「とりあえず相手の分析からだね!シュバルツはこっちの防衛!モニターさんはアイツの説明よろしく!」
『わかりました。アレは[シェイド名:サンドゴーレム亜種]です。』
「あ、亜種…?」
『あのシェイドは炎を操る力があるみたいです。よって、普通のサンドゴーレムとは違うので亜種です。』
「いや…どちらかと言うと亜種よりも《
「そんなことッ…そんなこと言ってないでッ…さっさと加勢しやがれェ!馬鹿ニュジオ!」
あ、やべ、シュバルツの事忘れてた。息絶え絶えじゃん。
「すまん!今行く!」
そう言って加勢しようとしたところ、ゴーレムの口から一瞬なにかのチャージ音が聞こえた。
(まずい!)
咄嗟に体をひねらせて回避したが、火球を口から発射していたみたいだ。
『今のが火の魔法です。普通のゴーレムは魔法は使えませんので亜種ならではですね。』
そう平静を保ちながらモニターさんが言う。もうちょい危機感持った話し方をして欲しいのだが。
「シュバルツ!体勢を整えるぞ!シェイクで挑もう!」
月ノ美兎ライブウォッチを使い月ノ美兎シェイクとなる。
シュバルツの方は兎田ぺこらシェイクになった。
「とにかく攻撃して相手に隙を作らせましょう!」
そう言ってツキノキネで攻撃すると相手の腹部が貫通した。
「よし!この調子で…」
そう言ったのもつかの間、熱砂に攻撃される。まずい!
「違うぺこ!アイツはオマエの攻撃に合わせて体の形を変えただけだぺこ!カンタンにアイツの隙は作れねぇぺこよ!」
シュバルツはそう言いながらキャロケットブーツの加速を利用して私を攻撃から救い、相手との距離を置いた。
「じゃあどうすれば!?」
シュバルツに抱きかかえられながらそう聞く。
「今考えてるぺこ!とりあえず、相手のコアに攻撃を当てるぺこ!補助は任せろぺこ!」
たしか相手のコアは胸部に位置してたはず。そこに攻撃すれば…
「じゃあ必殺技ですね!」
『《それゆけ!》ディメンションブレーイク!』
三日月の弓の矢として自身を放ち、相手の胸部をキックで貫通する。が、手応えは無かった。
即座に貫通した部分の熱砂で攻撃してくるのでまたシュバルツが私を回収しに来る。
「あのヤロウ、コアを腕に移動させてたぺこ!これじゃあどうにもできんぺこよ!」
むむぅ、そう言われるとかなりピンチみたいですね。
「モニターさんはなにか策が考えられますか?」
もう、モニターさんに頼るしかない!
『相手は砂と炎なので水分はどうでしょうか?』
「水分なんて、飲み水として持ってきた分くらいしかないですよ!シュバルツは?」
「水分…?あー…うん。あまり自分の戦闘スタイルじゃないから忘れてたぺこ…だけどコレの力なら…」
そう言ってシュバルツはあるものを取り出した。
『
まさかシュバルツがもう1つライブウォッチを持ってたとは…。
《炎操者》サンドゴーレムこと、サンドゴーレム亜種のスキル構成!
[砂操作][剛腕][耐久][火魔法(下級)][変化][守り人の力]
このような感じです。火魔法は下級の魔法で中級、上級、最上級、みたいな感じで名前や強さが変わったりしますがどんな名前かはまだ秘密。
変化は体の形を変える事ができます。
守り人の力はゴーレム種の固有スキルで守備を中心にバフがかかります。