「これが…ジゲンドライバー…!」
自分が着けている仮面とお揃いの色、これまた未知の素材の触り心地、見た目に反しての驚きの軽さ、少し透けて見える中は何も入っていなく文字が映る液晶画面も違う素材。まさにこれこそ想像上にしか存在出来ないドライバーだった。「そしてなんて言っても…」大人サイズ!CSM化したジクウドライバーもこんな大きさなのかな?とりあえずテンション上がる!!
「…っといけないいけないそれよりも大事なこともある。まず警戒レベル?ビルドのハザードレベルみたいなもん?それってヤベーイ!!(声真似)じゃん!」
「警戒レベルが上がる」その言葉対して心が無性に震える。武者震いなんかじゃないビビってんの、これ。
要するにこの世界にはこれから「警戒すべきナニカが出る」つまりグロンギやらオルフェノクやらインベスみたいな怪物が出るかもしれない。この歳になって特撮を見ると怪人とか怪物は少し特殊スーツ感がある。
だがどうだ、子供の時に初めてテレビで見たそれらには恐怖しか感情が湧かなかった。それをまた、しかもリアル感マシマシで見ることになる。
怖い。
体は完全に冷えきっていた。だけど―
片手に持ったジゲンドライバーは優しく暖かい感じがした。そうだよ、僕にはこれがあるじゃないか。
「まだ希望は捨てきれないな…」僕はそう言いながら残り少ない安全な時間を周りの捜索に使うことにした。
近くにあったほぼ全壊している家屋に来てみた。全壊している理由は火事(?)みたいだ。たくさん焦げていて見る影もない。どうやら作業小屋もあるみたいだ。こちらは半壊だが、石で作られていたのも多くあり少し物が残っているようだ「ホント何も無いなー」なんてつぶやきながら苔むした作業机についていた引き出しを半分開けると、「ゴトッ」と音が鳴った。なんかありそう。開けてみると見たことある黒いアイテムが。「ブランクライd…いやライブウォッチだ!」言い間違えてないからセーフ!
これで二個目だな、と見ていると『ティリティリン♪ⅹ2』
と、突然出たモニターから地震速報を思い浮かばせるような警告音がなった。見てみると
『残り安全時間、12、11、10…』と、カウントダウンが、できるだけ何も無い平坦な場所にダッシュする。カウントが1になる、0になる…。
『警戒レベルアップ。お気をつけ下さい。』
警戒レベルがアップしても特に異常はなかった。
目の前には。
後ろから足音がする。僕は後ろを見て相手から距離を取った。
そこに居たのはゴブリンと狼を足して二で割ったような怪物がいた。すかさずジゲンドライバーをとり腰につける。ベルトの帯が腰を巻く。初めて手に入れたブランクライブウォッチを取り出し…ん?
そこにはブランクではなく自分の仮面をちょっと変えたような絵が描いてあったライブウォッチだった。
最初は戸惑っていた狼ゴブリンが飛びかかって来そうだったのでやばいと思った。その時流れるように右手に持ったライブウォッチを素早くミスなく装填しドライバーのロックを解除する。
ピンチの時の人間ってすごいんだな…いや今は聖人か。
と思いながら「変身!!」と叫ぶ。
突如ベルトではなく自分が360度回転(何度も)してることに気づく。そしてドライバーから
『カメーンライバー ニュ~…ジオーウ!!』と変身音。その終わりとともにピタッと体の回転が止まる。
体には今までになかったサイバースーツが現れる。
自分のライバー名が考えていたのと同じだったのですごく感動。
変身した時に体の回転によって出た突風によって狼ゴブリンも少し吹き飛ばされている。
戦闘準備完了。だが、戦う前に言わせてほしい…
「こっちが回るんかーーい!!」
仮面ライバーNewジオウの配色はマゼンタ、ホワイト、ブラックからライトグリーン、ライトブルー、ホワイトとなっています唯一の変更点は頭の時計の針がVになっていることと頭の複眼文字のライダーがライバーとなっていることです。
次回、初戦闘!!