仮面ライバーNewジオウ(二次王)   作:ぱんどら組長

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《聖者の邁進》

『私の製作者と思われる方からアップデートのデータを書き加えて貰いました。』

(いや、待って。…製作者?だ、誰だよそいつ、ちょっと心の整理をさせてくれ。)

どうぞ、と言われたので心を一旦無にする。だがどうも心が落ち着かない。まぁこれに関しては聞いてみるしかないか。

(質問なんだけど製作者って誰なの?)

『単なるシステムに過ぎない私は到底知り得ません。』

 

前も思ってたモニターさんの目的についても聞いてみる。

 

(モニターさんの目的って…なんなの?)

『目的。生命体にとってはそう取れるかもしれませんが私の場合は使命です。それは…』

それは…?

『[ライバー名:Newジオウ]の協力と補助です。』

ん?それだけ?

『思っている通りだと思います』

(え?今、思考読んだ?)

『いいえ、表情から取れる感情を考察しました。読心術です。』

(いやもうあんたには適わねぇよ…って表情?僕の変身前の顔も一応お面で隠されてるけど?)

『その仮面もおそらく私の製作者が作ったものかと。』

(いや、なんでわかるのさ)

『私と仮面のソースコードが類似している点があるからです。私はその仮面の内側を見る権限があります。』

(は、はぁ…つまりこのすごいテクノロジーのパンツも?)

『はい、仮面と同じです。』

(そうなのか…ん?まさか…《内側を見る権限》とかありませんよね?)

『衣服の下の傷を確認するため、もちろんあります。』

(いや怖っ!この人の前では僕全裸!?全裸なの?)

『人ではなくシステムです。』

(いやそれはわかってるってー!

とにかくその製作者とやらは僕をどうしたいの?)

『それは知り得ませんが、…これは単なる推測ですがなにか行動して欲しいのでは?』

(いや、『では?』って…ほんとになにも製作者の事は知らなくて、ほんとに僕の協力をしてくれるって事?)

『本当です。私のプログラムには嘘という2文字はありません。』

(…ホントだな?じゃあ聞いてみたいんだけど、[ギフト]って何?)

『[ギフト]とは送られてくるものの総称です。』

(んじゃあ[スキル]は?)

『[スキル]とは開花した才能や元からある特徴に名前がついたものです。』

([オリジナルスキル]は?)

『簡単に言えば、私と同じ製作者から作られた《スキルシステム》が作った物が[スキル]。私が真似して作り上げた模作が文字通り[オリジナルスキル]です。』

(…なんでくれたの?)

『困っていたため補助しただけですが?』

困ってたからって、ほぼ全エネルギーを注いでスリープしてまで助けるのか…さっきまでちょくちょく疑ってたが実は怪しいヤツじゃ無いのかも。

(まぁ、質問は以上だよ。これから配信活動以外になぜ自分をここに連れてきたのか知ってそうな「製作者」を探すことにする。)

『[ライバー名:Newジオウ]の意思ならばそうしましょう。』

(…あ、そうそう。)

『なんでしょう。』

(その呼び方長いからNewジオウって普通に呼んで。)

これからは真の旅のお供として連れていくわけだからこっちの方がいい、という意味もあるけどね。

『文字数で言うならば「ニュジオ」でよろしいのでは?』

(いや、まぁそれはそうだけどそれはリスナーさんからの僕の呼び名で…いや、まぁいっか。)

『分かりました。ニュジオ様。』

(その代わりリスナーさんのようにちゃんと見ててくれよ?)

『私のプログラムには無視という2文字はありません。』

 

そう会話をしながら聖者は歩き出す。

聖者はこれからも邁進し続けて行くであろう。

聖者よ、真実に向かって突き進め。

 

 

 




聖者の邁進編は今回で終了です。次回もよしなに!
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