弊社NFFサービスはこの度、聖杯戦争への参加が決定致しました♡ 《完結》   作:ルルザムート

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またまた短いです
第55話です、お楽しみください


第55話 幕間 ビースト コヤンスカヤ(2)

仮想カルデア 司令室にて…

 

 

「というわけでもう一度おさらいしよう、キミたちの目的は2つ。

特異点の調査及び修正、そして聖杯の調査だ」

炎上都市冬木から帰還…コヤンスカヤ風に言うなら攻略後、1日休眠を挟んだのちDr.ロマンから告げられたのはこれまでの生活からは考えられないようなことばかりだった

 

 

特異点…そしてそれぞれの特異点に存在する聖杯、ね

色々と聞きたいことはあったがどうやらこの空間において本来の記録から逸脱し過ぎる行動は取れないようになっているらしい

例えばビーストだの神霊だのの話をしようとするとブロックがかかるが誰かの趣味を聞いたり施設の場所を聞いたりすることは可能らしい

 

 

「とはいえ現地でサーヴァントを召喚できるかどうかも賭けになる、下手したらキミとマシュだけで進まなければならないこともあるかもしれない

故にこちらも戦力を強化していかなくちゃならない、2人ともついてきてくれ」

 

 

ドクターに続きメガネのデミ・サーヴァント…マシュ・キリエライトと共に司令室を出る

どうやら夢に見た大盾のサーヴァントと同一人物らしい、炎上都市で見た時と装備がかなり違うが…時系列に大きく差があるのかもしれないな

 

 

「さぁ着いた、ここが召喚室だよ」

重い扉を開けて入ったのはなんというか…電脳空間という呼び方が1番近い場所だった。思いつく中で1番近いイメージであって電脳空間かと聞かれると違うと言えるが

 

 

床にはシールダー(マシュ)の盾が設置されており、その周囲は不思議な気配に包まれている

「リソース的に1騎呼ぶだけで精一杯だが君らを助けるサーヴァントが多いに越したことは無い、今回のレイシフトできる人数も丁度あと1人余裕があるからね」

 

 

さっ、呼んでくれ!と召喚を促すドクターの指示通り、手をかざして召喚の言霊(?)を唱え──

「………」

「立香ちゃん?」

 

 

…一度は唱えてるハズなんだが…忘れた。

2人に聞こうとしたが声にならない、どうやらこの質問はルールに触れるらしい

どうすれば…うん?

「…!?ドクター!」

「何もしてないのに召喚が…?ダヴィンチ!」

 

 

狼狽えている2人をよそに俺は特に何も慌てることはなかった

姿はまだ見えないが気配で分かる、やれやれやっと知ってるのが来たか

「御用とあらば即参上〜あなたの頼れる巫女狐、キャスター降臨っ、です!」

 

 

鏡の宝具を使った時のような巫女服に身を包んだコヤンスカヤが聞いてもいないのにくるんと回って自己紹介をする

…正直あのコヤンスカヤがこんなことしてるというだけでちょっと面白いな

 

 

(先に言っときますけどこの空間内、ザイルさんの考え全部筒抜けですからね?)

明らかにイラついた声が聞こえるが面白かったので特に気にすることなく『ああそう』と心の中で返事をする

 

 

(たまたま彼女がここで召喚したのが玉藻御前だったので善意でサポートしに来れましたのに…ザイルさんはなんて恩知らずなのでしょう?)

