ただし、やるとは言えない(殴。
クオリティ低下、オリジナリティの低下は否めませんが、終わると良いな(他力本願。
赤龍ことヴェルグリンドが、氷龍ヴェルザードに食って掛かり、その間にギィはヴェルザードの精神世界に侵入、ヴェルダによる支配を解除する。
その時間稼ぎにクラフターも参戦。 クロエの肉体を頂く為に降臨してきたルシアをノックバックしまくった。
ピンチはチャンス。 荒らし本体の側近を此処で倒しておき、今後の懸念を取り払おう。 そうしよう。 荒らし死すべし慈悲は無い。
「くっ! 防壁ごと斬り飛ばせるとは、相変わらず出鱈目なスキル持ちですね!」
「クアーーーハハハハハ! そのザマではクロエに近付く事も出来まい? 世界に蔓延る創造主の力を甘く見過ぎたな!」
「愚弟め、貴様は何もしてないだろうが」
「私もしてないけどね」
クラフターは思った。
ハァンハァン煩い。 人任せにするのが勇者とドラゴンか。 変わった御伽話になりそうだ。 名付けてサボりの勇者とドラゴン。 人に任せて世界平和。 実に平和な本になりそうだ。
存在しているだけで、この世に作り残す創造。 少なからず他者に常に影響を与えている。 意図せずとも。 望む望まぬ関わらず。
しかしまぁ、とクラフター。
このままでは埒が開かないのも事実。
フルエンチャントのネザライトの剣でも荒らしの防御を崩せない。 少し考える。 考えつつ剣を振るい吹き飛ばす。 今までの経験が腕を震わせる。
「ですがお互いに決定打に欠けるのは明白。 このまま続けても無意味だと知りなさい」
閃いた。
防壁がブロックの1種と仮定すれば壁際に追い込み斬りまくれば何れ壊れる。 ツールは何が良いか分からんが試す価値はある。 と云う訳で壁際に追い込んだ。
「壁際に追い込んだところで今更貴方達に何が出来ると……えっ?」
斬りまくる。 蜘蛛の巣も試しつつハメる。
荒らしを捕獲した際は、こうして一興。
「無駄だと分からないのですか? いくら攻撃を続けたところで……なんですって!?」
荒らしを取り巻く半透明の壁にヒビが入り始めた。 良いぞ。 やはりこの手に限る。
「え、いや、何故です!? なぜ攻撃が通じているのですかーッ!?」
「だって先生だもん」
鶴嘴か斧かとも悩んだが、剣でもイケる。
よしよし。 無駄に苦労しないのは良い。
「いやー……数年前の出会いより成長してない? というか、ここまでされると我の出番なくない? クラフターというだけでこうも理不尽になれるものか?」
「今の先生なら私の無限牢獄を突破するかも。 ううん、もう心の中では……ふふっ、私の悪意を先生にぶつけるのも面白いかも知れないね」
「あのスキルは他の意味もあったか?」
「貴方も先生に教えて貰うと色々楽しめるよ」
「我がクラフターに? ふむ、良い案ではないか! 元より探究者である我に相応しい!」
「リムル先生は止めそうだけどね」
腕を止めない。 腰も止めない。
自動修復を許さない。
クラフター共通の認識。 木こりや土弄りの常識。
壊れるまで! 振るのを! 止めない!
「巫山戯るな! 我の正義こそ万物不変の唯一の真理ではないか! こんな、こんな馬鹿な事が許される筈がない!」
「主観が変われば変動するような不確かなものを拠り所にしているなら、貴女に先生は、マインクラフターは倒せないよ」
やがて壊れた。
後は世界から消すのみ。
ズバッと一閃。 斬捨御免。
遺言は要らない。 荒らしに耳を貸す事はしない。
「終わったな。 強くなったものだ」
「さすがです先生!」
マインクラフター、残心の構え。
荒らす為に作られた哀れな存在よ。 俗世から消えてなくなれ。 生かしておけない。 他者を殺し自己満足する連中に創造主を名乗らす訳にはいないのだ。
だが闘争は延々に続く。 今回の件を解決しても第2、第3の荒らしが現れる。
我々はある種、呪われている。 破壊と創造の輪廻を繰り返すだけの呪われた存在。 我々はこの世界に愛されていない。 だから逆に愛してもいる。
此処は数多不思議に溢れ、それらを受け入れる世界だが、それでも我々は世界に不要かも知れない。 けれどそれこそ、数多ある考えの1つや2つでしかなかった。
であれば己に出来る事をする。
創り生み出し破壊し殺し合う。
その時々を受け入れる。 そこに答えがある。
「暇してるなら手伝え愚弟共!」
「姉上も創造主を見習っては?」
「何か言ったか?」
「イエ、ナンデモアリマセン」
残るは、と向き直る。
龍同士が殴り合っている。 傍らで女体化したギィがゴニョゴニョしている。
その癖に子供が生まれない。 バグか。
まぁ良い。 理解出来ない事なんて、世界に溢れている。 疑問、希望、絶望。 爆発。
様々な感情に溺れそうになるが今更だ。 今この瞬間も、この先も続く感覚だ。 コレは。
どうせならと云う訳で。
今、今後共するべき事は楽しむ事だ。
取り敢えず腹が空いては戦は出来ぬ。 ベイクドポテトを齧って満たしておく。
「こんな時でも飯は忘れないのだな。 どれ、我にもひとつ……」
「良いから来い愚弟がッ!?」
赤龍が吼える。 それを合図に剣先を向け、クラフターは笑顔で吶喊したのだった。
終わるのだろうか(殴。
今までの勢いはなく、小刻み感。
新しい要素も無かったり作者も「う〜ん」と悩む事ありますあります。