「さてと…で、モニターさん。カッコよく飛び出して来たのはいいけど件の果物ってどこにあるのさ?」
『…確か雪山の雪の浅い所に生えているらしいです。』
「うん…ちなみに聞くけどそれ、どこ情報?」
『私のスキルです。』
「え!?モニターさんスキル持ってたの?」
『言い返してみると《機能》とも呼べますが…』
「マッピング機能とかレーダー機能とかも?」
『その通りです。今回私が使ったスキルはニュジオ様が家を作っている間にスキルシステムにも秘密裏に残量エネルギーに注意しながら作り上げた、そう、おr「オリジナルスキル!?」…それです。』
「すごいじゃん!オリジナルスキルまた作ったのか!…まぁ1週間くらいモニターさんにお休みあげてたからか…」
『と、言うわけで作ったスキルの名前は[ゲッシングトゥルーLv1]です。』
「ほうほう、(モニターさんが作るスキルは全部横文字なんだな…)意味と能力お願いしやす!」
『意味は《真実の推測》。このスキルを使えば私の様々なスキルの効能を高めたり新たな機能を見いだせることができます。…まぁまだLv1なのでそんなに万能ではないですが…』
でもそんなスキル作れるなんて…シュバルツも凄いけどモニターさんも凄いな…そしたら僕の価値は…
『ニュジオ様、もしかして自分のことを卑下してますか?』
「…心を読んだの?」
『いえいえ、ただの《推測》ですよ。ネガティブなオーラが出ていましたので。』
うーん…やっぱりモニターさんには敵わないなぁ…
『…と、言うことでここからは正式にニュジオ様の出番ですよ。』
え?何の話?
『ニュジオ様からのデータが欲しいんです。』
「なんのデータ?」
『ニュジオ様のお得意のスキルの中に[雑草博士]というスキルがあるのをこの間偶然見つけたのですけど…』
「ほう?うん、あるよ?[雑草博士]でしょ?」
『そのスキルと私の[ゲッシングトゥルー]の波長を合わせたらより植物の詳しいデータが手に入るはずです。』
「なるほど…で?どうやんのさ?」
『地面に生えている雑草に手をかざしながらもう片方の手と私の手を繋いでください。』
「な、なるほど…(初めての手を繋ぐ相手がモニターさんになるとは…!)まっ、まぁ、うん!よろしく!」
『じゃあそこら辺の草を対象にしてみましょう。』
「わかった。えーと、手をかざして…で!モニターさんと手を繋ぐ…と…」
え?なんで僕システム相手にドキドキしてんの?
『はい、繋ぎましょう(ギュッ)あとは集中して[雑草博士]を使いましょう。』
なるほどなるほど…集中ー……モニターさんの手って意外と華奢でスベスベしてるなぁ…紛い物であるのに少し暖かいっていうのもいい…って痛たたたた!
『なんか別のことに集中してませんか?』
「あ…はい、今度はちゃんと集中頑張ります…」
よし、今度こそ集中して…[雑草博士]を意識して…ん?
これは!?凄い!凄いぞ!!
業のニュジオ、 力のシュバルツ、 知恵のモニター
…みんな頑張れ~!