彼等は例の集落を訪れてトラブル(無死者)を巻き起こしている所で御座います。
漫画だと3巻目に入ってるところですかね。
ただ原作ブレイク中なので、かなり飛びますよ……。
沢山の評価、登録、感想ありがとうございます。 大変励みになります。
19.今後と喧嘩
同志、他所の集落にて酷似した問題を勃発中なれど露知らず。
クラフターはシズの歓待を続行。 剣より強し事創造の如し。
今は木こりを教えている。 世界を相手取る原初を教えずして何が創造主か。
「……ナニしてんだシズさん」
リムルが横槍を入れてきた。 スライム形態だった。 擬態していたら殴っている。
「え、えーと……木こり?」
「それは分かるんだけどさ。 何で木こり?」
「皆が言うには、木こりは始まりなんだって。 だからやった方が良いって」
「シズさんが毒されていく……」
「最初は斧じゃなくて、素手で伐採するらしいけど」
「いやいやいや。 流石にソレは冗談だろー、枝は折れても大木は……マジかよ」
素手で伐採して見せた。 冗談じゃないぞと。
脱力したハァンを上げるリムル。
理解出来ないのか。 なら創造の世界と向き合って見ろ。 さすれば分かる。
否。 分かっている筈だ。 かの格子の部屋で片鱗を見た。 剣の時もだ。 リムルも創造主の筈だ。
……悪食水玉悪魔だとしても。
「と、取り敢えず、色々と聞きたい事があるんだ。 良いかな?」
「……みんな、ちょっと行ってくるね」
悪魔に呼び出されたらしい。
またシズを食う気か。 心配だ。 クラフターは影より見守る事にした。
事あればノックバックで吹き飛ばす。 今度は拳じゃない。 剣。 足して弓矢。 既に引き絞る。
「シズさんが旅をしていた目的は……」
「……私を召喚した魔王に会う為」
会話が聞こえてくる。
繊細な事は分からない。 だけど悲しげに、だけどハッキリした口調だ。
「復讐?」
「ううん。 教え子達の為……でも、一言言いたい事はあったかな」
「そっか……当てがないんだよな。 教え子達の所へ戻らないのか?」
「どうしても教えて貰いたい事があるから。 聞くまで帰れない」
シズと悪魔の対談が続く。
強い。 育て甲斐がある。 将来は天空城を築くやも知れぬ。
「……召喚された子達、短命なのか。 シズさんは精霊のお陰で今まで生きてきたんだよな。 子ども達には?」
「……ううん。 宿っていない……」
「なら宿らせれば、或いは……?」
宿?
シズは宿を建設したいのか?
そうか。 ならそうしなさい。
目標を持つ事は良い事だ。
放浪と違い、明確な行動を取れる。 達成感も一入だ。
「大体の指標は決まった。 先ず教え子達に会いに行くかな」
「……身体を慣れさせてから街を出たい。 イフリートもいなくなったから……」
「……そうだな、慌てる事はない。 でもねシズさん……アイツらに染まるなよ頼むから!?」
建材は何が好みか……取り敢えずベッドは必要だ。
何処かに羊はいないものか。 蜘蛛の糸に頼るのは非効率に過ぎる。
「大変っす!?」
ハァンが響く。
見やれば小柄な村人に跨られた狼が駆けてきた。
危うく矢を放つところだ。 チキンジョッキーを彷彿させる。 間合いを詰められて良い気はしない。 精神的に悪い。
「どうしたゴブタ」
「オーガの里から苦情が来てるっすよ!」
「……お前ら……またナニかしたな!?」
意味深に見られた。 武器を引っ込める。
クラフターは慌てた。
誤解だとしても武器を向けていた事を咎められた気がしたのだ。
互いに罪を押し付けあう。 漏れなく喧嘩になる。
宜しい。 ならば戦争(PVP)です。
「急に仲間同士で殴り合うなよ!?」
「……現場でもそうなってるらしいっす」
「……駄目だよ、仲良くしなきゃ」
シズに止められた。 強い。 聖女か。
その通り賛成だ。 マルチだし仲良くしよう。
クラフターは今一度、反省した。
「でもなんでゴブタが知ってるんだ。 巡回ルートに他の集落あったか?」
「直接言いに来られたからっすよ」
「……相当怒ってそうだな」
リムルと駆け出していくジョッキー。
行ったか。 やっと落ち着いた。
「私達も行こう。 お友達が大変みたいだよ?」
シズまで駆け出した。 強い。
問題に自ら首を突っ込むとは。
ふと、初めて仲間を得た記憶を辿る。
祝われ、溢れんばかりの支援物資を渡し合い、腰を激振した日を。
大切な事を再度教えられたな、シズ達に。
クラフターも駆け出した。
創造とは形のみに限らない。 全ての喜劇と奇劇、希望を生み出すのが創造主だ。
更新速度が落ちていきます。 失踪するする詐欺?もします(殴。
リアルがね……ツライさんだね……。
シズ「ところで、その……どうして私に擬態したのかな、なんて」
リムル「えっ!? あ、いや……食べた結果を確認したくて」
シズ「……せ、性別を確認してたよね……?」
リムル「(ギクッ!?)」