《雪原探検!》
「うぉ~、さ、寒ぅ…」
はい、今回の遠出先は雪原地帯です。この地帯に来て30秒であまりの寒さに後悔しました。
「モニターさん…この防具ぜんぜん寒さ和らがないんだけど…」
『ご安心ください。何れにしても長時間滞在によってスキルで耐性が得られるはずです。』
「んなぁ!?ボアトードの毛皮の装備作ったら大丈夫って言ってたじゃないかぁ…」
『…いや、あまりにもニュジオ様に裁縫のセンスが無かったのは想定外でした。』
支えないと防具が外れるこの状況。まじやばい。
「言わなかったけどやっぱりモニターさんが作ってくれたら良かったんじゃ!?」
『何を言うんですかニュジオ様…私の腕は1本しかないですよ?流石に作れません。』
そう言ってモニターさんは画面の下の空間から出してきた腕を横に振る。その腕って寒く無いんだろうか。
「その腕寒く無いの?」
歩きながら聞いてみる
『いえ、実物の腕と間違われるかも知れませんが一応中身は球体関節ですよ。』
「えっ、そんなにキレイなのに本物じゃないの!?」
『…機械に本物の腕が付いてたら流石に嫌ですよね?』
「うーん、まぁ確かにそうかもしれないけど…」
でも、モニターさんってある意味機械って言う概念超えてるからなぁ…、と思いながらモニターさんと話し合い、寒さを忘れようとする。
「…でさ、流石にこんな所にライブウォッチなんてあるのかなぁ?」
何しに寒い雪原まで遠出をしに来たかと言うと、この世界のオーパーツ的なアイテムである、ライブウォッチを探しに来たからだ。
『今手元にあるライブウォッチはニュジオ様のウォッチも含めて3つ。
ニュジオ様のウォッチと他の2つのウォッチは変身用と強化用で明らかに違う内部構造とエネルギーですが、他の2つである、月ノ美兎ウォッチと甲斐田晴ウォッチ同士の内部構造とエネルギーは似ています。
それにより、ニュジオ様のウォッチと他の2つのウォッチと似ているものがないかサーチをかけたところ、この雪原に反応がありました。』
「なるほどね…で、ここにはどっちがあったの?」
『それなんですが実は―「まって」』
(何かいるぞ…)
『(私の熱源探知では察知出来ませんでした)』
(え、てことは…オバk「ダレだ!?」!?)
「言葉を喋った…?」
「そこにいるのか!」
僕は自分には危険が無いことを分かって貰うため両手を上げ岩陰から出る。その途端、急いでいたため防寒具が全部スルスルと取れる。
こうして雪原で2人―
いや、雪原で高技術のパンツ一張の男と全身高技術のサイバースーツのイケメンの2人が出会った。