仮面ライバーNewジオウ(二次王)   作:ぱんどら組長

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《雪原大戦争 (4)》

冬将軍の甲冑を壊し、子分兵を全滅させた。ここまでは予想内だ。ここからコイツはどんな行動を取るのか分からない。

 

「まずは先手必勝じゃ!火竜の力を受けてみよ!」

正面からドレイクナギナタを振り、冬将軍の顔を目掛けて大きく振りかぶる。が、炎を纏った薙刀は冬将軍の両手で力強く止められてしまった。

 

「なっ!白刃取りか!?」

相手の手は雪で出来ている。薙刀から出る炎で雪が気化して水蒸気が出ているが、それでも尚、ものすごい力で薙刀を止められている。そんな中、突如腹部に衝撃が走る。呻き声を上げながら後ろに飛ぶ。

 

「おわっ!大丈夫?ニュジオ!?」

咄嗟に行動を取ったシュバルツに受け止められた。

 

「な、何とかじゃ…ゲホっ。少し相手の隙を作るからその間に攻撃を加えてやってくれ…喰らえ![火 竜 吐 息(ファイアードレイクブレス)]!!」

口から炎を出して冬将軍を牽制する。

 

「わかった!纏え、火竜の炎!でやあっ!」

シュバルツはブレスを突破して相手に飛びかかる。

 

「[火 竜 閃 連 突(ドレイクブレスラッシュ)]!!」

自分の炎にファイアードレイクの炎を纏わせてシュバルツは連撃を放つ。この連撃で相手は大ダメージを受ける。

 

当たれば、の話だが。

 

「コイツ…変幻自在かよ!?」

冬将軍の体は刺突の一撃一撃を見極め形を変える。

そして今度はシュバルツの体を掴みこちらに投げてきた。

 

「ぬっ、危ない!」

空中でシュバルツを受け止める。一撃も冬将軍に届かない。この現実は2人の心に大きなダメージを与えた。

 

次の瞬間シュバルツに向けて冬将軍の拳が迫る。

「うっ!」

「喰らわせるかぁっ!!」

その一撃を張り手で抑える。

 

「シュバルツ!ここで折れちゃだめじゃ!立って次の手を考えないと!」

 

「…勝てなくてもか?」

 

「そんなの…お前さんらしくないっ!シュバルツはどんな時でもわしの前を行くやつじゃないのか!」

シュバルツはそれを聞いて戦慄する。

 

「わしだって怖い。もう心が折れる寸前だ。だけど絶対にわしらが折れちゃいけない理由がある!それは―」

右手で抑えていた冬将軍の腕を左手で勢いよく折る。

 

 

わしは、いや僕は、どんな時でも笑顔で事に挑み達成しなくちゃいけない。沢山の人の希望を(いだ)き、その希望を力に変えてまだ見ぬ難題へと挑む。

 

例え、どんな事を言われても。沢山失敗しても。激萎えしたとしても。

最後にはみんなと大きく祝杯をあげて大笑い。いつでも色んな色の煌めきを放つ存在。

 

 

そう、だって―

「僕らはVTuber(ライバー)だから!」

 

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