「いや~すまんすまん!腹が減ってしまっていて迷惑かけたな!」
嬉しそうにボアトードの肉を食べる少年。
実は彼が倒れた時、即座に僕とモニターさんは颯爽と行動にでた。モニターさんはスキャン機能で彼の体の様子を見たところ、かなりの空腹状態だったようだ。
そこからは僕の仕事。とにかく肉を焼く。焼きまくる。モニターさんの活躍に負けない様に上手に焼く。
で、こういう事になったってワケ。…でも腹が減るだなんて腹が減らない僕にとってはちょっと懐かしい思い出だな。聖人になってから食欲はあるけど腹は減らなくなったし。
まぁそんなことは今はいい。こっちも1個貸しが出来た。
「じゃあお肉代としてギブアンドテイクで次はこっちの話に答えて貰おうかな?」
「ああ、これが一飯の恩ってヤツか…なるほど、オレに話せる事なら。」
「じゃあ聞かせて貰うけど、君は僕と出会った時何をしてたんだ?」
「ん?狩りに決まってるだろう?」
「狩り?」
「ああ、言うのが遅れたがオレも大食らいでな、オマエも大食らいのクセによくオレに獲物をくれたな!」
「え?僕が大食らい?僕の種族は聖人で腹が減らない身体だよ?」
「聖人?オマエってオレと同じ破人じゃないのか?」
「いや、そもそもそんな3つもツノ持ってないし、どう見ても種族違うでしょ。で、破人ってなんなの?」
「…破人は一言で言うと、とにかく戦闘に特化した存在!戦えば戦うほど強くなる…だがその代わり、とにかく腹が減る!って説明書の最初辺りに書いてた!」
「は、はぁ。なんかサ●ヤ人みたいだな…」
「あと感覚も鋭いぞ!例えば!この洞の近くにいる敵の数は2体…は!?なんでいる!?」
『!!微力ながら敵の存在を感知。敵は1…いや、2体です!』
モニターさんよりも彼の方が探知力が強い!?
「なんで気づかなかったの!?」
「肉が美味くて気づかんかった…」
えぇ…アホやん…
「とにかく!これ!持ってる!?」
僕は咄嗟にジゲンドライバーとNewジオウウォッチを取り出し見せる。
「似たようなモンだが…ある。」
そう言って彼も藍色と黒色のジゲンドライバーと藍色のライブウォッチを取り出す。
『相手はかなりの強さです!』
「こっちに向かって来てるぞ…。ところでオマエ、ライバー名は?」
「…Newジオウだ。」
「ジオウを名乗るとはかなりの阿呆か?」
「うっさいうっさい!ニュジオって呼んで!そっちは?」
「シュバルツだ。」
「オーケイ、シュバルツ。洞穴から出たら配信開始と変身だよ!」
「行くか!」
「(配信開始!)」
『ジゲンドライバー!!』
『ジゲンドライバー ニュクス!!』
『Newジオウ!!』 『シュバルツ!!』
僕はいつものように変身ポーズをとる。シュバルツは武芸の様に力強い変身ポーズをとる。
「「変身!!」」
僕は横に体を回転。シュバルツは縦に体を回転。
両者変身完了!
「「さあ!コラボ配信開始だよ(だぜ)!!」」
2号ライバー登場!