~翌日~
「いや~見事に雪降ってんなぁ…昨日のうちに十分に木を切っておいてよかったぁ…」
歩きながら安堵の声を漏らす。
「オイ、私もちゃんと狩りしてきたが?」
自分もちゃんとやることやったぞ、的な感じな目線でこちらを見てくるシュバルツ。
「いや、食料が必要なのはシュバルツだけじゃんか。」
「おおん?そんじゃあ怪物と戦闘になったらオマエだけで戦えよ?」
「イヤ、マジすんません助けてください。」
このようなどうでもいいことを話ながら歩いていくとふと、不思議な変化に気が付く。
「…あれ?ここら辺少し雪の中に雨降ってない?」
そう言って僕は手を目の前に出してみると、微かに雪の中に雨が含まれている事がわかる。
「確かにそうだな…。オイ、聞きてぇことあるんだけどへんなのいるか?」
まだモニターさんの事をへんなの呼ばわりしてるよ…
『…せめて呼び出されるのはニュジオ様からがいいんですが…。』
少し不満げな雰囲気を醸し出しながら目の前にモニターさんがパッと現れる。
「あー、んじゃ質問は僕から言わせてもらうけど、ここって雪原と他の地域の境い目なのかな?」
僕達が感じた率直な疑問をモニターさんに聞いてみる。
『いえ、ここは雪原の中で唯一雪が降らないエリアとなっています。…推測ですが目的地が近くなってきたのではないのでしょうか?』
モニターさんはそう推測した。モニターさんは推測などをより強化するオリジナルスキルを持っている。って事はその通りなのかもしれない。
「つまり、へんなのが言うには目的地はこの地域にあるってコトなのか?」
シュバルツはそう言って手を前に出す。
「ほとんど雨になっちまったな…その防寒具脱いだ方良いんじゃねぇか?」
僕の着ている防寒具を指差しながらそう言う。
初めてシュバルツに会った時よりもシュバルツが狩ってきた獲物の皮でかなりの進化を遂げた防寒具、確かに結構雨に濡れて重いかも。
そう思いいつもの特殊パンイチスタイルに着替える。
「オマエ…やっぱそれしか服ねぇのか…。」
「いや、シュバルツだってずっとその特殊スーツじゃん。」
「あ、そうかオレもか。」
そんな事言い合ってるとまた不思議な変化を感じる。
「…いや、脱いだのはいいけどそれにしては暑くない?」
そう、暑いのだ。どんどん歩く度に暑さは増す。
「…確かにこの特殊スーツ越しでも少し暑いな…雪じゃなくて雨が降ってるのもそのせいか。ん?…あれはなんだ?」
そうシュバルツが言って指を差した場所には遺跡のようなものがある。
「どうやら目的地に到着したみたいだね。」
今度は遺跡探索か!
最近疲れで投稿頻度が落ちて言ってすいません!
これからも楽しく小説投稿していくので読んでくださる皆さんの為に頑張って投稿していきます(‐^▽^‐)