スモールロックガーディアン…かなりの強敵だったな…こいつはなにかアイテムをドロップしてないだろうか。ん?この変な鉱石…いや、宝石?これはなんだろう。
[ガーディアン核石(微小)] なるほど、わからん。
「モニターさん、この石ころって何?」
『簡単に言えばガーディアン達の核、つまり命の源です。』
「いやでもミニマムにはなかったじゃん」
『ありましたよ。』
え?
『ただしミニマム程度なら砂鉄ほどのサイズなので無いも同然です。』
モニターさんはさらに続ける
『正しい加工をすればゴーレムコアという宝珠を作れたりします。ゴーレムはガーディアンの上位互換であり知能面がかなり優れています。』
「なるほど、つまりこの石を使えば自分のガーディアンや加工次第ならゴーレムも作れるってことか。」
『まぁ今のニュジオ様にはそんな技能ないのでできませんが。』
「夢壊さんといてくれよ…」
なんて会話しながら頂上を目指す。どうやらさっきの石守護野郎が頂上に行くのを阻止するボスだったらしい。
頂上に着くと不思議な光景だった。
まず頂上にはちょっとした穴ぐらがありその中に謎の板が置いてあった。
「誰か住んでいた…訳でもなさそうだし、…モニターさん、このアイテムの製作者は?君と同じ?」
『いえ、ソースコードは類似してますが…興味深いマテリアルですね、我々製作物とこの世界の物質を混ぜ合わせて作り出されたモノ、と推測できます。』
おお…やっぱアップデートのせいもあってなのか雄弁だな…。
『ですが我々製作物が作り出されたのは最近のことである事からこのマテリアルはいつ作り出された…いや創られたものなのか…』
モニターさんがすごい速さでブツブツ喋ってる。肝心のモニター画面に映る文字も読ませる気ないかのように難しい単語が出てくる。こりゃモニターさん、マイワールドに入っちゃったな…
『…という事で私の力では到底理解不能でした…。』
「う?あ、うん、おつかれー」
途中からウトウトしてたなんて言えないな…これ。にしてもモニターさんどんよりしてるな、ここはフォロー入れなければ。
「いや、まぁまだこういうアイテムあるかもしれないし、最悪わかんなかったら君の製作者にでも聞いてみよ?ね?」
『そうですね。進まない事を考えてたってしょうがないですからね…』
「そうそう!じゃあ進む事をしよう!じゃあこの板開くみたいだし開いてみよう!なにかの手記かもしれないしね!」
というわけで開けてみた。一面には色々な文字や記号が書いてあるキーボードが、もう一面には今にも吸い込まれそうな黒い画面がある。
「これってノートパソコン…だね。」
起動ボタンを押してみる。
「いやー、パソコンって言ったらここに来る前に吸い込まれてモニターさんにあったんだよなぁー、懐かしい…ん?《パソコン》?」
嫌な予感がして画面を見ると奈落のような真っ暗な画面がぐにゃあと渦をまく。そして僕達はノートパソコンの画面に吸い込まれた。
…うーん、体が痛い…なにかに下半身がすっぽりハマってるな…なんだこれ?壺?…抜けない。というかさっきから近くに置いてあるけどこの長柄のハンマーは何…?
ん?壺?ハンマー?何かを察して辺りを見渡す。変な形をした天まで届くほどの物の山。
これって…
「《壺おじ》じゃねーか!!」
どうやら異次元に飛んでしまったようである。
次回壺おじ回!壺おじ知らない人に説明しときますと「ゲッティングオーバーイット」というゲームの主人公の愛称です。どんなゲームかはニュジオが次回言ってくれると思います。