらないって便利だねぇ!

 

精神攻撃。 嫌がらせ行為だ。 だが、これくらい許されよう。 荒らしのミリム誘導の件を思えば。

どちらが害虫か問われれば、両方と答えるが。

 

クラフターは過去に犯された罪を未だ根に持っていた。 この事から分かる様に、彼らは絶対怒らせてはならない存在である。

 

そんな彼らの気も知らずに(言葉も伝わらないのに)話を続けるリムル。

 

 

「皇帝ルドラは、長年付き添ったヴェルグリンドが葬儀した。 俺が語るのは烏滸がましいから、それ以上は何もしていない。

そんで軍と皇帝が消えた帝国は、放置出来ないから連邦の支配下に置いた。 そこは帝国軍事司令部や、残された大臣達と決めたし、俺の部下が暫く国民を監視するから大丈夫だと思う。

天使の件も伝えた。 その件については互いに被害者だからな。 協力し合う事になった。

西方諸国には、帝国との戦争は終わったけど、天使に備えるよう伝えてある。 だから、連邦含めて、世界中が対天使戦に備えて継続して武装状態ってところだ。

後はワルプルギスを開催して、魔王同士で現状と今後の事を話し合う。 今度ばかりはガチで協力し合わないと駄目だから、気合い入れていくぞ。

詳細はお前の娘に伝えてあるから、大丈夫だろうけど、一応ここでも伝えたからな……期待してるぞ。

じゃ、俺はワルプルギスを開催、魔王達と話し合ってくる。 留守を頼んだ」

 

 

害虫……じゃなかった、去るリムルを見送る。

今はスライムより、空から来る害虫……羽虫駆除を優先しなければ。 武装村人も協力してくれるだろう。 期待している。

とはいえ、我々も最大限の事はする。 マルチだからと誰かが手を抜けば、綻びが生じる。 それは避けたい。 準備を続けよう。

 

我々の世界から軍事部、野次馬問わず同志が増援としてやって来ている。

基本的に個々好きな戦法やクラフトをして貰うが、羽虫駆除が目的なのは一緒。 無駄な事をする同志もいるが、仕方ない。 構えないので、そういう奴は放置する。

 

 

 

やらかす事は大体次の通り。

 

 

 

対空TNTキャノンの増設。

取り敢えず基本的に。

また、フルオート式をクラフト。 砲手、装填手の負担を減らす目的の他、空いた手に剣や弓矢、銃火器を持たして戦力強化を図る。

羽虫は空から来るだろう。 大量のTNTを打ち上げて、決められた幾つかの高度に爆発による壁を形成。

これにはIRPも参戦させる。 ただし、此方は正確な対空砲撃をメインにさせる。

これで連邦都市内に侵入してくる羽虫を1匹でも減らす。 弓矢や銃火器の届く高度まで降下されたら、何時も通りの剣と弓矢。 自由戦闘。

 

IRPの調整。

対空攻撃の主力。 その為、ミサイルや砲弾の量産と搭載を進める。

余裕があれば対地戦闘もして貰うが、対空が苦手なクラフターとしては空をメインに見張って欲しいところだ。

市街地戦になれば建造物や地上の味方が巻き込まれてしまう。 乱戦になれば余計だ。

軍事部も、それは了解している。

優秀な我々の子供……弟と姉も関わる。

運用は大丈夫。 信頼している。

 

天界の捜索。

羽虫共がいるらしい場所の捜索。

これは同志が既にしている。

エリトラで空を飛び回り、地上も捜索中。

ゲートやスポナーの類いが見つかれば、トラップタワーの要領で潰してしまえ。

なんならロケットを飛ばして、ドカンだ。

天界侵攻するでも良いかも知れない。

だが希望的観測でしかない。 クリーパー同様、突然スポーンする類いなら困る。 空を覆う程のトラップのクラフト案も出たものの、今頃始めて間に合うか分からない。 何より有効かも分からない。

このまま見つからない想定で事を進める。 もし羽虫駆除祭りが始まったら、捜索組は偵察組にでもなって貰う。 戦場の俯瞰。 そして報告。 どちらにしろ、軍事部も重要視している。 無駄にならない。

 

武器のクラフト。

量産。 ネザライト装備を主に生産して、更にエンチャントを加える。

戦時に沢山あって困るものではない。 余れば、リスポーン部屋のチェストに入れておけば良い。

逆に困るのは、リスポーンして全ロストの状態だ。 それを防ぐ為に、余分な武具は絶対必要なのだ。

ただ生産を専門にするクラフターが、どれくらいいるか、戦時までにどれくらいクラフト出来るか不安だったのだが……。

最近、久しぶりに"戻ってきた"同志が地味な作業を喜んで始めてくれた。 軍事部の兵站組……弟君の報告では、既にかなりの数がクラフトされているとの事。

なんなら村人に提供出来るレベルらしい。 地味ながら凄い仕事人がいたものだ。 落ち着いたら礼を云いたい。

 