悪かったさ、ここでまともに質問できるのはお前だけだ。お前の過去とやらが分かるまでサポートを頼む

 

 

(おや…?てっきり『さっさと教えろ』みたいな言葉が飛んでくると思ってましたが。)

周り道こそ娯楽だと教えてくれたのは誰だった?別にいいだろう

(うーん、なんでもかんでも娯楽に結びつけるのもどうかと…まぁザイルさんが乗り気ならなによりで)

 

 

「玉藻の前…!?凄いぞ立香ちゃん!いきなり彼女のような超大物を呼び出すなんて!」

「やりましたね!先輩!…先輩?」

「え?あ、ごめんボーッとしちゃって!さ、頼りになる英霊も来てくれたしレイシフトの準備をお願い、ドクター!」

「え?あ、ああ、分かったよ!」

 

 

(ところで今思いついたんですが口調はそのままに立香さんの声からザイルさんの声に変えることができますけどどうします?もちろん録音アリで。)

「やめろ。…やめろ」

仕返しとばかりに一瞬変わる声、流石にこれ以上気持ち悪いのは嫌なのでとりあえずコヤンスカヤに謝罪した

 

 

「先輩?」

「ごめんごめん、独り言!じゃあ行こう!」

 

 

 

 

少々子供っぽい表現かもしれないが…そこからはまさに『大冒険』の3文字だった

 

 

第1特異点 オルレアン

 

第2特異点 セプテム

 

第3特異点 オケアノス

 

第4特異点 ロンドン

 

第5特異点 イ・プルーリバス・ウナム

 

第6特異点 キャメロット

 

第7特異点 バビロニア

 

 

そして

 

 

「終わったのか?」

「ええ、辛く、苦しい戦い…冠位時間神殿ソロモンでの決戦は『彼女』にとって特に大切だった2人の犠牲によって幕を降ろしたのです!」あ、マシュさんはスグ復活しましたねそういえば。

………やれやれ

 

 

周り道を拒まなかったこっちにも落ち度があるが…流石に長すぎる。お前の過去とやらはいつ分かる?

(まだまだ!ようやく折り返し地点といったところですよ?さ、次のシーンに飛ばしますね〜)

 

 

仮想ロシア異聞帯にて…

 

 

ようやくお前の姿が出始めたが…前半は結局何のためにあったんだ?

(立香さんとカルデアについて理解していただくためですわ♡

今のワタクシを語るにあたり、彼女らの説明無しでは意味がありませんし)

 

 

これでも結構な大幅カットをしてるんですよ?とはコヤンスカヤの弁。

「…」

クリプターに異星の神…やりたい放題だな

 

 

(さ、カドックさんが待っています。張り切って行きましょう!)

やれやれ…

 

 

そこからの記録は7つの特異点修正以上の激戦だった

異聞帯という世界、それを成立させている空想樹を伐採してその世界の住民ごと世界を殺す旅…

 

 

俺からしてみれば愉快以外の何者でもないが特に長所も無い『ただの少女』がこれを実行すると覚悟を決めていたとするならばソイツはもう『ただの少女』ではないだろう

 

 

「…」

心なしか鏡に映る立香(彼女)の目つきも変わってきていた

 

 

ロシア異聞帯

 

北欧異聞帯

 

中国異聞帯

 

インド異聞帯

 

大西洋異聞帯

 

ブリテン異聞帯

 

南米異聞帯

 

 

これらの異聞帯に加え、平安京や北米に発生した特異点でも激戦を繰り広げた俺達…いや、彼女らカルデアはついに『異星の神』を打倒した

「…チ」

いい加減にしろ、流石に長いぞ

(もう終わりますよ、アップルジュースでも飲んで一息♡)

 

 

だが人理を脅かす危険のある敵は異星の神が最後ではなかった

…災厄の獣、ビーストⅣ。これまで『コヤンスカヤ』と名乗っていた獣は異星の神をも取り込み、いよいよもって人類に牙を剥き始めた

 

 

もちろんそれを黙って見ている彼女らでは無い。ビーストⅣを倒して人理の脅威を取り除くため、カルデアは最後の攻撃をかけることとなる

…決戦の場はロシア、ツングースカ川上流域。

空間の名は──

 

 

非霊長生存圏 

ツングースカ・サンクチュアリ




今回の夏イベの星5礼装のコヤンとニキチッチを見てテンション上がってる作者のルルザムートです、ハイ。
正直この量で済むなら繋げてもよかったかも…と一瞬思いましたがそれだと7000越えそうなんでやめました
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