 

 

とまぁ、大体こんな具合だ。

戦法は相手の出方次第になる。 地下も利用して、何とか荒らしを駆除しなければ世界が荒れてしまう。

そして親玉であるユウキに、いい加減1発くれてやる。 気が済まない。 奴は荒らし過ぎた。 もう許せないぞオイ。

 

 

「ちょっと良いですか?」

 

 

辛辣娘がやってきた。

何かね。 IRPに問題か。

 

 

「それは大丈夫です。 後は、その時にならないと分かりませんがね。

それより伝えたい事があります。 リムルさんからの話ですが───」

 

 

世界中の人魔と協力するのだろう?

今は、いつぞやの魔王達とやらにでも会って話し合いだろう。

 

 

「……大体その通り。 馬鹿なりに少しは把握、予想出来る様になってきたんですかね」

 

 

リムルの事だ。

そうだろう、と予想しただけである。

 

 

「そうですか。 あなた達とリムルさんの仲に世界の言葉とやらは、必要ないのかも知れませんね」

 

 

あると不都合。

 

 

「へっ?」

 

 

世界の言葉とやらがあろうがなかろうが、言葉も態度も受け取り方次第だ。 下手すると互いに勘違いし合って生きている。 逆に殺し合いすらしている。

だが今まで、それで過ごしてきた。 無理に変わらなくても良い。 理解もいらない。

ただ自分にとって本物であれば良い。 相手の事は知らん。 真意が知れぬなら自己満足で生きる他ないからだ。 勝手に幸不幸の押し付け合い合戦を続ければ良い。

勿論、平和が良い。 だがそれすらも、それぞれの認識のズレがある。

そうしてまた、繰り返す。

考えるのは疲れる。 深淵を覗かない事だ。

 

 

「考え過ぎないのも問題だと思いますがね。 まぁでもその……ありがとう」

 

 

なにが。

 

 

「家族を……弟を助けてくれて」

 

 

そうしたかったからだ。

そうでなくても、アイツが生きたい様に生きた結果だ。 礼なら本人に言え。

 

 

「……私にとっては、あなたは"本物"です」

 

 

そうか。

君がそう思うなら、そうなのだろう。

君の中ではな。

 

 

「この戦い、絶対勝ちましょうね!」

 

 

クラフターは頷いた。

勿論。 そのつもりだ。 負ける様なら、元の世界に逃げちゃう手もあるけど。

 

 

「勝ち以外考えないで欲しかったんですが」

 

 

現実的だと言って欲しい。

現実逃避とは違うとしたい。

 

 

「リムルさん達との絆があるでしょう」

 

 

それこそ勘違いだ。

悪食野郎と桃色荒らしは敵に近いだろ。

欺瞞の国の吸血鬼姫も、此方を嫌ってる。

 

 

「本心でも、隅では信用してるでしょ!?」

 

 

それが嫌なら、そうだな……。

軍事部がBBのデータ等を参考に開発したとかいう、核爆弾とかいうのを使うか、反物質爆弾を使って大陸全土を焦土化ないし浄化するか。

悪くない案じゃないだろうか。 そこから始まる再スタート・クラフト生活。

 

 

「浄化というより汚染される!?

下手すると全部消えるううう!!?

本当に駆逐されるべき荒らしは、実はアンタらでしょ!?

というか、核爆弾とか反物質爆弾とか、ナニか、とんでもないのクラフトしちゃったのおお!?」

 

 

うおっ。 どうした興奮して。

状態異常なら牛乳を飲んだ方が良いぞ。

 

 

「お前らが飲め! お前らが異常!」

 

 

荒らされるくらいなら、先に荒らすだけだ。

軍事部曰く、苦しみもなく瞬時に終わる素敵爆弾との事だよ。

帯電クリーパー何体分かも分からない威力らしい。

 

素晴らしい!

シオンの料理より人道的じゃないか!

 

 

「非人道的の間違い!? まぁ確かにシオンさんのもアウトですけど!」

 

 

喧しい。 リムルのが移ったか。

 

 

「鬱になりそうです」

 

 

繰り返しになるが、考え過ぎるな。

要は勝てば良い。 それだけだ。

 

ただまぁ、負けたら……お分かりですよね?

 

 

「絶対勝って下さい、お願いします……」

 

 

えぇー、どうしようかな?

わざと負けて大陸吹き飛ばす実験を体験したくなってきたかもなぁ?

 

などと思ったが云わなかった。

怒った時の娘はシズ同様に怖い。 また宇宙に向けて打ち上げられても困る。

 

まぁ……勝つ方針だけども。

 

荒らし許さん慈悲は無い。

 

 

 

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 

 

 

 

 

「おのれ魔王達め」

 

 

リムルが帰って来た。

ご立腹。 いつかもあった気がする。

 

 

「どうしたんです」

「いやね。 天使達に対抗するなら、魔王である自分達を1ヶ所に集めて迎え討った方が勝算が上がるって提案したんだけどね」

「駄目だったと」

「そうなんだよ。 それは美学に反するとか、意味不明な理由でね。 戦争に、そういうの求めないで欲しかったマジで」

「同意します」

 

 

聞いてみて、クラフターも同意して頷いた。

クラフターにも「やり方」はある。 集中運用は良い。 大規模建設の時とか。

 

 

「まぁ、支配領域を守らねばならないって意味では自国領にいたいだろうし。 仕方ないとも思う」

「取り敢えず自分の身は自分で、ですね」

 

 

続けて頷く。

助けられる事はあれど、基本は自分だ。

今は協力している。 だが、戦闘中孤立するかも知れない。 その時、自分を守れるのは自分だけだ。

だが忘れない。 ここはマルチ世界。 間接的に誰かと関わり生きている。 危機的状況であろうとだ。

例えば今。 手に持っている鉄と火薬。

元の世界から輸送されてきた物である。 それをコッチの世界の作業台にてTNTや銃火器に、ひたすらクラフトしている。

たかが物。 されど物。 繋がりのあるモノだ。

 

 

「500年周期で天使が襲来しているもんだから、西方諸国は避難所や食糧等の備蓄がされていた。

天使は1週間くらいで引き上げたらしいけど、今回はどうなるか分からない。

だから西方諸国には、いつもより多めに備蓄や避難誘導を強化する様に伝えたよ」

「そうですね。 それが良いと思います」

「長期戦になれば、メンタルも不安定になる。 備蓄物資の枯渇の心配から暴動が起きないか心配だな」

「大丈夫です。 アイツらがいます。 食糧問題が起きたら、ジャガイモをやたら生産して有り余ってるのを送れば良いです。

避難所が襲撃されるようなら、地下に引き込んでしまえば何とか。

戦闘支援は、現地で遊んでる奴が勝手にしてくれるでしょう。

輸送手段は、地下鉄があります。 送るにも逃げるにも、これで済ませられそうです」

「あー……うん。 こんな時はアイツらの勝手具合が頼もしいよ。 憎いくらいに」

「私もそう思います。 その上で、失敗は考えたくないです」

「だな。 ユウキや天使に好き勝手されるくらいなら、アイツらに好き勝手させた方が、まだ平和的だ」

「……それが今回ばかりは」

「うん?」

「いえ。 勝てば良いだけです。 単純明快。 それはアイツらも分かってます」

「おう。 互いに苦労するだろうが、頑張ろうな」

「はい……核や反物質の件は伏せとこう」

 

 

エンチャントは経験値を消費する都合、トラップタワーのある元の世界にて行われる。

此方でも作れるなら良かったが、残念ながらスポブロは未だ発見出来ていない。 効率の都合上、仕方ない。

尚、強力なエンチャントは戦闘慣れしている者に託し少量生産。 後は中級、低級を大量生産して後方支援組の自衛や村人に充てる。

これも上級になる程に経験値を大きく消費する為である。 出来るなら、より良いエンチャントを全ての者に託したいのだが、それは難しい。

なにせ、羽虫の数は100万だのなんだのという凄まじさ。 この世界は化け物だ。 世界がその負荷に耐えられるばかりか、時空間が歪まないとは。

核や反物質系の爆発に耐えられるか不明だが。

それも、エンチャントを施した爆弾。

巨匠爆弾とでも称するべきか。

大陸を吹き飛ばせる程なら、防具に施す耐爆エンチャント程度では防げない規模の威力だろう。

なんにせよ、それは最後の手段。

好き好んで世界を、今までの建造物を塵芥、灰塵にする趣味はない。 クラフターには荒らしもいるが、大半は"創造主"だ。 酔狂の建築狂いがいても、破壊者は少ない。

その証拠に、今やっているのはクラフト、物作り。 銃や弾、剣や弓矢が出来ていく。 段々飽きてくる。 ある者は飽きず淡々としているも。

 

 

「天使を片付けて、ユウキも叩く。 平和になったら、君たちの宇宙開発を手伝うよ……だから、頑張ろう」

「……そればかりですね」

「そうするしかないからな」

「ええ。 その通り。 頑張りましょう」

 

 

世界大戦は、もうすぐだ。




世に平穏を……。

爆発しても、バケモノだらけの世界ですから、意外と生き延びる奴多そうだから大丈夫かな(殴。

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